ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

By Murder's Bright Light (3)

2011-08-31 12:19:51 | Athelstan・Doherty
By Murder's Bright Light (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)By Murder's Bright Light (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
価格:¥ 745(税込)
発売日:1994-10-06

God's Bright Lightは,カレーとドーバーを行き交うフランスの貿易船を襲って金品を奪う船。当時,国の黙認の下にそういう事をやっていたのね。まるで,今のソマリアみたい。

今回,9月末に出航,10月半ばにフランスのある釣り船を襲った時,ロフェル船長はとても嬉しそうだったけれども,その後腹痛に悩まされて亡くなったようです。ロフェルとオスプリングは友達ではなく,ビジネスの付き合い。しかし,人殺しビジネスでした。

一旦教会に戻ったアセルスタンに,アシュビーは何か手伝いたいと。そこでアセルスタンは,蝋燭の手入れをお願いします。それと,退屈したらボナが相手をしてくれると。

アセルスタン,アシュビーはエイベリン嬢の何かを知ってて庇っていると見ます。しかしこのままでは,保護期間が終わればアシュビーは確実に殺人罪。

アセルスタンとクランストンは,God's Bright Lightの隣に停泊するHoly Trinityを訪れます。当時,テムズ川から大型船に入るのは,まあ今でもそうなのだろうけど,かなり危険だだようで,軍隊経験のあるアセルスタンですら,クランストンに手を引いてもらって,どうにか乗れたようです。

クロウリーはクランストンの旧友で,2人の挨拶は賑やか。しかし,他の船員,航海士フィリップ・ケイブ,書記ディド・コフリー,船医ヴィンセント・ミンター,衛兵長トスティグ・ペベリルはフレンドリーではありません。ミンターによれば,ロフェルは10/14に腹痛を訴え,薬を投じたが20日に亡くなったとの事。アセルスタンは毒殺を疑います、が,ミンター曰く,船では腸の病気は珍しくない,ネズミが食べ物に糞をし,水は黒く,ビスケットはゾウリムシだらけ…。また,ロフェルはワインを持っていたけど,コフリーが一緒に飲んでいる。

アシュビーに関しては,主人であるオスプリングが海嫌いなので乗船していたとの事。アシュビーはオスプリングを嫌悪していたそうです

ロフェルには(当然)娼婦がいるが,中でもお気に入りは,ベルニシア。船員が亡くなった時は,指輪を「指ごと」与えていたそうな(汗)

見張りが消えた件については,もっと不思議。船に誰にも気付かれずに乗り降りするのは大変難しいのだが,あの日誰も乗り降りした気配がなかったとの事。


Run!Run!Run!