下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

シーサーと透明人間

2007-09-16 17:34:01 | パンのパレット
柳原の町にはまだ多くのシーサーが揺れていました。友人の店のカウンターに座ると町の役員さん達の話しが聞こえてきました。町の街路灯から外すシーサーフラッグをどうするのか…外した全てのフラッグをエーサーの踊り手達が貰いたいと申し出ているそうです。シーサーのスタッフTシャツは家族や友人、町に来た人達も欲しがってくれているそうで来年から販売をするとの話しでした。本場?沖縄のエーサーの人達、町で暮らす人達や町に来てシーサーのTシャツを見た人達が欲しがってくれるなんて考えてもみませんでした。昨日ゆうやけ通りで買い物をしていた方もお一人柳原シーサーのTシャツを着ていました。ふだん着になさっているんですね。東京新聞に下町柳原が載っていて二代目の友人は「店長」と紹介されていました。彼には店長なんて似合わないし、大将やオヤジさんならまだしも滑稽な呼ばれ方だと思いました。柳原の人達の意気は上がっているようです。しょこたんのメロン・スカシカシパンも柳原のシーサーも作者の僕は気付かれずに良くも悪くも近くで本音の評価を聞くことができます。まるで透明人間になった気分です。「来年も同じデザインでいいんだろう!?」「えっ!知らなかったの?去年と今年では少しデザインが変わってるんだよ!」「来年も少し変えるよ!」「顔は変えなくていいよね」ちょっとしたシーサーのカルトクイズまで出てきて・・・そうそう、そうなんです。相変わらず幸せの絶頂にいるかのようなデレデレとした笑顔の雄。凛としてるけど楽しそうに微笑んでいる雌。昨年より二人は少し近づいて肩をチョンと当てながらもたれるように外側の後ろ足を上げています。しっかり立ってる雌に比べて雄の足は落ち着きが無く少し浮きぎみ。と今年の変化を危うく透明人間はカウンター席から答えそうになりました。言えなかった訳はシーサー達はもう僕の手を離れて二人で歩いているような気がしたからです。皆に愛されているような気がしたからです。来年のシーサーのデザイン・・・再び僕はヒントをもらえるのでしょうか???販売されるとなると大きく変える事無くシーサー達の微笑ましいシグサの構図が浮かぶかどうか、何処からか降りて来てくれるのか少し心配になりました。それでも店を出る時に友人に一言「店長さん、販売価格の10%ネ!」・・・「悪人!!!」と背中に聞こえたような気もします。描いてる自分で言うのもナンですが、僕もシーサーが大好きなんです。見てからでなく、描く前からね。

柳原の祭

2007-09-16 13:43:58 | パンのパレット
やはり昨夜行ってみました。今年は本祭でなく影とよばれ神社の本神輿に代わり万燈(灯?)神輿が町を廻るそうです。お店を閉める直前に蕎麦道場へのお誘いを受けたのですが訳を話して欠席致しました。