観光展望台からちょっとすると今まで上りだったのが下りへと変わり、それと同時に東の宮の鳥居まできました。
本当はここで自転車を置いて頂上まで行きたいくらいでしたが、なにぶんにも往復でそれなりに時間がかかりそうだったので今回はあきらめて次回の楽しみにとっておくことにしました。
上りの押し歩きから、自転車に乗っての快適な下り。でも、下りこそ一番気をつけなくてはなりません!
慎重になりながら西の宮の鳥居も過ぎ、快適に走っていると何やら気になる看板が。
「血洗の滝」ひえっ~!
なんでも猿投神社の祭神である大碓命が猿投山で毒蛇にかまれ、滝の水で傷口から流れ出た血を洗い流したことからそう名付けられたようです。
車道から150mほど脇道にそれていくのですが、でこぼこした道だったので途中で自転車を置いといてみてきました。
猿投山を流れる水って本当にきれいで、上がっていく途中水飲み場ももちろんあったんですが、こうやってみていると清潔感あふれる水なので傷口にも優しいかもと思えてしまいます。
そして、この血洗の滝をはじめとして(今回上流からです)、本当に次から次へと滝・たき・タキ…猿投七滝遊歩道というのがありました。
二ツ釜滝
そうそう遊歩道はというと、こんな感じなので、さすがに自転車で通ることはできないため、止まっては降りての繰り返しでしたが、すべてを見ることができず、見逃している滝も当然ながらあります。
車道を走っていたわたしは、滝ももうそろそろ終わりなのかな?と思ったときに、ちょうど遊歩道と交わる場所にでました。その標識には天然記念物菊石の文字が!150Mか、じゃっ、行けそう!と思って早速行ってみました。
自転車でも菊石がある場所までは大丈夫でした。とはいえ、歩行者の方がみえるかもしれないので押し歩きでしたが…。
左側のフェンスに以下の説明看板があり、フェンス越しにみえるのが天然記念物菊石です。ちなみに小さい画像の方をクリックすると拡大します↓
最初、あまりよくわからなかったんですが、よ~く見ていたら、なるほど川床に黒く丸い形、甲羅みたいなものがいくつもあるではありませんか。
これが菊石か、と中学生のころからイメージしていたものと違っていたので、あらためてきちんと菊石なるものが実際に見ることができてよかったと思いました。
そうそう、菊石といえば浦野酒造さん…、この猿投山の伏流水を使っているんですよね。ん~飲みたくなってきたぁ!
そんなことを思いながら、また来た道を引き返して再び車道に出て自転車で下りはじめました。
すると…あれ?何か水が流れる凄い音、と思い川が流れている右を見てみると大きな滝があるではありませんか。
少し走ると広沢大滝の案内看板があり、せっかくなので自転車を置いて滝の近くまで行ってみました。もしかしたらこの広沢大滝が一番落差があったかもしれません。ビデオを撮りたかったのですが、デジカメの電池が切れてしまいビデオが撮れず、結局写真のみ。音付きだと迫力があっていいんですけどね。残念
こんな具合で、ぐるりと猿投山を一周してきましたが、心残りもいくつかあるので次回もう一度リベンジしたいと思います。とはいえ、次は春かなぁ。
走行距離24.7km
~おまけ~
あまり花は咲いてないかなぁと思ったんですが…
コウヤボウキ
アキノキリンソウ
アキチョウジ?(ピントは葉っぱに)