しばらく平和が続きましたが、ある時、Turanの国境近くからやってきた人物が、野生の猪に畑を荒らされ、作物が取れずとても困っていると陳情が来ました。
そこで、Kai Khosrowが獣討伐に行く者を募集した所、手を挙げたのはGeewの息子Bijan。親父は若い一人息子を案じて辞退させようとしますが、Bijanはききません。Kai Khosrowは、Girginという賢人を同行させる事を条件に問題の起きている土地Armanに行く事を許可しました。
旅に出た一行、火を炊きワインを飲んで、Girginが休もうとした所、Bijanは、「まだだ、先に行って猪を見つけよう」と言います。しかしGirginは「1人で行くが良い。この仕事はそなたの物であり、褒美はそなたの物だからな。私はただ見ているだけだ。」
Bijanは驚きながらも、気に留めず、先に進むと、2頭の猪が彼の前に出て倒れ込みます。しかし彼はこれを刺し殺すと、彼らの隠れ家を遅い、全ての猪を殺して牙を抜き頭を馬具に下げて戻ってきました。
Girginは意気揚々と戻ってきたBijanを見て、妬み満載。でも何でもないふりをして2人で祝杯をあげます。そして、自分はこの土地を知っている。近くにAfrasiyabの秘密の庭園があり、後宮の美しい女性達がいる、一緒に見に行かないか、と、誘います。これを聞いて有頂天になったBijanはのこのことついて行きます。そして、いよいよ到着。待ちきれないBijan、覗いてみると美女達に混じってひときわ美しい女性が。。それはAfrasiyabの娘Manijehでした。
しかし、Manijehは、Saiawushの再来かと思うほどのBijanの美貌に一目惚れ、侍女を送ります。そして2人は3日3晩祝宴を催しましたが、Bijanはイランに帰る気はなく、Manijehも春の庭園の季節が終わっても彼と別れる気はなく、ワインに睡眠薬を忍ばせてBijanを眠らせ、Afrasiyabの家まで連れて帰ります。そして侍女の後ろにしっかり隠していたため、誰も彼の存在には気付きません。
目覚めたBijanは、Afrasiyabの館にいると知り、心配になりますが、Manijehの愛がそれを忘れさせ、ついつい時を過ごしてしまいます。
しかし、ついに、彼の存在を発見した輩登場。彼はAfrasiyabに、Manijehがイラン人を匿っていると告げ口。怒ったAfrasiyab、「そいつはおしまいだ」弟のGersiwazを刺客ととして後宮に送ります。GersiwazがManijehの居室に入ると、果たして、そこにはリュートを演奏する達の中にManijehとBijanが座っていました。
Bijanは剣も武器もなく、今日が人生最後の日になるかもと、恐れますが、かろうじて持っていた短剣を突きつけ、Afrasiyabに会わせろと言います。そして望み通りAfrasiyabの御前に出されたBijan、獣退治に来た所から話を始め、仲間に騙されて庭園に誘われたと証言しますが、Afrasiyabは信じず、絞首台を準備させます。Bijanは、自分の死をイランの復讐をもって償うよう祈ります。
この絞首台をPiranが見つけました。事情を聞いたPiranは、Afrasiyabを、今この若者を処刑すればイランが復讐に来る、我々の国は迎え討つ準備ができてない、と、諭します。Afrasiyabは、Bijanに鎖を付け、砂漠に穴を掘り、Akwanが海から持ってきた石で封印隠してしまう事にします。そしては、Manijehを王家の恥をさらした不貞の娘として、ベールや贅沢な衣服を取り上げ、宮殿を追放します。
Manijehは、Bijanの居所を昼も夜も探し続け、ついに見つけましたが、石をどける事ができません。しかし、ようやく手を入れる事のできる穴を作り出す事ができ、喜んだ彼女は、毎日町に出て、食べ物を乞います。人々は、彼女がAfrasiyabの娘とはわかりませんでしたが、彼女を気の毒に思い、パンを与えてくれました。そしてそのパンを、穴からBijanに与え続けました。
その頃イランでは、帰国したGirginが、話をでっちあげ、自分が獣をやっつけた事にして、Bijanは野生のロバに姿を変えたDeevにさらわれたと言います。しかしKai Khosrowは嘘を見抜いて、牢に入れました。「Bijanの行方が確認されるまで、そなたをガードしよう。」
Geewは一人息子が行方不明になってとても悲しみましたが、Kai Khosrowは、捜索隊を出し、Nuerouzの祭りまで待つ事にしよう。もしそれまでに見つからなかったら、水晶玉に尋ねてみよう。
しかし、結局、Nuerouzの祭りまでBijanを見つけた者はいませんでした。祭り当日、Kai Khosrowは、Ormuzdと一緒に水晶を覗きます。すると、Ormuzdが、穴に隠されたBijanと、彼の世話をする高貴な娘を発見。Kai Khosrowは、Geewを呼び、この石をどけてBijanを連れて帰れるのはRostamだけだと言います。
そして、Kai Khosrowの命で、RostamがBijan救出に向かう事になり、Geewは早速Rostamを訪ねます。Rostamの父Zalは、皇帝がGeewのような強い男を差し向けて来るとイランに禍が起きるのでは、と、心配しましたが、事情を聞いて納得し、歓迎します。
Geewの話を聞いたRostam、目に涙を浮かべ、Bijanをこの手に戻し彼をつなぐ鎖を解くまで、Rakhshの鞍を下ろす事はないでしょう、と、約束。そして、Kai Khosrowの宮殿へ。そこでRostamは、Girginに会います。Girginは、今は彼の行いをとても後悔していると涙で訴えます。するとRostamは、渋る皇帝を説得。次に、皇帝は、どの位の兵が必要か、と、訪ねます。するとRostam、今回はBijanを救うのに大軍は必要ありません。商人となり、カーペットや宝石を売る商人になりすましたいと思います。
Rostamは、王の宝物庫から宝石や駱駝等を借り、7人の勇敢な兵士に商人の服装をさせ、国境に秘密吏に兵を配備します。キャラバンが最初に訪れたのは、Khotenの町。ここでRostamは宝をPiranに差し出し、許可を得ると、そこで商売を始めます。
やがて、イランから来た隊商の店が評判になっていると聞きつけたManijehがやってきます。そしてRostamと知らずに、イランではBijanを心配されているのでしょうか、商人さま、どうか、お帰りになった時に、Geew様、Kai Khosrow様、Rostam様にお伝え下さい、早く助けないと彼は死んでしまうと。
しかし、秘密がばれるのを恐れたRostam、彼女が誰かわからないので、私は卑しい生まれで、Geewも行程も知らぬ。邪魔をしないでくれ、と、言います。するとManijehは泣きながら、イランの方は貧しい者の知らせは受け入れぬのですか?
Rostamは、ひどい事を言ったと後悔し、そなたはどなただ?と訪ねます。
Manijeh、私はAfrasiyabの娘です。Bijanの為に追放されました。。そしてManijehは今までの事を全て話ます。これに動かされたRostamは、彼女に食物を与えますが、鶏肉の中に自分の秘密の指輪を仕込みました。Bijanがこれを見つけると、嬉しくて思わず笑い出します。
Manijehは、彼が狂ってしまったのかと心配になりましたが、Bijanは、「今は言えません。女性は秘密を守りませんから」
これを聞いて悲しむManijeh。Bijanは後悔して、「では、必ず秘密を守ると誓って下さい。そして、その商人に、おお、Pehlivaの王の中の王よ、あなたはRakhshの主人ですか。と尋ねてみてください。」
Manijehは言われた通りにします。
するとRostam、Manijehに、火葬用の木の枝を積むよう命じます。木の棘でManijehの柔らかい肌は傷つきましたが、それでも彼女は喜んで積みました。そして、7人の勇者を引き連れて、Bijanが捕まっている穴に向かいます。7人は石を動かそうとしますがびくともしません。Rostamは
神に力をもらえるよう請い、Bijanに尋ねます。
「Girginを許してやってくれるか? あやつはとて
も後悔している」
しかしBijanは、「あなたは本当の事を知りません。私は彼に復讐したいと思います。」
しかしRostam「そなたがそのように意地悪で私の言う事を聞かぬなら、私はRakhshに乗って帰国するしかない」
さすがに参ったBijan「言われた通りにします」
Rostamは入り口をふさいていた岩を投げ、中に入ります。するとすっかりやせ衰えたBijan。鎖をはずして、国境の町に連れ帰ります。RostamはこれからTuranと戦うつもりだが、そなたは疲れているだろうから…と、言うと、Bijanは、いいえ、女に守られたままではいられません、と、頑なに休養を拒否。
2人はAfrasiyabの屋敷に押し入り、Rostamは、Bijanを置き去りにした事を責め、仕返しに来たと宣言。Afrasiyabはびっくりして家来を探しますが、既にRostamの手に落ちてました。かくなる上は、と、Afrasiyab、敵前逃亡。Rostamは、戦利品として、奴隷や品物をたくさん頂きました。
国に帰れば、Kai Khosrowはもちろん、GeewもGoodarzも大喜びです。Rostamが国へ帰ると、Kai KhosrowはBijanを直々に呼び出し、何か起きたのか、話を聞きます。Manijehの話にはことのほか感動し、生涯彼女を大事にするように、と、命じます。めでたし、めでたし。
そこで、Kai Khosrowが獣討伐に行く者を募集した所、手を挙げたのはGeewの息子Bijan。親父は若い一人息子を案じて辞退させようとしますが、Bijanはききません。Kai Khosrowは、Girginという賢人を同行させる事を条件に問題の起きている土地Armanに行く事を許可しました。
旅に出た一行、火を炊きワインを飲んで、Girginが休もうとした所、Bijanは、「まだだ、先に行って猪を見つけよう」と言います。しかしGirginは「1人で行くが良い。この仕事はそなたの物であり、褒美はそなたの物だからな。私はただ見ているだけだ。」
Bijanは驚きながらも、気に留めず、先に進むと、2頭の猪が彼の前に出て倒れ込みます。しかし彼はこれを刺し殺すと、彼らの隠れ家を遅い、全ての猪を殺して牙を抜き頭を馬具に下げて戻ってきました。
Girginは意気揚々と戻ってきたBijanを見て、妬み満載。でも何でもないふりをして2人で祝杯をあげます。そして、自分はこの土地を知っている。近くにAfrasiyabの秘密の庭園があり、後宮の美しい女性達がいる、一緒に見に行かないか、と、誘います。これを聞いて有頂天になったBijanはのこのことついて行きます。そして、いよいよ到着。待ちきれないBijan、覗いてみると美女達に混じってひときわ美しい女性が。。それはAfrasiyabの娘Manijehでした。
しかし、Manijehは、Saiawushの再来かと思うほどのBijanの美貌に一目惚れ、侍女を送ります。そして2人は3日3晩祝宴を催しましたが、Bijanはイランに帰る気はなく、Manijehも春の庭園の季節が終わっても彼と別れる気はなく、ワインに睡眠薬を忍ばせてBijanを眠らせ、Afrasiyabの家まで連れて帰ります。そして侍女の後ろにしっかり隠していたため、誰も彼の存在には気付きません。
目覚めたBijanは、Afrasiyabの館にいると知り、心配になりますが、Manijehの愛がそれを忘れさせ、ついつい時を過ごしてしまいます。
しかし、ついに、彼の存在を発見した輩登場。彼はAfrasiyabに、Manijehがイラン人を匿っていると告げ口。怒ったAfrasiyab、「そいつはおしまいだ」弟のGersiwazを刺客ととして後宮に送ります。GersiwazがManijehの居室に入ると、果たして、そこにはリュートを演奏する達の中にManijehとBijanが座っていました。
Bijanは剣も武器もなく、今日が人生最後の日になるかもと、恐れますが、かろうじて持っていた短剣を突きつけ、Afrasiyabに会わせろと言います。そして望み通りAfrasiyabの御前に出されたBijan、獣退治に来た所から話を始め、仲間に騙されて庭園に誘われたと証言しますが、Afrasiyabは信じず、絞首台を準備させます。Bijanは、自分の死をイランの復讐をもって償うよう祈ります。
この絞首台をPiranが見つけました。事情を聞いたPiranは、Afrasiyabを、今この若者を処刑すればイランが復讐に来る、我々の国は迎え討つ準備ができてない、と、諭します。Afrasiyabは、Bijanに鎖を付け、砂漠に穴を掘り、Akwanが海から持ってきた石で封印隠してしまう事にします。そしては、Manijehを王家の恥をさらした不貞の娘として、ベールや贅沢な衣服を取り上げ、宮殿を追放します。
Manijehは、Bijanの居所を昼も夜も探し続け、ついに見つけましたが、石をどける事ができません。しかし、ようやく手を入れる事のできる穴を作り出す事ができ、喜んだ彼女は、毎日町に出て、食べ物を乞います。人々は、彼女がAfrasiyabの娘とはわかりませんでしたが、彼女を気の毒に思い、パンを与えてくれました。そしてそのパンを、穴からBijanに与え続けました。
その頃イランでは、帰国したGirginが、話をでっちあげ、自分が獣をやっつけた事にして、Bijanは野生のロバに姿を変えたDeevにさらわれたと言います。しかしKai Khosrowは嘘を見抜いて、牢に入れました。「Bijanの行方が確認されるまで、そなたをガードしよう。」
Geewは一人息子が行方不明になってとても悲しみましたが、Kai Khosrowは、捜索隊を出し、Nuerouzの祭りまで待つ事にしよう。もしそれまでに見つからなかったら、水晶玉に尋ねてみよう。
しかし、結局、Nuerouzの祭りまでBijanを見つけた者はいませんでした。祭り当日、Kai Khosrowは、Ormuzdと一緒に水晶を覗きます。すると、Ormuzdが、穴に隠されたBijanと、彼の世話をする高貴な娘を発見。Kai Khosrowは、Geewを呼び、この石をどけてBijanを連れて帰れるのはRostamだけだと言います。
そして、Kai Khosrowの命で、RostamがBijan救出に向かう事になり、Geewは早速Rostamを訪ねます。Rostamの父Zalは、皇帝がGeewのような強い男を差し向けて来るとイランに禍が起きるのでは、と、心配しましたが、事情を聞いて納得し、歓迎します。
Geewの話を聞いたRostam、目に涙を浮かべ、Bijanをこの手に戻し彼をつなぐ鎖を解くまで、Rakhshの鞍を下ろす事はないでしょう、と、約束。そして、Kai Khosrowの宮殿へ。そこでRostamは、Girginに会います。Girginは、今は彼の行いをとても後悔していると涙で訴えます。するとRostamは、渋る皇帝を説得。次に、皇帝は、どの位の兵が必要か、と、訪ねます。するとRostam、今回はBijanを救うのに大軍は必要ありません。商人となり、カーペットや宝石を売る商人になりすましたいと思います。
Rostamは、王の宝物庫から宝石や駱駝等を借り、7人の勇敢な兵士に商人の服装をさせ、国境に秘密吏に兵を配備します。キャラバンが最初に訪れたのは、Khotenの町。ここでRostamは宝をPiranに差し出し、許可を得ると、そこで商売を始めます。
やがて、イランから来た隊商の店が評判になっていると聞きつけたManijehがやってきます。そしてRostamと知らずに、イランではBijanを心配されているのでしょうか、商人さま、どうか、お帰りになった時に、Geew様、Kai Khosrow様、Rostam様にお伝え下さい、早く助けないと彼は死んでしまうと。
しかし、秘密がばれるのを恐れたRostam、彼女が誰かわからないので、私は卑しい生まれで、Geewも行程も知らぬ。邪魔をしないでくれ、と、言います。するとManijehは泣きながら、イランの方は貧しい者の知らせは受け入れぬのですか?
Rostamは、ひどい事を言ったと後悔し、そなたはどなただ?と訪ねます。
Manijeh、私はAfrasiyabの娘です。Bijanの為に追放されました。。そしてManijehは今までの事を全て話ます。これに動かされたRostamは、彼女に食物を与えますが、鶏肉の中に自分の秘密の指輪を仕込みました。Bijanがこれを見つけると、嬉しくて思わず笑い出します。
Manijehは、彼が狂ってしまったのかと心配になりましたが、Bijanは、「今は言えません。女性は秘密を守りませんから」
これを聞いて悲しむManijeh。Bijanは後悔して、「では、必ず秘密を守ると誓って下さい。そして、その商人に、おお、Pehlivaの王の中の王よ、あなたはRakhshの主人ですか。と尋ねてみてください。」
Manijehは言われた通りにします。
するとRostam、Manijehに、火葬用の木の枝を積むよう命じます。木の棘でManijehの柔らかい肌は傷つきましたが、それでも彼女は喜んで積みました。そして、7人の勇者を引き連れて、Bijanが捕まっている穴に向かいます。7人は石を動かそうとしますがびくともしません。Rostamは
神に力をもらえるよう請い、Bijanに尋ねます。
「Girginを許してやってくれるか? あやつはとて
も後悔している」
しかしBijanは、「あなたは本当の事を知りません。私は彼に復讐したいと思います。」
しかしRostam「そなたがそのように意地悪で私の言う事を聞かぬなら、私はRakhshに乗って帰国するしかない」
さすがに参ったBijan「言われた通りにします」
Rostamは入り口をふさいていた岩を投げ、中に入ります。するとすっかりやせ衰えたBijan。鎖をはずして、国境の町に連れ帰ります。RostamはこれからTuranと戦うつもりだが、そなたは疲れているだろうから…と、言うと、Bijanは、いいえ、女に守られたままではいられません、と、頑なに休養を拒否。
2人はAfrasiyabの屋敷に押し入り、Rostamは、Bijanを置き去りにした事を責め、仕返しに来たと宣言。Afrasiyabはびっくりして家来を探しますが、既にRostamの手に落ちてました。かくなる上は、と、Afrasiyab、敵前逃亡。Rostamは、戦利品として、奴隷や品物をたくさん頂きました。
国に帰れば、Kai Khosrowはもちろん、GeewもGoodarzも大喜びです。Rostamが国へ帰ると、Kai KhosrowはBijanを直々に呼び出し、何か起きたのか、話を聞きます。Manijehの話にはことのほか感動し、生涯彼女を大事にするように、と、命じます。めでたし、めでたし。