猿投地区で3ヶ月に一回開催されている介護のつどい。
やはりもっと話しあえる時間がほしいと思っていたところ、中学校区の地域包括支援センター保見の里がその間を埋めるように『ミニ介護のつどい』を開催していただけるとの連絡がありました。
特別養護老人ホーム保見の里はわたしが住んでいる場所から自転車で10分もあれば着いてしまう距離にありますが、施設見学する機会もなかったので今回は見学も兼ねてのミニ介護のつどいとなりました。
小規模ということもあり、アットホームな雰囲気の保見の里。
ちょうど小学生が慰問に来ていたため利用者さんの普段の生活を垣間見ることはできませんでしたが、職員さんの話を聞きながら地域に密着しながらのんびりした生活ができているのかなと思いました。
見学をし終わった後、参加者の方と職員さんと共に紹介を兼ねて介護の話になりました。その中でみなさんがそうそうと言っていたことのひとつとして、なかなか男性はディサービスに行きたがらないということ。
男性でなくてもわたしの母も行きたくないと言っていたことはありましたが
やはりプライドがあるから行けないのだろうか?とか、いろいろ話していましたが、自分自身の状態のことをちゃんと受け入れられることができればいいいのでしょうけど、そうでなければなぜ俺がディに行かなければいけないんだ?となってしまうのかもしれません。
もしかしたら、誰かの世話になる…そんな環境に置かれることが恥ずかしいというか、誰からも必要とされない人間になってしまったんじゃないかとか屈辱を感じているのかもしれません。
よくわからないですが、とにかく行かない理由はひとそれぞれあるということでしょう。
そして、もうひとつわたしが共感したのは、介護は365日24時間しなくてはならない辛さがあると話していたことです。
その話をしていたのは男性ひとりでご両親を看られている方でしたが、確かに気の休まるようなことはないだろうなと。
いろいろと工夫して介護されているようでしたが、そのような辛さをこのミニ介護で聞いてよ!と話すことで、少しでも精神的に楽になる時間を持つというのが必要でしょうし、それがまた自分を冷静に振り返ること、案外がんばってるじゃないか、と自分をほめることにもなるのかなと思います。
次回は12月4日。梅坪台交流館で前半はリース作り、後半はおしゃべり会なので、今から楽しみです。
ところで…このミニ介護のつどいの前日、偶然男子フィギュア選手を店でお見かけいたしました。
わたしが住んでいる地域は練習会場が近いため出会うことが多いはずなんですが、わたしは初めて。
今男子フィギュア選手はオリンピック参加枠向けて混戦していますが、ソチオリンピック選考最後のチャンスでもある全日本選手権がんばってほしいものです。