三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ホームステイ な日々ですが

2020年05月05日 | 歳時記かな
相変わらずの自宅ステイの日々

こどもの日、いつもなら米軍大型航空フェスの開催日なんだが
今年はもちろん中止

広島の お好み焼き や 旧友との飲み会も来年まで? 辛抱するしかない


それでも季節は確実に春から初夏に向かっている
今年は来ないだろうな~ と半ば諦め気分でいたが

朝、突然 目の前に弟が
手にしていたのはコレ、タラの芽

今朝早くに 採りに行って来たとのこと
場所はマル秘だし、一人の山菜採りだから大丈夫か
嬉しいブツの到来に、今晩の肴は決まりだね

 新聞の記事が一部見えてしまったが
 長野県警ヘリが山岳救助出動したが、搬送後に要救者のウィルス感染が疑われ
 その後数日間はパイロットも含めた救助隊員はもちろん
 地上関係者も検査結果が出るまで自宅待機となり、ヘリも飛べない状態に~

 防災ヘリも詐欺みたいな事案で飛べなくなっている長野県
 これからは活動方法を考慮しなければならないとは 


~最近の我が家 上空は~
あいかわらず、定期の旅客便は激減
普段はアメリカ大陸から東アジアに向かう、あるいは逆の航空機通過も多いのだが

偶に見えるコントレールは貨物便ばかり(アンカレッジから西の大陸へ)



ある日は鉄道関係のヘリ飛来
見慣れた機体なので普段ならスルーなんだが
撮影練習を兼ねて狙ってみた

お隣のブログにも同日の機体が載っていたのにはビックリ
機体は巡視を終えるところだったようで
この後はギアを上げ速度を増しながら南へ消えていった


これも上空の事案だよね(笑
金星が月に最接近ということで見上げると雲が邪魔

ということで数日後に再挑戦したら、2星の距離はすでに離れており
アングルに入りきらなかったので別々に

月と金星の欠け具合が似ているなんて、太陽の方向は同じだから当たり前か


所要が出来てしまい、出かけた先でエンジン音に体が反応
車に常備しているバックアップ用の一眼で探してみると


アルプスを背景に飛ぶヘリを発見できたが遠い!
この画像からは確認できないが、たぶん長野県警アグスター機
先日の新聞記事が頭をよぎる
遭難救難でなければよいが・・・ と見送る

GWの時期、暖冬だったがアルプスの残雪は案外多い
ラジオからは県知事が、「観光に来ないで」キャンペーンを流す日々


みどりの日 の月曜、 午後には別な県警ドーファン機が上空に

大きな事案でなければ新聞にも載らないが
南で何か事件でもあったのかな


昼間は夏日でも朝晩は気温一桁がつづいている

周囲の 田んぼ は田植えの準備で水を張り始めた
我が家の家庭菜園もそろそろだね
コメント (4)
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B727 ラストフライト ~つづき

2020年05月01日 | そら モノ 色々 
 14番スポットのタラップを降り
 
 ファイナル記念ゲートをくぐれば、CAさんから2つの記念品を受け取る


そのラストフライト搭乗記念品がコレ  

橋 幸夫、吉永小百合 さんのデュエット「そこは青い空だった」の
8cm CD と、山形空港で撮られた B727-200 のサービス版写真が同封

 この歌、以前から一番だけなら歌えた私です(笑


もう一つの袋には

なんと、B727 のエンジン タービンブレードが
マニアならこれがかなりの高額品ということはわかるはず
 (撮影後に判明、 CDとタービンブレードの袋が逆になっていました)

ブレードがなにか加工してあるわけではないが、マニア心をくすぐるアイテム
 下画像は、同封されていた説明書き
 


以前にもプラモの紹介で上げたことがありますが、1機で二度オイシイ
機体の左右を初搭乗時とラストフライト時の塗装に仕上げた B727-200
 今回は少しだけ大きめな画像で~



昨年に一部を改良しました
 経年変化で黄ばんでしまった、主翼付け根のウォークウェイは
 自作のデカールで張り替え
 胴体の窓は筒抜けだったものを
 木工ボンドを爪楊枝でチョイ付けしてガラス風に埋めてみました



オマケは、ANA制服コレクションのフィギュアーを
B727 が運用された1964年~1990年までの制服を集めてみました
右から年代順に並んでます (海洋堂さん の製作で、なかなかの仕上がり)



ラストフライト時に、CAさんにお願いしたキャビネ版がコレ

「表に直接サインをもらってもよいですか?」とわざわざ聞いてくれるなんて
全日空に最後はこの機体だけが在籍し、忙しくラストフライトまで運用しつづけた機体
 ANA B727-200 JA8355 ( 名古屋空港にて撮影 )


このラストフライトの機長を務めた、石川機長
 その息子さんと、このブログをとおして
 一昨年に知り合うことができたのは、何かのめぐり合わせ!?
 
昨年秋には念願だった
 息子さんのお店 SUGAR SHACK にも訪問することができ
 流れる soul な曲に癒されながら
 社内発行 非売品の素晴らしい写真集「Boeing 727 The Glorious Heritage」を
 拝見させていただくこともできました

また、貴重な石川機長の飛行日誌を拝見するチャンスも

内容は個人情報もあるので、ここには出せませんが

ラストフライト終了時点での、石川機長の総飛行時間は 約17,000 時間
その後はB747の訓練に入った様子もわかりました

 
ANAにとっても1964年に-100型を導入以来
社の歴史を築いた B727 の引退は大きな出来事だったようで
社内で盛大な お別れ会 も行われ
機体に社員が沢山の労いメッセージを描く様子も公表された
 (機体はその後、大韓航空へ売却)

社内報「ぜんにっくう 90/ 5」は B727特集でした




昔に所蔵していた航空雑誌に載っていた、全日空の広告ページから B2 関連を幾つか



国際線への本格運行の予告広告もあり、まさに変革の歴史を共にした機体だったんだ


最後に、石川等志雄 機長が
社内誌 「ぜんにっくう」や 私が当時所属していたクラブ誌に寄稿していただいたコメントから一部を

 B2は26年間の四半世紀にわたり、我々を育て全日空を大きくしてくれました
 いつの時代でも、どの分野でも新旧交代の瞬間は必ずやってきます
 今のようにコンピューターに制御された操縦システムではなく
 パイロットの腕で飛ばすことのできた最後のジェット機でもありました
 立派に任務を果たしてくれた B2に感謝の気持ちを込めて別れを告げたいと思います
  「ボーイング 727 ありがとう」

 
 SUGAR SHACK のブログを見ると、先週が 石川機長の ご命日だったそうで
 航空自衛隊 時代から飛行経験を重ねての ANA 入社
 まさに飛行機人生を全うされた石川機長
 あらためてご冥福をお祈りさせていただきます
コメント (6)
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