The Song of a Dark Angel (Hugh Corbett Mysteries 08)
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今回コーベットは,従者ラナルフを伴い,イングランド西部の海岸沿いのハンスタントンにやってきました。もう1人の従者マルトートも別行動でやってきます。3人がわざわざロンドンを離れて一緒に行動するという事は,何かややこしい事件に巻き込まれそうですね。
被害者はサレー伯ド・ウォレン卿の第1秘書ラビニアス・モンクの召使い,サーディック・リックスピットルと,地元のパン屋の若女将。サレー伯ド・ウォレン卿という人はエドワード1世の大将であり,4巻Angel of Deathから登場しているのですが,ラビニアス・モンクはどうも初出のようです。被害者のサーディック・リックスピットルはラナルフの知り合いでもあるようです。そして,コーベットは「黒い脂ぎった髪」で残酷なモンクをほとんど生理的に嫌っているようです。
一行はとりあえずハンスタントンでの宿となるモートレイク屋敷へ。そこでは元コーベットの同僚のようですが,これも初出となる,サイモン・ガーニーとアリス・ガーニーの夫妻がホストとして出迎えます。
ガーニー夫妻とモンクは、何か秘密を隠している模様。。
また,今回コーベット一行を派遣した王様も,コーベットに話していない秘密があるようです。。