暮れに到着して、食事まで時間があったので、みんなと歩いて大和ミュージアムまででかけました。
歩いていく途中に、海上自衛隊の宿舎があったり、昔の名残の鉄道があったりと、この街に呉基地があるということに対してあまり違和感を感じることなく、むしろ溶け込んでいるという印象を受けました。
もう少し歩いて行くと、右側に大きな黒い塊を発見
大きな潜水艦(呉海上自衛隊史料館“てつのくじら館”)でした。
すでに閉館時間を過ぎていたので、残念ながら中の見学はできませんでした
ひとと比べると大きいのがわかりますね。今回は、外から写真を撮るだけで終わりです。
閉館時間が迫っているので、慌ててすぐ近くにある大和ミュージアムへ。
このミュージアムは、当日のブログにも書きましたが、わたしにとってはどうなんだ?というミュージアムでした。
道徳観を持ち合わせていなければ、ただ単にカッコいい!で終わってしまいそうな気がします。
回天のことも書いてありましたが、自国を守るために隊員自ら提案されたものだというのを知って、わたしはショックでした。
ミュージアム内に展示してある戦艦大和です。
旗がわかるでしょうか?実は、このピースサイクルに参加するまえ、中国の方を受入れをし、そのひとと戦争の話などもしました。これからの将来は日本とよい関係を結んでいきたいと言ってくれたんですが、過去の戦争のことはやはりちゃんとした認識をもってほしいと言っていました。そして旗(朝日の)はダメとも。きっと海軍の旗によくない思い出があるからなのでしょう。被害者と加害者の認識のズレをどうやって埋めていくか…難しい問題ではありますが、事実を受け止めつつも、お互いの文化・慣習を理解して、これからの将来よりよい関係を築くことができるようにしていくことが必要でしょうね。わたしは、今回受け入れをして、中国のひとの印象がまた変わりました。本当にすっごくいいひとで!!そう考えると、ひととの小さな草の根交流って大事だなぁと思います。