同時代の詩人・物書きだな・・と初めて思ったのは寺山修司からだった。
でもずっと慢性的な金欠病だったので、彼の演劇も一度も観たことがない。
脚本を読みながら想像するばかりだった・・
どっちかというと彼の短歌・俳句の方が好きだったけど、でもこの詩は今でも好きだ。
ー昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年かかって
完全な死体となるのである
・・・・・・・・
ぼくは
世界の涯てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ
(「続・寺山修司詩集」より)
◆寺山修司についてはー『ここ』
でもずっと慢性的な金欠病だったので、彼の演劇も一度も観たことがない。
脚本を読みながら想像するばかりだった・・
どっちかというと彼の短歌・俳句の方が好きだったけど、でもこの詩は今でも好きだ。
ー昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年かかって
完全な死体となるのである
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ぼくは
世界の涯てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ
(「続・寺山修司詩集」より)
◆寺山修司についてはー『ここ』