のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

落胆してる場合じゃないけど

2011-03-24 19:48:17 | 雑感

福島の原発事故。

もし、今回この事故がなければ、津波で被災された方々に対してもっと早くに助けに入ることができたんでしょうし、農家の方や酪農家の方も放射性物質が検出されたといって、丹精込めた野菜や牛乳を出荷制限ということで無駄にしていまうこともなかったことでしょう。

さらに、放射能の恐怖で怯えて暮らさなくてはならない精神的な苦痛。

(専門家の立場から行政や事業所に指導する立場にある原子力安全委員会の方や、テレビでコメントしている専門家の方々のことばを今は信じて、できれば必要以上に恐れずにしたいものですけどね)

原子力発電を安全だと言い続けてきたひとたち。

東京都知事さんも以前は安全だと言っていたとか。。。

中電の社長さんも今回の事故を重くみて、さらに安全対策を強化するとか、プルサーマル計画は時期を遅らせるとか。

正直、怒りというよりはガックリ…しました。

 CO2を排出しないというクリーンさだけをCMでは言い、リスクについて触れずにクリーンで安全だと思いこまされここまできてしまいました。(わたしは違和感を感じていたのですが…)  

たとえ廃炉にできたとしても、そして続けるにしても放射能廃棄物を管理し続けていかなくてはならないというなんともお荷物なものを背負い込んでしまった日本。

それでも尚原発を推進しようとする裏側に、いったいどんな思惑があるんでしょうか?

喉もと過ぎれば熱さ忘れる

時間が経つと、ひとびとのこころからこの悲惨な原発事故も忘れ去られ、また同じ過ちを繰り返していくんでしょうね。

でも、そうならないように、子どもたちに負の遺産を渡すことのないように、今自分でできることをしておきたいものです。

コメント (2)
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