三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

あんたも好きねぇ~

2020年05月19日 | プラモの話
先に巷のプラモ展示会 報告をやったからには
自分のプラモ進捗状況も報告しなきゃ~

ということで、記事を書く段階になって
GW頃にポチッた欧州からのブツが到着した
オランダにある飛行機に特化した模型屋さんからの荷物だが
以前からここは貨物便使用の為に早めに到着してくれる

 中身を開けると、こんな飛行機がマスクしているメッセージ付きのカードが
 
 地球規模の窮地に、Take care and stay safe は お互い様なのだがありがたい

実は、これをポチる少し前にもUKの模型屋に注文を入れてしまったのだが
こちらは郵便扱いなので、空輸に定期旅客便を使うのだろう
旅客便が全滅状態にちかい昨今、いまだに EGLL 近くの発送施設を出られないでいる

 

前フリはこのくらいにして
半年前の記事 で、6枚おろし にした 「カモフ」 でしたが

 現在はこんな状態です

大体の形にはなったのですが、ここへきて
自作したコックピット・ドアのサイズが違っていることが判明
同時にバブルキャノピーも大型化しなきゃで、木型から作り直さねば・・・
 

画像はコックピットの計器板とシート、ラダーペダルやFODカバー
大きさを変更し終えたドアと、もう役にたつことのない以前に作ったキャノピーとオス型
二重反転式のローターシャフトも真鍮パイプで作り直す予定


~ ここまで辿りつくには ~
 元々は対潜型のカモフ Ka-27 のキットなので
 民間型の Ka-32 にするには、ある程度の改造が必要なのはわかっていたが 
 思った以上の難物キットで苦労する事ばかり

このキット、アチコチにヒケが大量に見受けられ
せっかく無骨さを表現できるリベットも、パテとサンディングで消え去ってしもた




胴体に案外目立つ 補強パッチを実機画像から作図し貼り付け
水平尾翼にライトを透明ランナーから増設
垂直尾翼はサンディングしやすくする為に、ラダー部(方向舵)を切り離す

機体両サイドにある突起物(燃料タンク?)をスクラッチ
コックピット天井部の明り取り窓もクリアー板から自作
キャノピーのモールドは全てサンディグして削り落とし
コックピット内の構造物も全てスクラッチ

胴体上部にあるエンジン・ルームは
エポキシ樹脂で裏打ちし、整形後に金網メッシュを埋め込んだ

エンジンのインテーク前にあるFODカバーは、自宅で見つけたボタンから整形


完成後はほぼ見えなくなるのだが、キャビン(貨物室)も再現してみた




胴体下面のカーゴフックを降ろす開口部を開け、周囲の壁面や下面構造物も自作  



テールブームの断面は、楕円だったものを上部がほぼ平らになるようプラ板&パテで整形
水平、垂直尾翼の接着も、隙間や段差が大きく修正するのに手間取る

メインローターにもヒケがみられたので
修正がてら厚さを半分くらいにしてみた

サンディング中に羽根の付け根はことごとく折れてしまい
6枚も羽根があると、それぞれに0.3mmの補強線を埋め込むことになり
ホントに手がかかるわ


完成機体は日本国内で唯一 カモフ ka-32 を事業に使う、「アカギヘリコプター」さん でいく予定
 
                  ( 2010年 撮影 )

デカールは完全自作となるので、実機画像からPhotoshop で作り出す

インクジェットで普通紙に印刷後、切り出してサイズ合わせしてみると
 アカギエアーさん、やらかしてくれた! (笑

               (左が修正前、右は修正中のゲラ版)

数年前に大整備でもしたのだろう、機体の塗り替えがあったようで
その前後の時期で一部の文字サイズが変わってしまっていた(汗

 
 あんなとこ、こんなとこ をいじくりすぎたが
 ここまできたら、とことんやるしかないでしょ

 「あんたも好きねぇ~」 と言われそうだけど
 夏までの航空イベント等はすべてキャンセルになってしまったし
 このままいくと秋以降も微妙で、3.11震災よりも影響は長引きそうな

考えてみると航空祭会場は広いので入間基地以外は(笑)、三蜜はさけられるだろうが
シャトルバスや公共交通機関の混雑はリスクが高いよな~
(これからの生活環境の変化とともに、色んなイベントの環境構築が気になる)

暫くはヒコーキ熱をプラモに注ぐしかないのかなぁ
コメント (2)
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