１２月１５日（水） ふたご座流星群

　　”ふたご座流星群　ＡＭ３：５４　川越、北西の空”

　流星は、まともに撮れたためしががない。
昨夜、テレビを見ていた夜１０時半頃、
うとっとしたのでもう寝ようかと思って気が付いた。
ふたご座流星群の日だった。観測条件が良いと言われている。
　玄関を出て空を見上げたら、星ひとつ見えない。
それでも予報は星空になっているから、と十二時に再度出てみる。
予報は正確だ。一面の星空だ。ところが２、３分見ているうちに、
瞬時のように西の空半分がガスッて星が見えなくなる。
　まるっきり駄目でないなら出てみよう。
山の高い場所はこの時間一人では心細い。
てなわけで川越伊佐沼へ。
　一番暗い方角がこの方角だ。
でも、雨上がりの影響だろうか、霧が出てくる。
レンズが汗をかいてしまうのだ。
拭いても拭いても３０秒ほどしか持たない。
　拭いているときに限って星が流れる。
一時間に５０個位は誇大広告だ。
良いところ５個位だ。その内写りこんだのは数枚でした。
　画面左、下。分かりますか。
　　

　

鉄砲まつり（３）－１

　　”曳行に出る山車”

　日没時間は過ぎた。
　鉄砲を打つ神事が済むと、　
　歌舞伎舞台は解体され、山車になった。
これから地域を曳行され、また戻ってきて、
午後７時半にはまた歌舞伎舞台に変身し、夜の歌舞伎が始まる。

鉄砲まつり（３）－２

鉄砲まつり（３）－３

　山車の動きに合わせて、参道の人の動きが激しくなった。
この露店、姫ダラなどの干物を売る店だ。
　店主の子供だろう。昼間から店の周りで一人遊びしていた。
ここにはテレビも友達もいない。親子密着の暮らしだ。

鉄砲まつり（３）－４

　まだ夜の空ではない。
　参道だけが異常に明るい。

鉄砲まつり（３）－５

　参道を一歩離れれば、秩父の山間の暗闇だ。
奥のテントは、花火打ち上げ会場、警備用テント。

鉄砲まつり（３）－６

　祭りの後の、この地域の夜の闇の深さを思った。

鉄砲まつり（３）－７

　山車が帰ってくるまでは、しばし神社周辺は静かだ。
集会所に、祭りのお偉いさんたちが集まっている。

鉄砲まつり（３）－８

　山車が帰ってきた。

鉄砲まつり（３）－９

　山車が元の位置に戻されて左右に舞台が増設され、歌舞伎舞台に変身する。
これにはかなり時間がかかる。
すべては祭りの手順の内だ。
　よそ者は、帰りのことが頭をよぎる。
ここまで来たら最後まで付き合おう。

　明日を最後にしたいと思います。