赤い夕陽に唐松が一層赤く、
オオワシも夕日に染まっている。
ねぐらは山のもっと奥の方だが、直線的には行かず、
何度か旋回しながら高度を上げて移動していく。
その旋回の仕方によっては湖上近くに来ることも考えられる。
そんな期待をよそに、山の上で何度か旋回しながら遠ざかって行く。
赤い夕陽に唐松が一層赤く、
オオワシも夕日に染まっている。
ねぐらは山のもっと奥の方だが、直線的には行かず、
何度か旋回しながら高度を上げて移動していく。
その旋回の仕方によっては湖上近くに来ることも考えられる。
そんな期待をよそに、山の上で何度か旋回しながら遠ざかって行く。
オオワシが、手前の木の陰になり私の視界から消えた。
もう山むこうに行ってしまったろうと、日没を撮っていると、
「まだ飛んでる」。 でもこれが今日の最後の姿。
みな納得したように帰途につく。
オオワシを見に何時間も湖畔に立ち続ける人々。
オオワシが人に与えているパワーは何なのだろう。
”タゲリ”
この個性的な形と色の鳥は、
その季節が来るといち早く撮りたいのですが、
なかなか出会えませんでした。
初回は鳥友さんに場所の教えを乞うて行ったのですが出会えず。
その翌日、今度はカミさん連れで行ったのですが空振り。
そして今回が三度目。
三度とも同じコース。
この日もだめで、もうここで折り返そうと、堤防の上に出たら、
すぐ足元の田んぼにいたのです。
カラスのちょっかいを受けています。
しかし逆光でぬかるんだ真っ黒な田んぼの中。
いきなり目当ての鳥を背中越しで撮るとは思いませんでした。
露出はとっさに切ったら真っ黒け。ソフトで一生懸命に起こしました。
↓ カラスに追われるタゲリ。
三羽残ったタゲリを、もっと近くに来てくれないかと、じっと我慢の私。
と、さっき私がタゲリを発見した堤防の上に軽自動車が止まった。
タゲリは田の堤防寄りに居る。
老夫婦が降りて、ドアをパタンと閉めた瞬間、
ケッと鳴いて一斉に飛び立った。
あ、バカ!。 と言いかけて、いや、ありがとう!。
順光側に立つ私に向かって飛んできたのです。
ありがとう~
野鳥と付き合うのは博打だ。 9回裏2アウトまで行っていたのに。 帰り間際にこんなに撮らせてくれて。
”タシギ”
タゲリを撮っていた田んぼでのもう一つの収穫。タシギです。
最初ヒバリが舞い降りて来たのかと思いました。
頭のひょこひょこする出方がヒバリより高いなとよく見たらタシギ。
今年の前半はタシギにほとんど会えませんでした。
今期の冬鳥は期待できるのかな。