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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

仕事(職場名)は男のアイデンティティそのもの

2007-02-07 | Weblog
ある講座の受講生仲間だったオジサン4人のグループと久しぶりの飲み会で合流しました。

彼らは全員団塊世代、在籍していたのは社名を言うと誰もが知っている大手です。
60歳まで安泰、その後も望めばそこそこ良い仕事にありつける予定だったのに、ちょっと予定が狂ったといったところのオジサンたち。

一人は再就職先を探していますが、世間にそれほど彼が望む仕事の需要がないのに加えて、提示される給料のあまりの安さに愕然としてなかなか就職に踏み切れないようでした。
本人は認めたくないでしょうが、年齢の壁もかなり大きいと思います。

会社に終身忠誠を誓い、会社がそうしろと言えば黒でも白と言って家族を守って生きてきた男性たちゆえ、いろいろな価値観がときに私と真っ向から対立します。
フリーになるとなかなかこういう堅気?のサラリーマンと話す機会がないので、これはこれで貴重な体験ですが、もっと気楽に考えればいいのにと思うこともしばしばです。

有名企業に勤める心地良さは一度味わうと麻薬のような効果を発揮するのかもしれませんが、彼らがこだわるのは仕事内容よりもどちらかというと企業名。
まさに゛就社゛した年代なのだと改めて思い知るとともに、「早期にしろ定年にしろ退職したら、もっと気楽に仕事を考えたらいいのになぁ」と思わされることしきりでした。