”キアシシギ”
田園地帯で、はるか遠くの田の畔に並ぶ鳥。
逆光もあってこの場所では何の鳥かわからなかった。
この行儀のよい立ち姿、やっぱり普段見慣れた鳥ではなかった。
もっとも近くに来ても逃げない。道からの距離はかなりあるからだ。
それを飛ばしたのは私ではない。カラスが低空で近くを飛んだからだ。
”荒川堤防の日没”
昨日(5月5日)です。
日没を撮るのがここに来た第一目的ではなかった。
暦では5月4日が満月だったが雲が多い夜だった。
本当は月光の海を撮りたいとアピールしたが、カミサンが猛反対。
「茶畑にしたら」・・。 こうなると会話が成り立たない。
せめて田に水の入った風景で妥協することに。
「何時に帰るか分からないから」。
これを言っておけばフリーパスだ。
月明かりだけで撮る写真。
日光写真ならぬ、月光写真だ。
露出さえかければ肉眼で見えなかった緑色も写ります。
帰ることを忘れる状態になってしまった。
三度ほど場所を変えて、時間は午前零時を回ってしまった。
一応カミサンにはメールを入れたが、もう気づいてもらえる時間ではなかった。
この日の写真はまたいつか。