８月５日(木）

　　”サルスベリと夏空”

　今日はこの夏一番の青空とか。
こんな日に空のきれいな場所で夜明けを迎えられたら。
　想い先行、計画なし。
　朝のゴミ出しに出て見上げる空。

お昼のニュースを聞きながら

　我が家では珍しく午前中から冷房を入れ、南側の窓は厚いカーテンを引き暗くする。
引きこもり状態だ。西側の窓に日が回り始めた。
　お昼になってしまった。
百歳を超える高齢者の所在不明のニュースがトップだ。
国会で総理大臣が「人の結びつきが弱くなっていることが問題だ」、と答弁している。
　その通りだ。地方自治体の責任問題はずっと後ろの問題だ。子供の虐待問題しかり。
「貧すれば鈍する」のことわざがあるが、人は追い込まれればもろいものだ。
私だって追い込まれたら分からないと思っている。
　問題は人をそのような状態に追い込まない社会であることが求められている。
ぎんぎんに暑い窓の外が別の世界に見えてきた。
　

炎天散歩 １

　「一時間ばかりこの炎天を撮って来る」。「一番暑いときに出てくの？」
「炎天に入らずんば炎天は撮れず」。昨年もこんなことを言って出かけたっけ。
　先ずはこの暑い日の空を撮っておこう。
　

炎天散歩 ２

　川原まで出てみると風が結構ふいている。
遠くで子供の声がする。
小学校のプールだ。
ここに居る子供たちの姿こそ「今」なんだ。
　大きな声で遊んでいる子供たちの声が、
夏空に吸い込まれるように遠くの声に聞こえる。

炎天散歩 ３

　夏休みの小学校。

炎天散歩 ４

　川沿いの道を歩いて、元加治駅の駅裏まで来た。
私が気にしてちょくちょく撮っている桜の木。
木陰の涼みをかねて、木の下から駅のホームを撮る。
　

炎天散歩 ５

　この子達はもう試合が終わったのだろうか。
川原のグランドでは砂埃まみれになって、サッカーをやっていた。

炎天散歩 ６

　今日二度目のサルスベリ。夏の花だ。

炎天散歩 ７

　一時間余りで自宅に帰還。
この位の時間が頭がオーバーヒートしないでちょうどよい。
　ミニトマト、赤いのはほとんど収穫してしまったがまだ青いのが続々出てくる。
　帰って午睡。
　ラジオをつけてブログをやっていたら、
高齢者の所在不明問題は、100歳以上だけが問題になっているが、
実はもっと低い年齢から問題は始まっている。
　ある日突然所在不明になるのではなく、経済的格差が地域からの孤立を生みやがては、
という背景もあることが指摘されていた。
　最近カミサンと聞きたくないと言いながら聞かされるニュースが多い。