三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

槍ヶ岳が初冠雪と聞き~

2014年10月14日 | 信州まつもと空港
前日に初冠雪したと聞いた槍ヶ岳を見ようと、やってきたのは塩尻市にある高ボッチ高原

山頂近くまで車で行けるので便利だが
道幅は狭く、行き違いに苦労する場所が続く山道だ


目の前に広がる大パノラマ! といきたいところだが
湿気が多いのか、雲と霞が邪魔して期待ハズレ気味・・・

ここは諏訪湖を絡めて富士山を狙う有名ポイント
もっとも、夜明け前か夕日の時間の話だが

通常なら諏訪湖の左に八ヶ岳、右には南アルプス、そして真ん中の奥に富士山が見えるはず

しかし時間的に逆光だし、富士山は雲の向こうでまったく見えず
まぁ、この日は富士山方向が目的ではないからね


目的はこちら側、穂高や槍が見えていて助かった

山並みは左が穂高連峰、中程右の小さなトンガリが槍ヶ岳、その右に安曇野のシンボル 常念岳
穂高岳の景色を眺めると、以前 上高地から穂高~槍ヶ岳を遊覧飛行した景色を思い出す



せっかくの乗鞍だが、雲が多く霞んでいたのでソフトで修正して なんとか見れる画像に


槍を 500mm (銀塩換算 750mm) で狙ってみたが、前日の降雪は残っていない
左の白い塊は、大喰岳(おおばみだけ) の万年雪のようだ



「遠くに見えるよ~」、と聞いていた 御嶽山
やはり雲と霞に邪魔され、トリミングと修正でやっと確認
白いのは噴煙なのか雲なのか

御嶽と言えば、先日の噴火では我が家の屋根にも薄っすらと降灰があった

粒子が荒いのがわかるが、この粒を指で擦れば潰れて粉状になってしまう
降灰が確認できたのは噴火の当日のみで、以降の降灰は現在までない

今回は、79年の噴火と同規模と言われるが
あの時は松本で1cmだったけな2cmだったけ?
確か東京の原宿でも降灰したニュースを見た記憶・・・

その時に比べると、今回の降灰は御嶽周辺に集中したようだが
噴火の人的被害は甚大で、言葉がない


高原の風は冷たく、小腹も空いたので車に戻る
雲や霞が少しでもはれるのを願いながら、自前で作ってきた好物
「玉ねぎカツのソースカツ風(甘ソースを絡めた)」を挟んだサンドイッチに食らいつく

しばらくすると、車載のレシーバーが賑やかに鳴り始めた
そら耳かな? ヘリの羽音も近づいてる感じで、カメラをつかんで車外へ

やはり! 下界を2機編隊の陸自 UH-1ヘリが通過して南へ向かうところ


更にもう2機の編隊が東から空港に近づいているとの情報に
なにやら松本空港は賑やかなことになっているようだ


コリャ急いで山を下りるとしよう!

直線距離的には目と鼻の先にある空港だが
狭い曲がりくねった山道を走り抜けるには、かなりの緊張と時間がかかる

山道が終わる頃、空港に展開中の仲間から 陸自ヘリ2機の着陸連絡が入った


空港到着直前に、またまたアプローチする陸自ヘリを視認

急いで空港手前の公園駐車場に車を入れ、編隊を狙う

2機編隊のままエプロンに向かってくる

私は まつもと空港 で自衛隊機が離着陸するのを見るのは初めて

御嶽の噴火以来、仕事場やその周辺でも
東京消防庁や災害派遣の帯を掛けた自衛隊車両(装甲車を含む)を目撃することが多かった
当然ながら、松本空港も関連航空機の拠点となっているようだ


機体後方の林の色と、機体の迷彩が見事にマッチングしてると感心してしまうが

山岳風景を撮るつもりで出かけてきたのに、すっかり通常?業務です
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小松 行で、立ち食い一杯

2014年10月11日 | 立ち食い系 そば屋さん
先月の小松行は、往路が長野~直江津~金沢経由で小松入り
復路は米原~名古屋~塩尻経由での帰宅

経費は名古屋経由の方がかかるが、時間短縮の為に苦渋の? 選択

長野駅での乗り換えは、駅構内の工事と通勤帯の為に時間との闘いでしたが
直江津駅は余裕の乗り換え

直江津駅と言えば、昨年末に「美味い駅そば」として紹介した「直江津庵」さんがある

乗り換え時間を潰すには絶好のチャンスと勇んで訪問です

昨年食べることのできなかった、天ぷらのせましょう

せかっくだから「海老天そば」470円を注文しちゃいました
昨年のメニューと見比べたら、20円の値上げ
消費増税が身に染みる昨今ですね


お腹も空いていたので、急いで一口~

アレッ? あの時の蕎麦の食感じゃない

すごく柔らかくて、悪名高き丸麺と変わらない・・・

完全丸麺ではないけど色は薄いような

昨年の麺と同じような気もするが、あの時は堅めに茹でてくれたのかな
でも往路と復路の両方で食べても同じ食感だったけど~

と色々悩みましたが、蕎麦の味と食感は昨年と違う感じ
それとのっかていた海老天は、衣ばかりでエビ(黄色囲み)の細いこと

これなら、かき揚げの方がいいだろうね
値上げもされてるのがわかったので、味と共に損した気分

来春には新幹線も開業するから貴重な一杯だったのにな



もう一軒は復路での立ち食い

とは言っても、航空祭を撤収後に
帰りの特急までに時間があったので、小松駅ビル内の店に挑戦

時間的な関係か、「白山そば」さんは結構な混雑で

空くのを待とうと、時間つぶしに
駅裏の KOMATSU 巨大ダンプ を初めて見上げてきました、 デカッ!



体力勝負の航空祭を終えた体は、椅子を欲しがっていたが

何とか確保できて、今回はシンプルに「きそば」320円です



蕎麦麺は丸麺ではありません

食べてみると期待したコシはないですが、不味い麺ではないです
汁は白なのだろう、うま味は強く私好み



麺も汁も持ち帰りができるようです



最後に「おしながき」
横に見える貼り紙には、「お酒は2杯まで」がいいね(笑)

麺には少々不満は残るが、また食べたい味
次は天ぷら蕎麦にしてみよう

お品書きに見っけ、「カレーそば!?」かぁ~
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快晴のスカイフェスティバル 2

2014年10月08日 | 信州まつもと空港
午後に予定されている防災ヘリと、県警ヘリによるデモ飛行
これはあくまで、緊急の実出動がないことが前提

時間が近くなるにつれ、心配していると~

防災ヘリに実出動の任務が下された


南向けで緊急離陸

なんと、県警ヘリにも実出動が入る

乗員の服装を見ると、山岳関係のようだ

どちらも1時間近くは帰ってこないだろうが
デモ飛行の時間には、ギリギリでチョイと心配

なんたってこの日はかなり無理して休日を入れた
私の定休日には飛ばない 臨時の防災ヘリ 狙いで出かけてきたのに・・・
(パイロット不足で機体の定休日が私と同じみたい)



午後になり、空港のフェス会場をあとにし順光側である滑走路の反対側へ


結局、防災と県警の両ヘリは共にデモ飛行時間までには戻ってきた
しかし、時間が押していたようで一部課目はカットとなってしまった




両機共に救助ピックアップのデモを行った後は

編隊で侵入してのブレイクで終了
県警ヘリはサイレンも鳴らしていた

偶には単機の機動デモでもやってくれたらいいのになぁ~


後は空港フェス終了後の展示機帰還を狙う
このあたりはミリタリー系の航空祭 展示機帰還狙いと変わらないね


地元企業さんの自家用ヘリは、自宅までは目と鼻の先
 自前のヘリポートに着陸するまで空港から観察可能でしたね



これも常連展示機のパイパー機でしたが、離陸後にローパスをリクエスト
これで翼フリフリでもやったら完全に航空祭バイバイ・フライトだったのに(笑)


ベースの米空軍横田基地へ向けて離陸していくが
横田の外周では、こんな近くでこの機体の離陸を撮れることはありません
ローカル空港ならではのラッキーショット


今年の空港フェスは天候にも恵まれ、沢山の家族連れやマニアさんで賑わいました

ただ、毎回似たような内容で

ひと山越えたお隣さんの、飛騨農業離着陸場(飛騨エアパーク)では
室谷氏によるアクロが何回か開催されているのを考えると

航空イベント後進県と名指しされる長野県ではありますが
そろそろカンフル剤的に、アクロ機招致なんてできないですかね
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快晴のスカイフェスティバル

2014年10月05日 | 信州まつもと空港


綺麗に晴れ渡った秋空が広がる 「信州まつもと空港」 です
この日は「空の日」恒例の スカイフェスティバルin松本 が開催されました


オープン前に覗きに入ったターミナルビルでは

松本空港に就航している、FDA航空のグッズを売るブースも登場
コレを大人買いして全色揃えたら値段は~、 ヒェ~!?

貧乏マニアは写真で我慢するか


展示地区であるエプロンへのゲート前に並んだのは、県内外から訪れたマニアさんが多い
先頭はなんと、関東地区から訪れてたS君とはビックリ!

そんなマニアさんの目的機は~ このヘリ

鹿児島国際航空のヘリ、ベル Bell412HP  JA412V
一度見たら忘れられない綺麗なカラーリング 


最近「信州山の日」のステッカーを貼ったそうですが
この機体は、防災ヘリ「アルプス」の期間限定代替え機

松本で見られるのも後わずかのようですが
機体に長野県の文字や尾部には県章も入り、とても臨時とは思えませんね


エプロンの展示機です
先日私も訪れた横田基地からは、横田フライングクラブの セスナ172が2機飛来


ド派手な塗装でも、横田ではあまり目立たない存在なんだが
好みは別として、ここ松本では目立ち過ぎ!(笑

この日ばかりではなく、年に何回かは観光等で訪れているそうだ


展示機は全部で9機、狭いエプロンにギッシリ展示で撮影は難儀だ
機体の多くはコックピットもオープン

常連展示のエアロスバルですが、ついシャッターを押してしまう



地元企業さん所有の ユーロコプター AS350 JA350Y

この企業さんをはじめ、松本地域だけでもヘリと着陸場を所有する会社が幾つもあります


次は比較的大型の機体を紹介

パイパー PA-46-350P JA101E


上と同型機の PA-46-350P  JA01AC  
この機体の到着はフェスが始まってからで、展示がキャンセルになったかと思ってたよ


そうそう、忘れちゃいけない空港車両
空港消防車は更新時期が近くなっているようで、これが見納めになるかもよ

向こう側の車両ね

もう一つは大きな車庫の中に2台居座ってた

スノースゥィパー 1号、2号車
エプロンや滑走路の雪を吹き飛ばす車両とのことで、お掃除車両ではなかった

既に除雪車等はエプロン近くに並んでおり、冬の準備がもう始まっている
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待望の 珍味弁当 を試食

2014年10月02日 | おいしい話
今朝の中央アルプスです

なんとなく上部が赤みを帯びているような~ 紅葉が始まったかな


そんな先月末に仕事先の近くで、こんなイベントやってました

ジオパークの全国大会とのことで
晴れ間の続いた期間中、南アルプスを巡るジオツアー等は好評だったのでは

そんなイベントを記念して、近くの広場や歩行天の道路にはテント村が多数出現
そこで限定販売と予告されていた弁当を仕事中に仕入れてきました

この日の販売数は限定20食と予告されており
珍味文化の根付く信州でも、中身は高級珍味で値段は少々高めの1,500円

普段ならこんな高い弁当をサラリーマンが買えません(笑
ブログ用に仕入ましたが、家族には値段ナイショ!

ズッシリと重みのある弁当、中身はギッシリ~ かな?

開けて見たかったのですが、自分はこの弁当を晩酌のツマミ用に購入したので
仕事を終えるまでは会社の冷蔵庫で大切に保管


帰宅後に期待と不安で、恐るおそる蓋を開けてみたら



弁当のカラー説明書も付属していて

鹿に熊、イノシシ、鮒にザザムシ、季節のイナゴ
ご飯は松茸と同値段の蜂の子ご飯です(爆

ほかに地元のローメンも、ちなみにローメンの肉はマトンです

かなりのボリュウム、中身は値段以上の価値ありかも


でもでも、味は正直あまり期待せずにいました

冷たい弁当は食べる気しないので、温める物とそのままの物を皿に取り分けチ~ン

温まった皿にのったのは

手前の大きな肉が「鹿のから揚げ」、上の左が「猪肉煮」、右が「熊味噌和え」
別のパンフには狩人さんの談話も載ってます

実食報告ですが、鹿は淡泊で脂身もなく肉自体のうま味には欠けます
後は調理方法で、このから揚げは味がついておりそのままパクリ
結果はやはり淡泊で、不味くはないが特別美味くもない ~味付け次第ですね

熊肉は堅いと思ったが、そんなこともなく味噌の味とマッチして美味い

猪煮、豚肉に近いから肉のうま味は強いです
その代り肉の匂いも一番強く、好みの分かれるところ
自分は気にならないので、美味しくいただけました


こちらは伊那谷の家庭の味(昔の話ですが)、これは温めない方が無難

左上が以前ブログネタにもした「寒フナ」、右は「イナゴ」で、一番下が「ざざ虫の佃煮」


「ざざ虫」は水生昆虫で、川の石下に生息するトビケラ等の艶のある青黒い幼虫の佃煮
昔々の中学時代に、夏休みの自由研究で3年間友人と採収したから
姿や生息巣を知ってると、食べるのには勇気がいるね
でもこれは三つの珍味の中では一番の高級品です

イナゴは稲刈りの終わった秋には、どうしても食べたくなる季節の逸品

さ~て、説明の終わったところで実食です

先の肉を含め、どれをとっても酒のツマミとしては贅沢品
その中で、自分が初めて口にするモノがあります
それが「ざざ虫」、同僚のギャースケ姉さんは大好物だって

ツマミと思うとあまり抵抗もなく口に運べる


食感は別に気にならないが、遠くで感じるこの味~ ダメだ・・・
もう一度、試してみた、 ん~ッ やっぱりダメ 自分には合わないツマミだった


これ以外は、美味い! うまい!
酒のツマミには最高だね、なったって〆の食事まで付いてる(爆


「蜂の子ご飯」
大昔に知り合いの家に行ったら大歓迎ということで、お母さんが今日は「蜂の子御飯よ~!」
その知人も「蜂の子」が大嫌いで助かったが
私は初めて見るご飯で、とても無理だったのを思い出す

今は・・・、その知人は今も大嫌いとのことですが、私は大好物になってしまった蜂

弁当の「蜂の子ご飯」には、スガレ(黒スズメ蜂)と大スズメ蜂のサナギ煮付という超贅沢品(大爆


少し温めたおかげか、このご飯は味付けも良く本当に美味かった



最後の〆は、伊那名物のローメン
タレ汁も別についていたが、これがまた美味くてビックリ
マトンも癖がなく、旨味タップリの肉
正直弁当等で、美味いローメンに出会うことは稀なので、これはラッキー


結果、この弁当は値段以上のことはあると思う
ただし、自宅等で品ごとに温め直したらの話だけどね
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