詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
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酔いどれ詩人ブコウスキー、沖縄から連想した「法の下克上」と「オッカムの剃刀」の原理

2010年03月25日 | 政治
沖縄の基地移転問題が長引くのはむしろ良いことではと思う。
もっともっと長引かせて、多くの日本人がもっと真剣に考えるべき問題ではと思う。
ここで問題にすべきなのは「法の下克上(」憲法に反する法律や条約が憲法違反を堂々と遂行)と「オッカムの剃刀」という原理が問題なのではと思う。

ブコウスキーというアメリカの酔いどれ詩人がいた。ビートたけしがブコウスキーを絶賛するはるか前から・・「アメリカを理解するのにはブコウスキーを読んだほうがいい」と、知り合いの誰彼に薦めたもんだった。その思いは今でも変わらない。
大恐慌以来の彼の過酷な自伝的物語は、アメリカという非情な社会を最底辺から照らし出すものだと思う。

さらに彼がそれだけの物書きでないと思った理由を辺見庸「眼の探索」(朝日新聞社)から引用したい。
《「政治ほどくだらない」という、一意直到の、そして彼にしてはちょっと珍しい大真面目なエッセーがある。答えがタイトルにある仕掛けで、なぜ政治を書かないのか、そのわけを縷縷とつづっており、これがなかなかのテーマ論、マスメディア論、反核論にもなっている。
 1968年一月、水爆を搭載した米戦略空軍のB52がグリーンランド沖で墜落sた。エッセーによれば、これへの注意と反発を逸らすために、米政府は北朝鮮による海軍情報収集船プエブロ号拿捕事件を大宣伝して、愛国心をかきたて、結果、マスコミは墜落事件報道を縮小していった、という。作家はそれに苛立ち、「自分たちの命が愚かな連中の手中にあることに気づく・・」と書き、良い政府などありえず、「あるのは悪い政府と、もっと悪い政府だけだ」といいつのる。》

注:「オッカムの剃刀」とはースコラ哲学者オッカムが用いた原理で、ある事がらを説明するのに不必要に多くのことを仮定してはならないという原理。
僕の好きなSF作家カール・セーガンは「二つの異なる説明があるとしたら単純な方を選んだほうがいい」と簡略に説明。
剃刀というだから当然「髭」が想定されているが・・髭の濃いほど怪しいというのがオッカムのこの原理の基本的な考え。

◆121. 2010年3月26日 00:52:41
結局 「飯島勲」の名前を広めないためのカモフラージュ騒動だろ(注:一連の検察への圧力)
ニュースの価値すらないはずの男
しかし 何かを知ってるので 消される可能性あり
このコメントがかかれていた記事「スクープ!!生方議員、離党へ!!」はー『ここ』

沖縄の基地移転問題についての正論はー

2010年03月25日 | 政治
《そもそも普天間の移転と辺野古の基地建設は別々の話だったのに、マスゴミが関連付けて報道したせいで、アメリカにつけこまれ日本政府は選択肢が極めて減ってしまったというアフォ話。普天間の部隊はどうせグアムに移転するんだから、日本政府が移転先を決めてやる必要はないし、辺野古はアメリカの環境アセスメントで不可となっているので、放置しておけば建設はできない。日本政府はこの問題はほっとけばいいだけ》
このコメントが書かれていた記事「鳩山政権の役割は終わった。次は菅直人政権だろう。(文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』)」はー『ここ』

ただ僕としては、優柔不断な鳩山総理で参院選挙を戦った方がいいのではと思う。その理由はー①民主党の大勝を防ぐ ②売国的閣僚たち(平野、岡田、北澤、前原、長嶋等)の正体をもっと国民が知るべきと思うので。

◆民主党の公約や役割とは、子供手当てや農業保障や高速道路無料化や天下り禁止のように・・従来は中間の利権まみれ官僚や天下り官僚のための○○法人、大企業・農協等の利権団体に中抜きされていた税金を直接国民に届けて、貧困・景気回復ということだったと思う。
さらには、「脱日米軍事同盟」と「冤罪利用して暴走しこの国の主人面をする検察警察等からの脱官僚」だったと思う。
これらについての記事「自衛隊一佐の暴言を放置続ける民主、社民の連立政権」はー『ここ』

・・社民党の存在意義がかかってるなと思う。自衛隊は誰がみても憲法違反の「軍隊」であり、それをどうするのかが問題であり、僕はそれは「専守防衛」「徹底的なシビリアンコントロール」「国境警備隊へ向けての武器の質量の改変」だと思う。(列島国家に陸上自衛隊は必要ない・・戦車などいったい何処で使うというのか)