未だ暗い「まつもと空港」近くの駐車場に車を入れる
滑走路灯が輝き、空港灯台も遠くから視認できたが
こんな夜景を、ここ松本空港で見られるとは驚き
御嶽山の噴火をうけ、捜索救難の航空基地として特別体制がしかれているという
あたりが薄明るくなり始める午前6時前
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先ほどから暖気運転中だった長野県警ヘリのドーファンが天候調査を兼ねて御嶽山に向けで離陸
機内の映像中継用機器類や、担当乗務員がシルエットで浮かんでる
前日の地元朝刊紙に、御嶽山の捜索救難の為に「まつもと空港」も前線基地~
とカラー写真入りで紹介されていた影響もあるのだろうか
早朝ランニングのギャラリー達も、心配そうに空を見上げながら離陸を見守る
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コリジョンの赤いライトに、ヘリカメラが色づくくらい実際には未だまだ暗い
(カメラの感度やソフトの修正でなんとか)
捜索救助が実施となれば、地上の捜索任務が終了する夕方まで
近隣各県警からの応援ヘリを交え、警察ヘリは間断なく上空から状況を中継伝送しているという
まつもと空港 のエプロンに駐機していたのは
陸上自衛隊の大型輸送ヘリ CH-47 チヌーク 所属は群馬県の相馬原
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本来は数キロ離れた松本駐屯地が進出ベースだが
駐屯地も災害派遣の中型、大型ヘリが多数使用中で、ここ空港もベースとなっている
このチヌークは連日 夜明けとともに離陸し、夕闇に包まれる頃に戻ってくるという
脚には御嶽の降雪以来、スキーが装着されているが
タイヤは連日の御嶽山への人員輸送で、火山灰により白くなっているのがわかる
先日の夕方、上空を通過した御嶽から帰るチヌークを真下から撮ると
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タイヤやカーゴドアの下には火山灰が付着、その日の任務を感じさせる
この日も早朝から自衛隊員が乗り込み、御嶽山山頂へ直接輸送するようだ
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まつもと空港 外気温は10℃と表示されているが
山頂は氷点下になっているだろう
隊員の足元は、火山灰が入り込まぬようシッカリと粘着テープが巻かれている
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手には捜索用の装備を持ち、冷たい空気の中を機体の中に消えていく
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若い彼らだが、3000メートルの高地は寒く大変な作業だろう
シャッターを押しながら「早朝からご苦労様」と言うのが精いっぱい
後部ドアの上半分を開けたままでエンジンの回転を上がっていく
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敬礼に見送られて滑走路へ向かう、後部の車輪はステアリングするんだ
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やはりコリジョンの赤が映えるくらい、まだまだ太陽の光は弱い
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滑走路の手前で、重そうな機体がフワッと浮かんだ
直後、フェンス際で撮っている自分にも強風が吹き付ける
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と同時に内臓まで響く、低音のリズミカルな羽音を残し南向けで離陸していく
時期的に松本盆地は早朝低い雲で覆われていたが
雲海の上を目指すように大きく旋回しながら高度を取ったあとに御嶽を目指していった
この日の捜索活動は、ブログにリンクしている「東濃IFR」さんの記事が詳しいが
私の住家である信州南部は、御嶽に近いこともあり
消防や医療関係者として、派遣された知り合いも多い
地元緊急車両が交代で派遣されているのがTVのニュースで映しだされる
さらにはその出動で不足する緊急車両のバックアップ隊も存在したという
航空機(ヘリ)は警察関連だけでも、警視庁をはじめ
近隣各県ばかりではなく関東中京の広範囲から
連日日替わりで応援体制が敷かれていたようだ
非常時のこういった行動マニュアルが、既に確立されていることに感心するが
まだまだ私達にはわからない、知らないところで
沢山の裏方さん達がこの災害に、捜索救助に対処していただろうことを
改めて考えさせられる機会にもなった
御嶽に近い、中央アルプスや南アルプスにも降雪が確認された16日
残念ながら、行方不明者を残したまま 今年の捜索活動は中止となってしまった
すでにアルプスはベテランでも冬山装備が必要だという
滑走路灯が輝き、空港灯台も遠くから視認できたが
こんな夜景を、ここ松本空港で見られるとは驚き
御嶽山の噴火をうけ、捜索救難の航空基地として特別体制がしかれているという
あたりが薄明るくなり始める午前6時前
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先ほどから暖気運転中だった長野県警ヘリのドーファンが天候調査を兼ねて御嶽山に向けで離陸
機内の映像中継用機器類や、担当乗務員がシルエットで浮かんでる
前日の地元朝刊紙に、御嶽山の捜索救難の為に「まつもと空港」も前線基地~
とカラー写真入りで紹介されていた影響もあるのだろうか
早朝ランニングのギャラリー達も、心配そうに空を見上げながら離陸を見守る
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コリジョンの赤いライトに、ヘリカメラが色づくくらい実際には未だまだ暗い
(カメラの感度やソフトの修正でなんとか)
捜索救助が実施となれば、地上の捜索任務が終了する夕方まで
近隣各県警からの応援ヘリを交え、警察ヘリは間断なく上空から状況を中継伝送しているという
まつもと空港 のエプロンに駐機していたのは
陸上自衛隊の大型輸送ヘリ CH-47 チヌーク 所属は群馬県の相馬原
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本来は数キロ離れた松本駐屯地が進出ベースだが
駐屯地も災害派遣の中型、大型ヘリが多数使用中で、ここ空港もベースとなっている
このチヌークは連日 夜明けとともに離陸し、夕闇に包まれる頃に戻ってくるという
脚には御嶽の降雪以来、スキーが装着されているが
タイヤは連日の御嶽山への人員輸送で、火山灰により白くなっているのがわかる
先日の夕方、上空を通過した御嶽から帰るチヌークを真下から撮ると
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タイヤやカーゴドアの下には火山灰が付着、その日の任務を感じさせる
この日も早朝から自衛隊員が乗り込み、御嶽山山頂へ直接輸送するようだ
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まつもと空港 外気温は10℃と表示されているが
山頂は氷点下になっているだろう
隊員の足元は、火山灰が入り込まぬようシッカリと粘着テープが巻かれている
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手には捜索用の装備を持ち、冷たい空気の中を機体の中に消えていく
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若い彼らだが、3000メートルの高地は寒く大変な作業だろう
シャッターを押しながら「早朝からご苦労様」と言うのが精いっぱい
後部ドアの上半分を開けたままでエンジンの回転を上がっていく
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敬礼に見送られて滑走路へ向かう、後部の車輪はステアリングするんだ
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やはりコリジョンの赤が映えるくらい、まだまだ太陽の光は弱い
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滑走路の手前で、重そうな機体がフワッと浮かんだ
直後、フェンス際で撮っている自分にも強風が吹き付ける
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と同時に内臓まで響く、低音のリズミカルな羽音を残し南向けで離陸していく
時期的に松本盆地は早朝低い雲で覆われていたが
雲海の上を目指すように大きく旋回しながら高度を取ったあとに御嶽を目指していった
この日の捜索活動は、ブログにリンクしている「東濃IFR」さんの記事が詳しいが
私の住家である信州南部は、御嶽に近いこともあり
消防や医療関係者として、派遣された知り合いも多い
地元緊急車両が交代で派遣されているのがTVのニュースで映しだされる
さらにはその出動で不足する緊急車両のバックアップ隊も存在したという
航空機(ヘリ)は警察関連だけでも、警視庁をはじめ
近隣各県ばかりではなく関東中京の広範囲から
連日日替わりで応援体制が敷かれていたようだ
非常時のこういった行動マニュアルが、既に確立されていることに感心するが
まだまだ私達にはわからない、知らないところで
沢山の裏方さん達がこの災害に、捜索救助に対処していただろうことを
改めて考えさせられる機会にもなった
御嶽に近い、中央アルプスや南アルプスにも降雪が確認された16日
残念ながら、行方不明者を残したまま 今年の捜索活動は中止となってしまった
すでにアルプスはベテランでも冬山装備が必要だという