テレビでは震災に関する報道特集が多いのですが、ラジオから東京大空襲のことについて寄せられたおたよりに思わずハッとさせられました。
きょうは71年前に東京大空襲があり、この日だけで10万人以上と言われているほどの死者がでたと言われています。
そういえば、朝ドラの『ごちそうさん』を見ていた時に、空襲に備えて防空訓練をするシーンで、焼夷弾の恐ろしさを知った主人公の夫が火を消すなんて無意味だから早く逃げた方がいいといって捕まってしまったというようなことがあったことを思い出しました。
当時防空法(「検証・防空法」という本があるので一度読んでみたいものです)というものによって逃げられない状況であったことや、情報統制による空襲に対する国民の認識の甘さが多くの犠牲者をだしたことを知り、あらためて戦争とは、国民を助けるというよりむしろ自国民を死に追いやる恐ろしいものだと思いました。
今、アメリカ大統領選で共和党指名候補者の指名争いでトランプ氏が大人気のようですが、ひとの憎しみや不満で膨れ上がっていく魔物のような感じがして不気味だし、ISISや北朝鮮など不安なことはたくさん。
なんとか世の中平穏でいられるようにと願ってしまいます。