１２月４日（土） 風の翌日 １

　昨日は関東地方は強風が吹き荒れた。
一夜明けて、
すべての雲が吹き飛ばされた今日は、青空しかない。
　玄関を開けると、家の中に入れた観葉植物の影が壁を照らす。
　朝ドラを見終わって、この素晴らしい天気の下を歩いた。

風の翌日 ２

　白髭神社の銀杏は、なかなか色づかなかった。
昨夜の風で大分落ちてしまったのでは、と行ってみた。
ここ南側からは目立たないが、北西側はかなり枝になっていた。

風の翌日 ３

　”元加治　駅裏の桜”

　もしかして、駅裏の桜は一気に坊主になってしまったのではないか。
行ってみたら、一気に飛んでしまっていました。
少しずつ少なくなっていく様子を撮っていこうとしていましたが。
　自然はそんなになだらかなものじゃない。
　一夜にしてだ。

風の翌日 ４

　　”皇帝ダリア”

風の翌日 ５

　　”河原のグランド”

風の翌日 ６

　　汚れがすべて吹き飛んだ空だ。
　　でも暖かい。

風の翌日 ７

　　”日没”

秩父夜祭 花火 １

　　（１２月３日撮影）

　昨日、秩父の芦ヶ久保で雨があがった写真を撮っていて、
そういえば今日は秩父夜祭の最後の日だと気が付いた。
　うっかり盆地に入ったら渋滞に巻き込まれてしまう。

　今年は、はなから祭りそのものを撮るのは、お休みしようと思っていた。
でも芦ヶ久保の高い所にいたら、
高い場所から秩父夜祭の花火を無性に撮りたくなった。
　吾野の、元職場の友人で、写真クラブの友人でもあるＨ氏に、
場所の選定について教えを乞い、ロケハンをして、
一旦家に帰り出直してきたのです。

秩父夜祭 花火 ２

　しかしこの日は、関東地方が強風にさらされた日。
７時の始まりで、６時半に現場に着いたときは、
　風に加えて雨すら落ちてきた。

　幸い花火が始まる頃には、雨は止んだが、
今度はものすごい風。

　三脚がスローモーションのように倒れかかる。
カメラのストラップが鯉の吹き流しのように風になびく。

秩父夜祭 花火 ３

　とかなんとか言いながら、終わりの１０時まで頑張った。
風の振動のおかげで思わぬ芸術写真が撮れてしまったが、
　それは追々お見せできる時があれば。