キョロキョロしながらの押し歩き。途中まで車が車道脇に停めてあるのを何台かみましたが、いつの間にか車は通らないし、ひともいない、ひっそりと鳥の鳴き声だけが聞こえるようになってきました。
道路は杉などの小枝が落ち、陽射しがあまり届かない木立の間をときどき自転車に乗りながら(もちろん急でない坂のみ)、観音堂を出てから1時間ほど。やっと二組の方と自転車で下ってくる方とすれ違いました。そして少し展望が開けた場所に出たかと思ってちょっとすると観光展望台と書かれた看板がありました。
よくみると展望台まで225段と書いてあるではありませんか。
なら大丈夫か、とそう思い自転車を置いて階段をすたこらと上っていきました。
最初は、1段2段…と数えていましたが、100段くらいに行ったときにはもうすでに息が上がってしまい数える気力も失せあと半分かぁくらいに思いながら歩いていきました。
そして、着いたところは広い、というよりはむしろ狭い場所に小さな展望台がありあまり期待はしていませんでしたが、暗い車道をひたすらほとんど押し歩きしてきたわたしとしてはほっと疲れをいやすことができる有り難い景色でした。
三ヶ根山に三河湾なんかもみられるらしいんですが、きっと空気が澄んでいるときであればみらえるのかもしれませんねぇ。
しばしまったりしながらひとりで眺めふと時間を確認すると、もうお昼過ぎ!まだ半分ちょっと残ってるっさっ、行かなきゃ!