僕がパンの窯入れを始めた時に
少女がお店に飛び込んで来ました。
お店の者が訳を聴く前に
彼女は「あの人変な人なんです!!」と叫びました。
トナさんとTONちゃんが外を見ると
透明の傘をさし肩にバッグをかけた二~三十代の短い髪の男が
薄ら笑いを浮かべて店の中の少女を見ながら通り過ぎてゆくところでした。
走らずに歩いて遠ざかるなんて普通じゃない!
店内から110番、僕はパンを窯に入れ終わり
少女を見れば恐怖で今にも泣き出しそうな顔でした。
トラウマにならなければよいのですが・・・
その男はカメラを持って少女を付回し
パレットの前まで来たそうです。
僕は聖人君主でも正義感が強い訳でもありませんが
カッパを羽織ってキャップを被り男の特徴を聞くと
自転車で消えた行方を追いましたが男を見つけられませんでした。
店に帰るとパトカーが前に停まり自転車に乗った警察官が
「見つけましたか?」と僕にたずねてきました。
パーティーの時間に予約していただいていた
マフィンやミニポップの焼き上げが間に合わず
ご迷惑を掛けてしまいました。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
少女の恐怖で引きつった顔と
薄笑いを浮かべて歩き去った男。
男はマタ誰かに同じ事をするような気がします。
恐怖を感じている人達は世界中の紛争地帯に
いるのでしょうね。以前コソボの写真で見た
子供の顔を思い出しました。
ECCジュニア緑町校のハロウィンパーティの
パンプンプキンマフィンと小さなポップオーバーを
これから焼きます。
お天気が気になりますが楽しいパーティになると
思い願ってます。
Y さんが折角入れてくださったオーダーですが
今回はごめんなさい。いろいろ重なって今回は
できそうにありません。次回頑張ってみますから
またお願い致します。
内層が黄色いパンを焼いたらお届けしますから
お許しくださいね。
なんて伝言板のような活用をしてしまいました・・・