８月１３日 一石二鳥ならず

　　”山中湖にて午前１時４０分”

　鳥の話ではありません。
ペルセウス座の流星群が、今日の未明がピークだった。
涼しくて、街の明かりに邪魔されない場所で、星を取って明け方には日の出の富士山を撮る。
　一石三鳥じゃん。我ながら良いこと考えたものだ。
渋るカミサンを引っ張って前夜の１１時頃家を出た。
空の明るい天体は月ではなく星です。


　

夜の山中湖にて ２

　午前１時４５分。
数日前から天気予報をチェックしていた。台風４号は昼に過ぎた。
天気予報は夜通し☆マークだ。今日は最高！。
　勇んで着いたが、着いたばかりが星空が一番見えていた。

夜の山中湖にて ３

　午前２時６分。
富士登山の人たちの明かりが見える。
突然雲が晴れる時がある。しかし突然星が見えなくなるときもある。
　夜通し星空撮影三昧のはずが、ほとんど晴れることがない空を見つめて朝になってしまった。

夜の山中湖にて ４

　午前３時４７分。

　流れ星が全然見えなかった分けではない。
湖畔の遊歩道に寝っころがって見ている人も居て。
着いたばかりは目がなれないので、蹴飛ばしそうになった。
　カミサンもシートを敷いてしばし寝転びを決めこんでいた。
着の身着のままで気持ちよい気温であった
　私の見た一番大きな流れ星は。
富士の山頂近くに左上から斜面よりやや強い角度で二個同時に流れた星だった。
　もちろん撮れなかった。

夜の山中湖にて ５

　午前４時１１分。

　もう東側が明るくなっている。星はもうだめだ。
湖の少し上にたなびく霞が夜通し、厚くなったり薄くなったり。
街の明かりに間接照明のように輝く。

夜の山中湖にて ６

　午前４時２９分。

　湖の東側が明け方の色になってきた。
すくそばにある富士山はすっぽり雲の中。
明け方の富士を撮りに来た人たちも皆振られてしまった。

夜の山中湖にて ７

　午前４時４４分。

　朝の風景もこれ以上の展開が見込めない。
私は前夜から寝てないので、車で小一時間仮眠。
　続きは明日に。

迎え盆

　　”迎え火”

　裏の家も、お隣も、出てきて迎え火を焚く。
今の時代で、これだけ皆がそろって行うことって珍しい。
　盆と正月という言葉があるが、正月より盆の迎え火の方が一体感を感じる。