3月の末にアメリカからの青年を受入れする予定でしたが、今回のことがあってキャンセルということになりました。
受入れができないのは残念ですが、正直こんなときなので安全も考えると安心しました。
ところで、息子は留学先で一緒だった友人たちから大丈夫か?というメールがたくさん届いています。
わたしも受入れをした子どもたちから心配の声をもらっています。
Our prayers are with you.
ありがたいことです。
ところで、ボランティアグループの仲間から教えてもらった映像
ほろほろときました。
被災地の方は疲れがでて、精神的にも肉体的にもギリギリのところで生活をされていると思います。
テレビの映像が流れるたび、どこでもドアがあったらすぐに届けられるのに、とはがゆい気持ちでいっぱいになります。
長野オリンピックからはじまった一国一市町村というか、県、もしくは市町村間が提携して支援ってできないんだろうか、と思ってしまいます。 救助は難しいとしても、避難所への支援に関しては、各都市で訓練された災害ボランティアコーディネーターがそれぞれの市町村に行って調整をし支援をするってことができたらいいのに。それとか提携をしている市町村に一時的に移動避難するとか。
とにかく、直接支援ができない自分にできることは今はとにかく募金くらいですね。
今いろいろな情報が飛び交っているようです。
原発の問題もかなり深刻のようですが、専門家の方の話を聞くと現時点で飛散している放射線量はあまり心配しなくてもいいと言われてます。
っが、よくわからないんです、正直。
赤ちゃんがその量を浴びても全く問題ないんでしょうか?
被曝したときの対応として、服を抜いで袋に入れてシャワー浴びて…そんなことですが、いやいや、シャワー浴びて流れていく水って汚染されてるってことにならないんですか?
密閉された部屋での待機はもちろん大事でしょうが、そもそも密閉は無理って気がします。特に木造住宅。そのひとが被曝してるかしてないか、なんてことどうやってわかりますか?
汚染された物や水を飲んだり食べないようにとはあるものの、目にみえない物質ですからね、誰か教えてくれるんでしょうか?
ヨウ素剤についても「ヨウ素を含むヨウ素剤を飲んではいけません」と注意されています。
もちろんうがい薬とか飲まない方がいいでんしょうけど。
ヨウ素剤は被曝直前に飲むことが一番効果あるとか(40歳以下のひと対象)以前何かで書いてあったんですが、今回はそうではなく大量に放射性ヨウ素が入った場合に医師の処方によって服用する。さらに緊急時に指定された避難所で服用指示があった場合のみ服用してくださいとあります。
確かにヨウ素剤は服用してはいけない病気のひともいるので、その意味でも医者の処方が必要というのはよくわかります、。
ですが、ということはですよ、指定された避難所に行かないといけない、ということと、自分自身が大量に被曝したかどうかということをどこでどうやって情報を得ることができるのか、大量に被曝した時点で移動自体難しそうだし、ヨウ素剤を予防するための薬と思っていただけに治療薬ってことになってて、はっきりいってわけがわからないというのが正直です。
こうなると、なるようになるしかない、こんな気持ちにもなってしまいますね。
でも、幼い子どもたちの命を少しでも守れるもんなら守りたいと思うと、やっぱりきちんとした情報がほしい、そう思ってしまうのです。
放射能も色でもついてて目に見えれば逃げようもあるでしょうが、どこにどれくらい飛散しているかなんてのが逐次わかるわけではないので非常に困りますね。
とにかく、いまは政府からの情報にしっかり耳を傾けて冷静に判断して落ち着いた行動をすること、あとは最悪の事態にならないよう祈るばかりです。
それにしても、、、原発は廃炉にしない限りやっかいだというのがよくわかった気がします。
原発のことがなかったら、地震の被害にあわれた方に対して救援の手を集中して差し伸べることができたでしょうから。