5月3日。
カミさんの実家の、辰野町小野の御柱祭は
諏訪大社の御柱祭と一年遅れで行われる。
「招待状が来た」。
実家といっても、古希を過ぎれば代替わりして、
自分の思いとは別に距離をわきまえないといけない。
カミさんは嬉しそうだった。
国道の交通規制がかかる前にと7時ちょっと過ぎにお宅に。
お勝手を預かる奥さんと娘さんたち以外はほとんど家に居ない。
「もうそこまで御柱来ているよ」。
集落のはずれの庚申塚まで急ぎます。
途中で上の義兄と行き会った。
御幣を持って列の先頭集団を歩く役だ。
↓ 庚申塚に、一の御柱が来ていた。
柱がきれい。大黒柱のような磨きがかかっている。
このあたりが諏訪御柱と違うところだ。
大きさこそ、諏訪にはかなわないが、今回はかなり大きな柱らしい。
↓ 車は減速しないとすれ違えような道幅。
道の真ん中は少しこんもりしている。
だから御柱は簡単に道の端に行きたがる。
柱のくぼみにお清めの塩が。
柱の直近を預かる元綱の人たちの衣装には、結構お金がかかっています。
この後、集落の中を通って佳境に入っていきます。