ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

今頃、ハリー・ポッターと死の秘宝Part2の感想

2012-01-21 12:56:09 | 映画
半年前に書いていた感想が、ひょっこりevernoteから出てきました(^^;)


良かった。ただ、戦い中心。校長の家庭事情は語られず、双子の奮戦の様子は描かれず、原作を読んでない人はきっとW家の誰が死んだのかわからなかった、いや、ロンの家族が犠牲になった事すら気付かなかったろうね。死の秘宝もちゃんと語られず。…この辺り期待してたら、NGだろうね。

ドラゴンは人によって賛否ありそうだけど、虐げられ傷付いたドラゴンだからね、私は気に入ったよ。

ゴブリンがこんなにはっきりくっきり描かれたのは初めてかも。意外とツボかも。

ベラ姐さん演技超うまっ。ハーが特殊メイクしたんじゃないかと思ったほど。(笑) 今回7人のハリー以外ポリジュース使ってなかったので、ここはどうするかと思っていたけど、ベラ姐さんのうまさで大成功。
ただ、今回のベラ姐さんとしての活躍はいまいち。原作からそうだったな。この辺まだまだ成長の余地があるローリング先生。

スネイプ先生がハリーの瞳を一目冥土の土産に頂く名シーンと、彼の記憶、駆け足だったけど、素晴らしかったよ。このシーンは長い長い、指輪物語より長いポタの、最大のご褒美なのだから。期待は裏切られなかったと思う。幼少期のスネイプ君、リリーちゃんも、ペチュニアちゃんも、可愛いねえ。

気に入らなかったのは、「あの杖」の扱い。ただ単に捨てちゃいましたよね。(汗) 原作では、ハリーは最強の杖で自分の身の丈に合った最初の杖を修理して、それを選んだ。すごく大事なシーンだと思っていたのに、ちょっとがっかり。しかもあの杖は校長室に置きっぱだったでしょ。今後もしローリングさんが続きを書くような事になれば、あれだけはっきり捨てるのはまずいのでは?

ドラコが生きてると聞いてすっくと立ち上がった母さんの美しかった事。これも大事なシーンだよね。1巻で友達に立ち向かったネビル君に小さな加点が与えられたけど、最後にデスイーターから離れたマルフォイ一家のこの行動の伏線だよね。

Shahnameh : 12 The Vengeance of Kai Khosrow

2012-01-21 12:40:45 | Kindle
皇帝Kai Khosrowの弟と知らずに、ってか、知っていたのに、勢いで討ってしまったイラン軍の運命やいかに…

当然、予想通りカンカンのKai Khosrow。Toosに対して「こやつもこやつの象たちもシンバルも許さんっっ!!」と、言って、帰ってしまいます。困った重臣達は、Rostamに助けを求めます。Rostamの仲介により、ようやくToosへの怒りも解かれ、Kawahのエプロン復活。

イラン軍が立て直したの聞いたTuranのAfrasiyabは、こちらも準備万端。しかし、Rostamがいないとイラン軍は全くダメダメと知り、ちょっと嬉しいAfrasiyab。実際、次の戦いはTuranの勝利に終わりました。

これではダメだと悟ったKai Khosrowは、Rostamに出動を命じます。一旦第1線から退いたRostamでしたが、Shahの命とあれば、と、出動。その間も負け続けたイラン軍ですが、Rostamがやってくると聞いたGudarzの軍はとても信じられない様子。PiranはかつてのRostamの強さが怖いと思いますが、KhakanとKamousが一蹴。「我々が倒します」

ある夜、見張りの兵が高らかにRostamの訪れを知らせると、イラン軍の志気が再び上がり、ついに勝利。

一方、Piranは勇敢な騎士を呼び出し、恐ろしいのはRostamだけ、と、打ち明けます。するとKamousは、自らの恐怖も隠し、Rostamの強さを破ると誓います。

KamousはRostamに一騎打ちを申し込みます。彼らはさしで戦いますが、ついにKamousを捕まえたRostam、味方の将軍達に、「彼をどうするか」と尋ねてKamousを彼らの中に投げ込み、将軍達が槍で突き刺しました。(汗)。。。こういう一騎打ちの方法が認められていたのね。。。

これを聞いたKhakan、復讐しようとRostamに一騎打ちを申し込みます、が、RostamはPiranに会う事を希望。何故なら、Piranは義理の息子Saiawushの死を悲しみ、Kai Khosrowとその母に情けをかけた人物でもあるから、です。

早速訪ねてきたPiranに、息子やKai Khosrowの事で礼を言うRostam。そしてKai Khosrowの所に一緒に来て欲しいと頼みます。

Piranは、Rostamとの友情は忘れないが、Afrasiyabへの忠義の為に、彼らを裏切ることはできないと言います。Piranの言葉は真実と悟ったRostamは、仕方なく敵味方に分かれる事に。
その後、Rostamの大活躍でイランは大勝します。Turanの大将達をことごとくやっつけるRostam、ですが、Piranだけには手を出しませんでした。やがて、PiranはAfrasiyabに逃げる事を進言。空になった王宮を占領したRostamは戦利品をたくさん頂き、部下と祝いの酒を酌み交わしました。

そして帰還すると、Kai Khosrowが御自ら喜んでお出迎え。祝宴は1ヶ月ほど続きましたが、Rostamは、父Zalに会いたいと言って、座を辞します。

しかし、しばらくすると、ある男が宮廷を訪ねます。男によると、野生の傷ついたロバがいるのですが、そのロバの吐息はまるでライオンのようで、恐ろしいので誰か人を出して何とかして欲しいとのこと。実はそのロバはAkwanというDeevと見抜いたKai Khosrowは、退治できるのはRostamだけと悟り、召喚。それに応じたRostamは、愛馬Rakhshと共に、Deev探しに出発。

そしてRostamはDeevロバ(^^;)を発見。Rostamは何とか捕まえようとしますが、その度にロバは消えてしまいます。くたびれたRostamは、安全な場所を見つけて一眠り。。。それを見つけたDeevは、Rostamを周りの岩ごと持ち上げ、どこかに捨てようとすたこら歩き出します。気が付いたRostam、一瞬慌てますが、Deevは「山に投げ落としてやろうか、それとも海が良いか?」と聞きます。これはDeevの策略とみたRostam「水に溺れる者はSeroschの顔を見る事ができずそれ以上生きる希望を見いだせないと聞いたが」と答えます。

それを聞いたDeev、「一休みしなけりゃ良かったな」と言って、Rostamを海に投げ込みます。彼は右手でワニと戦いながら左手で泳いで岸にたどり着き、Deevを見つけた場所に戻ります、が、Rakhshがいません。慌てて探すと、RakhshはAfrasiyabの馬と一緒で、見張りが待ち伏せしていました。しかしRakhshはRostamの声を聞いて自力で脱出、見張りをやっつけると、他の馬達を拝借。

そこへのこのこ出てきたAfrasiyab、Rostamを見つけて、彼の兵達に戦いを挑ませます。Rostamはたったの1人でしたが、60人を剣で、40人を鎚矛でやっつけます。これはまずいとAfrasiyabはまた逃亡。

するとそこへDeevが出てきます。Rostamは弱っていると予測してきたのですが、Rostamは元気一杯(笑)、Deevをやっつけ、Kai Khosrowのもとへ。Rostamの活躍談と戦利品(馬)に大喜びの皇帝は、Rostamに側にいて欲しいと願い出ますが、Saiawushの復讐がまだです、と、言って、Rostamは宮殿を後にします。



Run!Run!Run!