詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

坂口安吾、花田清輝、大西巨人・・小泉・竹中

2010年03月17日 | 日記
◆国民の大多数を貧困へと追い込む一方で、しこたま私腹を肥やした小泉・竹中は死刑とはいわないまでも、全財産を没収すべきと思う。
そう思った記事『大不況の元凶は小泉首相と竹中金融担当相が実施した「ドル買い」が原因』はー『ここ』

デジカメ片手にぶらぶら散歩してたら・・ 向こうから歩いてきた全然知らない素敵な美人に挨拶された。
「こんにちは」
「こんにちは、いい天気ですね」

◆学生時代に熱中したのが、坂口安吾と花田清輝だった。この両者に共通しているのは歴史への切り口の新しさだった。

3月16~28日、東京・両国シアターXで彼の演劇が上演されるとか。
《さらに祭りのフィナーレには大西巨人の大作『神聖喜劇』の演劇版が登場する。花田と大西は、筆法はまるで違うが、日本の新しい文化をうみだしてきた僚友でもあった》
詳しくはー『ここ』

タブーやモラル崩壊の題材が多い英国作家イアン・マーキュアン「アムステルダム」読了

2010年03月17日 | 日記
この作家に近い日本作家は、タクシー運転手の在日作家ヤン・ソギルではないかと思う。その理由はータブーへの挑戦と、とても映像的で映画化が面白そうな点だ。

「月はどっちにでている」「夜を賭けて」「血と骨」「闇の子供たち」等のヤン・ソギル原作映画は、彼の作品の中ではまだまだ穏便な内容で、朴韓国大統領暗殺犯の物語や、日本ホラーで最も怖い「H」等のもっと過激な作品が山ほどある。

一方のイアン・マーキュアンもまた、レイプ・小児愛・人肉食等・・さながらタブーの博物館といった趣のある作家だと思う。

何故この作品名が「アムステルダム」なのかは・・巻末の「訳者あとがき」で述べられているが、作品中でのこの言葉がとても印象的だった。
《角にはこぎれいなコーヒーハウスがあるが、おそらくドラッグを売っているのだろう。
「ああ」と、最後にジョージが言った。
「オランダ人てのは合理的な法律を作るもんだ」
「そうだね」とガーモニーも言った。
「合理的ということになると、連中は行きすぎるからな」》

詩 蒼穹

2010年03月17日 | 
たたかいの言葉は
風のように語られるべきだ
あるいは
降りそそぐ雨のように

たたかいの言葉は
誰かのためにではなく
自分だけのためだからだ
結局は

明日こそは
長いあいだ待ち望んできた
死ぬにはふさわしい
インディアンサマーの蒼穹なのかもしれない