~タイトルの「蛇の目マーク」とはイギリスの軍用機等に
描かれている国籍マークのことマニアにはRAFラウンデルで通る~
1992年初夏、初めてイギリスへ海外撮影遠征
目的は軍用機の祭典 エアー・トーナメント92
92年が明けた冬、私は前年に経験した長期入院にともなうモロモロのトラブルから
どうしても国外逃亡?したい衝動に襲われていた・・・
ならばいっそ海外航空ショーにでも行ってしまおうかな~ と情報を探したが
今のようにネットが普及する以前の話で情報源は雑誌に頼るしかない
初めての海外遠征では無難にツアーが安心、さらにせっかく行くなら観光も・・・ と欲張りに
しかし海外の航空ショーも夏場以降がメイン
まだ寒い2月頃に捜してみてもなかなか情報がない
そんな諦めムードの中で見つけた雑誌の広告
「6月出発ツアー エアートーナメント92」
航空博物館巡りもおまけで付いたツアーだ
エア・トーナメント92は有名なイギリスの軍用機の祭典エア・タトゥーが
奇数年開催の穴を埋めるべき、その年から開催されることになった航空ショーとのこと
その当時の私が好きな航空機は民間機と米軍機関係が主
正直ヨーロッパの機体、特に軍用機には興味はなかった
しかし、米国のショーはまだ発表されてない時期
ヨーロッパのショーだが米軍機も多数飛来とのことだし
はやる気持ちもあり、この航空ショーに決定してしまった
6月のUKは連日初夏の太陽に照らされていた
エアトーナメント92の内容は世界最大の軍用機の祭典と言われるエアタトゥーとほぼ同じ
朝9時頃から夕方19時過ぎ(日没は21時頃)まで休むことなく繰り広げられる
フライトディスプレイに圧倒されそうなほどだ
(ショー前日に到着する軍用機を撮影に向った私達を出迎えたのは
いきなり目の前で上昇するチェコ空軍のMig-29のハイレートクライムだった)
やはり現場で見る本物の機体の迫力にはかなわない!
ショー当日の午後、強い日差しに照らされながらフライトを撮影していた時
いきなり自分に変化が起きたのを感じた
(これは言葉の表現ではなく、確かに体感した)
それはこの機体が展示飛行していた時のこと 戦闘機などではなくこいつだ!
実はこの航空ショーへ来るまでは大嫌いだった機体
ウェストランド社 WESSEX(ウェセックス)HS.2 ヘリコプター
アメリカのシコルスキー社で開発され、海上自衛隊でも使われていたS-58ヘリをイギリスは
エンジンを自国のロールスロイスに替え、なんとも異様な形態のヘリに作り上げた
S.58のスッキリさを捨て去り、下アゴの突き出たカッコ悪いヘリ
なぜイギリスの機体は不細工なやつばかりなんだろう・・・
それまでスマートなアメリカ機大好き一辺倒だった私が
このなんとも無骨なヘリの展示飛行を色んな角度から眺めているうちに
突然ハートを射抜かれ、完全に撃墜されてしまった
突然頭に「ん~ なかなか味のあるヘリじゃん! 帰国したらこのヘリを一番に
作っるゾ!」と浮かび、持参フィルムが少なくて困っていたにもかかわらず
あらゆる角度に飛行してくれる機体をシャッターに収めた
その後はイギリス機を見るたびに「いいね~!これはまたなんて形してるんだろ!」
搭乗員の人間性? 居住性なんて絶対無視してるよね・・・ なんて機体も(笑)
イギリス機は民間機、軍用機共に独特の機体ラインと雰囲気を持つ
そんなイギリス機のもつ魔力に完全に飲み込まれてしまった自分がそこにいた
真っ赤に日焼けした顔で帰国、周りからはハワイかグアム、東南アジアで・・・
そんな影口?は耳に入らず、ひたすら機体(キット)探しと資料集めに奔走
一気に(3ヶ月はかかったが)作りあげたウェストランド・ウェセックスの紹介はまた後日
描かれている国籍マークのことマニアにはRAFラウンデルで通る~
1992年初夏、初めてイギリスへ海外撮影遠征
目的は軍用機の祭典 エアー・トーナメント92
92年が明けた冬、私は前年に経験した長期入院にともなうモロモロのトラブルから
どうしても国外逃亡?したい衝動に襲われていた・・・
ならばいっそ海外航空ショーにでも行ってしまおうかな~ と情報を探したが
今のようにネットが普及する以前の話で情報源は雑誌に頼るしかない
初めての海外遠征では無難にツアーが安心、さらにせっかく行くなら観光も・・・ と欲張りに
しかし海外の航空ショーも夏場以降がメイン
まだ寒い2月頃に捜してみてもなかなか情報がない
そんな諦めムードの中で見つけた雑誌の広告
「6月出発ツアー エアートーナメント92」
航空博物館巡りもおまけで付いたツアーだ
エア・トーナメント92は有名なイギリスの軍用機の祭典エア・タトゥーが
奇数年開催の穴を埋めるべき、その年から開催されることになった航空ショーとのこと
その当時の私が好きな航空機は民間機と米軍機関係が主
正直ヨーロッパの機体、特に軍用機には興味はなかった
しかし、米国のショーはまだ発表されてない時期
ヨーロッパのショーだが米軍機も多数飛来とのことだし
はやる気持ちもあり、この航空ショーに決定してしまった
6月のUKは連日初夏の太陽に照らされていた
エアトーナメント92の内容は世界最大の軍用機の祭典と言われるエアタトゥーとほぼ同じ
朝9時頃から夕方19時過ぎ(日没は21時頃)まで休むことなく繰り広げられる
フライトディスプレイに圧倒されそうなほどだ
(ショー前日に到着する軍用機を撮影に向った私達を出迎えたのは
いきなり目の前で上昇するチェコ空軍のMig-29のハイレートクライムだった)
やはり現場で見る本物の機体の迫力にはかなわない!
ショー当日の午後、強い日差しに照らされながらフライトを撮影していた時
いきなり自分に変化が起きたのを感じた
(これは言葉の表現ではなく、確かに体感した)
それはこの機体が展示飛行していた時のこと 戦闘機などではなくこいつだ!
実はこの航空ショーへ来るまでは大嫌いだった機体
ウェストランド社 WESSEX(ウェセックス)HS.2 ヘリコプター
アメリカのシコルスキー社で開発され、海上自衛隊でも使われていたS-58ヘリをイギリスは
エンジンを自国のロールスロイスに替え、なんとも異様な形態のヘリに作り上げた
S.58のスッキリさを捨て去り、下アゴの突き出たカッコ悪いヘリ
なぜイギリスの機体は不細工なやつばかりなんだろう・・・
それまでスマートなアメリカ機大好き一辺倒だった私が
このなんとも無骨なヘリの展示飛行を色んな角度から眺めているうちに
突然ハートを射抜かれ、完全に撃墜されてしまった
突然頭に「ん~ なかなか味のあるヘリじゃん! 帰国したらこのヘリを一番に
作っるゾ!」と浮かび、持参フィルムが少なくて困っていたにもかかわらず
あらゆる角度に飛行してくれる機体をシャッターに収めた
その後はイギリス機を見るたびに「いいね~!これはまたなんて形してるんだろ!」
搭乗員の人間性? 居住性なんて絶対無視してるよね・・・ なんて機体も(笑)
イギリス機は民間機、軍用機共に独特の機体ラインと雰囲気を持つ
そんなイギリス機のもつ魔力に完全に飲み込まれてしまった自分がそこにいた
真っ赤に日焼けした顔で帰国、周りからはハワイかグアム、東南アジアで・・・
そんな影口?は耳に入らず、ひたすら機体(キット)探しと資料集めに奔走
一気に(3ヶ月はかかったが)作りあげたウェストランド・ウェセックスの紹介はまた後日
これはたぶん現地で調達したネガカラーだったと思います(汗)
コダックだったことはたしかですが(笑)
色はスキャナー後に画像ソフトで修正してあります
スキャナー関連はまだまだ素人でこれから勉強せねば
成田は近いうちにということで・・・