三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

初めての3Dプリント・キットに手こずる

2021年10月01日 | プラモの話
先日仕入れた 1/72 RAFの航空基地で働くトラクター達

大きな蛇の目 ラウンデルに目を引かれて手をつけてしまったが

初めての 3Dプリント・キット
当初は細かいディテールにワクワクしてたが
その興奮が冷めてくると、いろんな事が気に掛かる

先ずは、3Dプリントの工作の仕方がわからない~ まったくの初心者

 検索すると、剥離材の洗浄はいらない
 塗料ののりが思った以上に良さげ etc

それにしてもこの乱立するサポート材を切断処理するのは手が掛かりそうだ
超音波カッターなどという先進技術は持てないので
切れ味抜群の小型ニッパが必需となりそう



サポート材と小部品との区別も案外難しいや


さらに 3Dプリントには年輪のような積層痕があるなんて知らなかった

細かいディテールもぬか喜び、思った以上に手が掛かりそう
積層痕の処理なら、昔ながらの型抜きレジンの剥離材 処理のほうが楽かも

 それでも手探りで作業開始

先ずは一番気になる積層痕の処理から手をつけるか

 〇 海外のフィギュアーメーカーHPに書かれていた
   薄く溶いたタミヤパテを塗って~ はダメだ消えない
 〇 UVレジンを積層痕に薄く塗り、硬化後にヤスリ処理したが
   なんとなく上手くいったような感じだが・・・

表面に造形物が色々あり、ツライチにヤスリがけするのは難義だぞ
小さな造形物を切り離したい欲望でイッパイ


F396 トラクターもコレを見てくれ



メッシュまでモールドされ、3Dに感激したのにな
周りの縞痕を消さないと意味が無い

アチコチにヒケや? 湯廻り悪い?
3Dだから言い方は違うだろうから、3Dデータ不良?
タイヤも積層痕消さないと使えないよ

F59トラクターも



なかなか積層痕が消えてくれない
投げ出したくなってしまう

3Dキットに悪いイメージを持ってしまいそうな・・・・


それとインパクトを与えてくれた大きなラウンデルのデカール
レーザープリントのモノと書かれているが
なんと、印刷面に保護用紙もついていないので
埃? と思っていたのは剥がれ!

2車両分ほど多めには印刷してはあるが、コリャまったく使い物にはなりそうもない
コレを参考に作り直すしかなさそうだ
これも価格の内なんだろうから、付属しないほうがありがたい

市販のデカールは 1/72サイズだけだが
Air-Graphic Models から発売されている
  
「Airfield Ground Support Equipment Decals part 1 British Military 1960-2020」
が使えそうだが、これがけっこう高額で手が出ない

というわけで、自作デカールのノウハウがなければ
手書きするか、キット自体がお蔵入りとなるところ

またまた先走りで自作デカールを作ってみた


 下の擦れたデカールが付属の使え無いやつ、その上で 文字サイズ 合わせ


たぶん最後に作り直しになるとは思っても
ただいまサイズ調整中


ところで、ウィンド(窓)類はいっさい付属していない
説明書には「自作するか、無しのままにするかお好みで~」と放任主義
せめて、ウィンドをプラ板等から切り出す型紙が付属か
ネット上に上げてくれたら良いのだが 

 こりゃぁ、先が思いやられる・・・
コメント (2)
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