のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

市内散策1/3~近代産業とくらし発見館~

2014-08-03 16:44:51 | 豊田市を自転車で散策

7月23日(水)

20日に出かけたとき、久しぶりに西枝下用水緑道の案内看板を見て少し通ってみたいなということもあって、市街地散策をメインにしてみました。

まず最初に訪れたのは、“豊田市近代の産業とくらし発見館”です。ここは大正10年に旧愛知県蚕業取締所第9支所(国登録文化財)と建てられた施設です。

以前にも何度か訪れていますが、ときどき面白い企画展がやっていたりするのがいいのですよね。今回はここで企画展ではなく、講座ということで、とはいっても自由散策になるのですが、『ぶらコロモ~路地めぐり編~』をやっていることだったというので、それをちょっと受けてみようかなということで。

地図と3択問題が書かれたパンフレットをみながら街中散策をするのですが、9月30日までに回答すると粗品がいただけるということで、今回はまず半分だけ。考えてみたら、街中にくることはあってもなかなか路地裏まで必要がないためいかないので、ちょうどよい機会でした。

中でも今回一番見たかったものは、白瀬中尉終焉地の碑が建っているところ。

 豊田に移住してわずか3週間後に死去

“南極観測船しらせ”を知っている人も多いかと思いますが、こうした南極観測ができるようになったのも白瀬中尉と仲間たちの功績によるものです。

今でこそ白瀬中尉の偉業をたたえられていますが、当時は南極探検に関心のない政府からの支援を受けられず、ある意味民間の力だけで南極探検となりました。さらに他国と比べ小さく貧弱な船での航行は無謀ともいえるものでしたが、野村船長による優れた航海術によって成し遂げられ、それは世界から賞賛を受けることとなりました。また厳冬における樺太アイヌの仲間による知恵なども大いに力となったようです。

ですが、結局膨大な資金を民間だけで補うことはできなかっため(後援会の使い込みもあったとか?)、帰国後は白瀬中尉が借金返済のために大変苦労をされたということです。

 

さて、市街の路地を巡りながら問題を半分解いた後は、エコフルタウン(豊田市低炭素社会モデル地区)へ。

以前(2年前1年前)行ったときはまだ未完成ということでしたが…。

コメント (2)
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