ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

久しぶりのThe Hobbit 13-14 #hobbitRAL

2011-04-05 22:34:14 | Tolkien・Hobbit
ドワーフ達がドラゴンの力によって洞窟に閉じ込められ、数日真っ暗闇、魔法の鍵も効かなくなり‥という辺りのモチーフ、LOTRでモリアの入り口で怪物に閉じ込められたというお話でまた使われるんですね。(^^;)

ビルボは時折ヒーローらしかったり、ヒーローらしからぬ行為をしたり(^^;)、アーケン石を拝借してついに本当のドロボー。‥後々これがトラブルの元となるわけですね。

ビルボがコウモリか何かにぶつかって慌てて助けを呼んだ後で、助けに来たドワーフ達はあっという間に宝探しに没頭。トールキンの他の小説(シルマリルかその辺り)に、ドワーフという種族の特徴は「practical」と書いてありましたが、ここほどそれがはっきりわかる所はないですね。(笑)でもフィーリとキーリは最初に金銀のハープを見つけて早速演奏。どんな曲を奏でたのか、映画で見せて欲しいな。

この時からドワーフは、白雪姫の小人さんから、LOTRのあのギムリの姿へと変身したのですね。

その後正面口までの道は、LOTRの映画でのモリアの立派な坑道と被りながら想像してみました。正面口に小川。。なかなか良い景色ですね。しかし、ビルボはお腹が空いている(笑)安全な所へ登って、クラム登場!(笑)


一方、湖の町。その描写
From their town, the Lonely Mountain was mostly screened by the low hills at the far end of the lake, though a gap in which the Running River came down from the North.

からすると、湖とはなれ山の距離感は、旭川と旭岳位なモノでしょうかね? 旭川がスマウグに襲われたら(汗)確かに旭岳からでは気配を感じる事はできないでしょう。ちょうど石狩川もあり、実際増水して事故なども起きる事があるので、バルドの言葉もリアルに感じます。。

... growing ever huger and more bright ...

英会話学校の文法得意な生徒なら大得意で(笑)追及しそうな文章だ。しかし、私ゃこれはわざとだと思うけどな。(^^;) イギリス人て、しばしば、ノンネイティブな日本人にもはっきりわかる文法ミスを、小説や歌に確信犯的に入れてる気がする。。(良い例がビートルズのあの名曲‥and she don't care!)

しかし、スマウグが迫ってくる様や、急いで避難する人達、そしてスマウグの攻撃‥‥、つい半月あまり前に現実に起きた出来事と重なります。

バルドの手に残った1本の矢。
If ever you came from the forges of the true king under the mountain, go now and speed well.

先祖代々受け継がれたその矢は、かつてのドワーフ王の下に作られた矢だったのですね。
スマウグ退治後、バルドでさえ気になるドラゴンのお宝。(^^;)


さて、建造物というより元々の住処と、人口の1/4を失った湖の町ですが、‥避難先でいろいろな物資が不足したり、病気になる者が出たり‥‥そこへ森のエルフの援助開始。‥何かとても、現在の現実と重なってしまいますが、復興に向けて動き出す人々のこのたくましさは、応援したくなりますね(^^)


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