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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

退官記念講演を聞きに

2007-02-11 | Weblog
3連休の真ん中、「ちょっとゆっくりできるかな」と思っていたら、危ないところで用事を思い出しました。

かれこれ10年ほど前からお世話になっているある研究会の主宰者であるI先生の、70歳の退官記念講演会がちょっと辺鄙なところにある学舎で開かれたのでした。
退官記念ですが、プログラムは「I教授最終講義」となかなか洒落たネーミングになっていました。
いいなぁ、こういうの…。

こんな機会でもないとなかなか゛退官゛講演を聞く機会はないだろうとはるばる出かけたのですが、講演は正味1時間ほどで終わってしまい、先生が研究者として30年の心血を注いでこられた゛やる気学゛についての成果を話されるのに、1時間では足りないと思ったのは私だけではありますまい。

あとは教え子や先生仲間たち4グループからの花束贈呈式となり、その頃には教え子である司会者の女性も少し声が上ずっていましたっけ。
別れは寂しいものです、たとえ完全な引退ではないにせよ…。(4月から講師として再び教壇に立たれるそうです)

(ひとごとながらこういう場合、ちゃんとプロ級の写真を取れる人を手配し、先生のための特別アルバムを作って記念にさしあげればいいのにと思いました。
何を隠そう、わが父も記念講演こそしませんでしたが、研究室の若い先生がだいぶ前から撮りだめてくださった講義風景ばかりの退官記念アルバムをもらい、退職後も感慨深げに見入っていましたから)

少し寂しい、しかし関係者たちがあたたかく見守る中で行われた゛最終講義゛でした。
I先生、どうもお疲れ様でした。
(先生の経歴の中に偶然のご縁で父の名前が入っているのも不思議な巡りあわせと思えました)

仕事が人を選んでやってくる?

2007-02-11 | 仕事
昨年安くはない費用と結構な時間を費やして取得したキャリコンの資格。
現状は単に資格を取っただけの段階ですが、このまま使わないとホントのお飾りになってしまいます。
どうしようかと使い道を悩んでいたところ、仕事の方からご指名がかかりました。

昨年、知り合った人材紹介&人材派遣会社の社長さんから、「こんな人はいないか?」といきなりのお尋ねです。
生身の人間ゆえ、゛こんな人物を欲しい゛と言われても該当する人がいないとどうしようもないのですが、とにかく細いツテを頼りにあちこちに電話したり、メールしたりと必死にコトに当たる自分がいました。

何だか江戸時代の゛口入屋稼業゛でも営んでいる気分がしますが、ややこしいカウンセリングをしているよりはこちらの方がはるかに私向きで、また強みも活かせそうな気がしています。

いくら頑張っても人は自分のキャラを超えた仕事はできない、というのが私の持論。
このたびハネられてキャンセル待ち(実質もうダメでしょうけど)になった産業カウンセラーは、私にはより深く勉強しても意味がないのかもという気もちょっとし始めました。

この世の出合いにはすべて必然性があり、ホントに必要な物は形を変えたり、時間が経ってからでも、必ず与えられるものと確信しています。
そんなわけで、私の仕事探しも私ならではの形に落ち着かざるを得ないのですが、果たしてどこを適性と指すのでしょうか?

我ながら興味津々です。