ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

7巻発売に備える Harry Potter and the Half-Blood Prince (1)

2007-06-07 00:21:21 | ハリポタ6巻
Chapter 1 The Other Minister
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ブレア首相引退宣言を聞き,なかなか感慨深い章でございます。(笑) ただ,この話1996年頃設定という事になっているので,このマグルの首相は年代的には,ブレアさんじゃなくてメイジャーさんのはずなのですが,ローリングさんはどちらを意識して書かれたのでしょうね?

ファッジさん,ずうずうしくも,マグルの首相に,座ってウィスキーを飲む事を勧めて(ってそこは君の家じゃないんだぞ)いますね。この巻は,応接でウィスキーやワインなどお酒を飲むシーンが多く,またその結果として印象的なシーンも多いですね。伏線と言うにはあまりにいろいろあり過ぎです。

当時ハリーの世界では,いろいろ不穏な事件が勃発していました。そう言えば,6巻の発売のほんの数日前,現実の世界でも大変な事件が起き,不謹慎にも,魔法の世界の出来事とリンクしてしまいました。そのロンドン同時多発テロの起きたのは,2005年7月7日,七夕の日の事でした。(ああ,だから7巻を7月7日に発売する事はできなかったのですね。)

Chapter 2 Spinners End
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この章もワイン登場です。

以前から一応そうでしたが,6巻は特に章の名前の付け方が凝ってますね。
Spinners Endは,通りの名前ですが,おそらくスネイプ先生のマグルのお父さんは,Spinner(紡績工)だったのでしょうね。Endには「方面」「側」という意味がありますので,Spinnerはスネイプ先生を表す言葉であり,これはスネイプ先生側の事情を説明する章だ,と,言い表してもいるようです。ちなみに,spinnerの原型spinには「情報操作」の意味もあるそうで,そう言えば,この16年,D先生,V卿,S先生の間で繰り広げられた,三つ巴の情報操作の駆け引きの歴史が語られておりますね。(笑)

スネイプ先生はルシウスも「ルシウス」とファーストネームで呼ぶんですね。純血にこだわるマルフォイ家が,マグルのお父さんを持つスネイプ先生とこれほど仲が良いのは,何か事情でもあるのでしょうか? ナルシッサはドラコの件で他言を禁じられているようですが,それが何かトラブルの基にならなければいいですねぇ。。

Chapter 3 Will and Won't
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校長先生が来るってのに,ハリー,文字通りの爆睡。どえらい大物です。(爆)

ダンブルドア先生,ホントに厚かましくダーズリー家に上がり込み。実はハリーへの扱いを怒っていたのでした。で,またしてもお酒,今度はハチミツ酒です。6巻は大人の本だと言いたいのかなあ?

この後ろの章で説明もあるし,前の章のベラシシ姉妹も含め,魔法使いが姿現しするどの場面でもそうなのですが,ダンブルドア先生も,マグルの家だからあまり慎重になる必要はないと思うのですが,やっぱり習慣? いきなり家の前に現れるのではなく,どこか1~2キロ離れた所から歩いてきているような気配がありますね。(笑)

この日の彼の服装は,中途半端なマグルの服ではなく,本格的に魔法使い(黒い旅行着にとんがり帽子)です。


○○箱(ネタバレ注意!)

2006-06-05 14:26:23 | ハリポタ6巻
ハリポタ6巻ネタは,こちらでもうとっくに解禁としてはあるのですが,実はホントにネタバレに触れるのは初めてなのでドキドキです。

‥て言うか,記念すべき初ネタバレ記事がこれか!(笑)

分霊箱ですか!
分霊箱ねぇ~,分霊箱。。。(^o^)(^o^)(^o^)(^o^) すごいウケてる。

いや~,でも,うまいなあと思いますよ。何気ない訳し方なんですけど,Hor(恐ろしいもの)+crux(重要なもの)という見かけの意味に捉われ過ぎたら,こんな訳は出てきませんよ。やっぱこういう日本語のセンスがないと,翻訳家にはなれないわけですね~!


日本語は有利,なのか

2006-05-19 01:17:32 | ハリポタ6巻
ポタ6巻を読んだという報告,日本語で読むんだから続々,‥と思ったら,意外と,1日1章にしよう,とか,土日にしようとか。(笑) でもちゃんと読んだ人は,たったの2日しか経ってないのに,あっけないほど,ちゃんと内容を捉えていますね。私は英語で読んだら,読み終わっても,飲み込むのに数日かかったのに,日本語だと読んでそのまんまストレート,っぽい。そんなもんか~!


ハリポタ6巻解禁日

2006-04-16 08:34:11 | ハリポタ6巻
翻訳版発売日まで,いよいよ1ヶ月と1日です。
ネタバレブログがあるので解禁も何もあったもんではありませんが(笑),こちらの表ブログでのハリポタ6巻解禁日は5月20日にする事に致しました。なにゆえ20日かと言えば,翻訳版発売日の5月17日は水曜,原書が発売された時も,3日後に読み終わっていたという「つわもの」が多数おりましたので,3日後の土曜になれば,まあ読む気のある人は読み終わっているだろうと判断した為です。(笑)


HBPオーディオクリップ

2005-08-21 22:04:14 | ハリポタ6巻
Stephen Fryさんの朗読をお待ちの皆様,お待ちどうさまです。Bloomsburyからサンプルクリップが出ました。こちらから,「Half-Blood Prince audio book clip」を右クリックするとゲットできます。やや音が切れ切れですが。。。録音されているのは10章です。ネタバレに注意しましょう。9/6までだそうですので,お早めに。


だって3000円も違うんだもん‥‥

2005-08-19 08:04:50 | ハリポタ6巻
UK amazonで,去年の12月にROTK SEEのDVDを買って以来の大物をぽちっとなしてしまいました。
日本版は,11,360円(ギフト券250円込みです),このUK版は,Postage & Packing feeを払っても,41.17ポンド(=8,156円)。それに日本版,UK版と言ったって,中身はどちらもおんなじUK版だし(笑),ギフト券250円は捨てる事になってしまいますが,それでも3204円の差は捨てがたくて。まあ到着が1週間遅れるだけですから。。。


タロットでも‥

2005-08-13 23:57:12 | ハリポタ6巻
***ハリポタ6巻ややネタバレ気味の話題なのでご注意。***
占いをするつもりはほとんどないのですが,ハリポタ6巻にタロットが出てきて,ちょうどアマゾンのギフト券を消化しなくてはならなかった事もあって,久しぶりにちょっと興味を持って買ってみました。まあどうせハリポタにちなんで買うならという事で,中世イギリスのタペストリの絵を参考にしたという絵柄の物を選びました。

買ってみたら,これがなかなかかわいい絵で,タロット特有の気味悪さもあまり感じず,気に入ってます。(実際ハリポタに出てきたのは,魔法使いの世界のですから,もっと怖い物なんだろうなあとは思いますが。)


ハリポタ6巻1回目感想

2005-08-10 22:22:05 | ハリポタ6巻
とにかく,読み終わったと言うからには,感想を書いてみようと思います。
が,こちらのブログでは,今年一杯は,ハリポタ6巻のネタバレ,特に,HBPの正体についてと,誰かが亡くなったのかどうかという話題は抜きで,感想に挑戦したいと思います。

まず,私にとっては1番印象的だったのは,読み終わった直後と,12時間後,また数日経つと,どんどん感想が変わっていくという事です。ここではもちろん具体的な事は書きませんが,1回さっと読んだ事を,感想を書こうとしてもう1回チェックすると,それだけで全然違う視点になったり,新しい発見があるんですよ。これは2回3回と読んでいくと,またまた感想が変わってきそうですね。次に読むのがまた楽しみになってきてしまいますよ。

そして,既に何度か取り上げましたが,6巻は読みやすかったですね。それは話が短い事や字が大きい事もありますが,ストーリー的にも,3巻までのようなワクワク感が戻ってきて,この先どうなっているのかなあと期待しながら楽しく読めました。4巻5巻で諦めた方が多いですが,できれば,ぜひ再挑戦して頂きたいですね。

キャラクタ達については,お馴染みのメンバーは,それぞれ今までとは違う一面を見せてくれた人が多かったです。特に今回はハリーにちゃんと成長が見られた事が収穫かな。ただ,ある部分は確かに頼もしく感じるのですが,ある部分はまだまだ「ええ~!?」な所もあり,どうしても一気に完璧とは行かないのもこのシリーズのお約束で,これもご愛嬌かなと思います。

5巻を読み終わった時点では,正直言って,6巻7巻というのはさらに難しくなるのではないか,楽しみにしていていいのだろうか,自信がありませんでしたが,6巻を読み終わった今,そんな心配はないと確信が持てるようになりました。6巻は今まで何年もかけて,長い間読んできた苦労がようやく報われかけたような気がしました。

‥そして,今,ほんっと~に,7巻が楽しみです。


Run!Run!Run!