P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【レコード紹介#77】Nocera"Summertime,Summertime"

2013-08-31 23:44:19 | Music
こんばんは っす。
あっちゅう間で 8月も今日で終わり。というコトで 学生時分のこの時期に、それまでコツコツ
進めてこなかった宿題を、提出に向けて一気になんとかしようとしていたのと同じ感じで
夏の内に紹介をしておきたいサマーチューンを紹介しようと思います。てなワケで早速。

Nocera"Summertime,Summertime"(1986年)




湿度の低い カラっとした暑さをイメージさせる音で、ジメっとしたイヤ~な蒸し暑さを
緩和させてくれる感じで 今夏お世話になりました。

この曲はMaria Noceraが Floyd M. Fisherのプロデュースの下 Arthur Russellが興した
レーベル、Sleeping Bagから1986年に発表した楽曲。彼女はシチリア出身で18才の時に
アメリカへ渡っていて この曲は彼女と同じくニューヨークに住むヒスパニック系の若者の
間で流行した (ラテン)フリースタイルのカテゴリに入ります。
フリースタイルは、ヒップホップの影響を強く受けたビートとキャッチーな歌とが融合した
音楽で、"Summertime~"も Nocera嬢の耳を引きつける歌唱が Mantronixの手による
(と書いて 大丈夫のハズ。クレジットはミックスになってますが)リズムマシーンで組んだ
派手でぶッ太いビートが中心となったトラックに載った 非常にポップな楽曲。
中盤のリズムマシーンの音だけの ブレイクがエラい格好イイ っす(流石 King of The Beats!!)。
自分が持っている12"にはSide-Aに Club mixとRadio editが、Side-Bには SoftとHardの
2種類の ダブヴァージョンを収録。

ちなみに NoceraとFloyd M. Fisherは 90年代にも一緒に仕事をしていて、Blissという
ユニットとして Strictly Rhythm他から作品を発表しています。

Twitter aka_ABE_DQN