詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

「青銅の神の足跡」を再読中

2008年02月15日 | Weblog
ほんとに何度読んでも飽きない本だ。
日本の支配層はやはり、アマテラスの「耳」的海洋交易民系とタカミムスビの「目」的騎馬遊牧民系の混合の上に、天皇族+藤原氏が覆い被さって、最後に武力で統合したのではないだろか?

新羅だけが中国や他の朝鮮半島の国々とかなり異質です。金への偏愛やガラス製品も、中国経由のものではなくて、ステップの道を経由したローマやペルシャ製のもので、日本では日本海沿岸や関東に多いとか。

金への偏愛は紀元前三世紀頃に、現在のウクライナあたりから現ロシアキジル共和国あたりへ東征した騎馬遊牧民の元祖のスキタイ(ギリシャ史によく出てきてギリシャ神話と日本神話が似ている原因か?)の影響なのかも?

新羅は金属加工者の王が多いし、天皇族以前の物部氏もオオ氏も全国的に展開してるので金属加工氏族ではないかと思う。(金属加工民は約30年くらいで移動しつつ山へと分け入りあらゆる特産品を探査・交易)

秦氏も聖徳太子も播磨という古代の一大金属加工地帯と縁が深いので(秦川勝の逃亡先は播磨、聖徳太子関係の寺社も多い)、新来の金属加工系の騎馬遊牧民系ではないかと思う。
そうすると蘇我氏は?物部氏と一体化(馬子の妻が物部守屋の妹、聖徳太子も両方の血筋)していたので、同じように土着的なこの列島本来の支配者氏族だったのかも?

  注:写真は野良子猫が入っていった駒ヶ根の海外青年協力隊訓練施設

土管

2008年02月15日 | 日記
中央高速道の駒ヶ根サービスエリアは
中央アルプスと南アルプスを満喫して
日帰りで帰って来られる
ロープウェイへの道の両側は温泉だらけ
南アルプスにも
南朝の中心だった鹿塩やらに古い温泉がある

マムシの燻製とか
一風変わったお土産も買えるけど
とりわけ素敵なのは
野良猫が沢山いることだ

去年は
柵越しに写すのがもどかしくて
柵を乗り越えてパシャパシャ

「おいおいいったいどこへ行っちまうんだよ?」
三色の可愛い子猫は土管へと
もぐり込んで出てこない
待てど暮らせど
どっちからも出てこない
土管のあっちとこっちで
もうタバコを二本もプカプカ

白黒斑の子猫は
道路を横断して
海外青年協力隊施設へと行ってしまった
「部外者立ち入り禁止」の立て札なので
煙草をもう一本プカプカ

陽がかげってきた
なにやら嵐の予感がする
なんだか土管にもぐり込んで
子猫ちゃんと野宿したい気分だよ

  注:その時の子猫の写真はここと昨日の日記にアップ。


どこまで過労死か貧困死かを強制し続ける国なのか?

2008年02月15日 | 日記
今夜も
一畳ほどのカーテンの内側へと
疲れ果てた若者たちがやって来る
片手に汚れた作業着の袋を抱え
背中には全財産を詰めた
リュックを背負いながら

ネットカフェはどこもかしこも満員で
消灯時間は11時
一時間の料金は百円前後
すぐ近くの通りからは
酔っ払いや車の騒音
明日もまた生き延びるための
最低賃金以下の3kの仕事が待っている
死ぬまで永遠に

といって
この国の正規社員たちが
それほど恵まれているわけでもない
目先の利益追求の首切りの横行と
派遣社員やパート化で
社員が少なくなったぶんだけ
名前だけの管理職化やサービス残業で
過労死か精神障害までへと追い詰められる

誰がいったい
あんなに素晴らしかったこの国を
こんな腐りきった国にしたんだろうか

わずか10年前には
世界で二番目に豊かだったこの国だった
「日本に学べ」とさえ言われた夢の国だった
勤勉な人々による
世界最先端だった製造業
世界に誇る平和憲法をもつ
世界の手本だった平和国家だった

こつこつと税金で作り上げてきた
国民共有財産のすべてを
強奪してしまったのは誰だったんだろうか
国鉄や高速道路や郵便局や国立大学や保育園を
強奪し続けてきた者たちは
いったい誰だったんだろうか

今夜も
一畳ほどのカーテンの内側へと
疲れ果てた若者たちがやって来る
片手に汚れた作業着の袋を抱え
背中には全財産を詰めた
リュックを背負いながら

ネットカフェはどこもかしこも満員で
消灯時間は11時
一時間の料金は百円前後
すぐ近くの通りからは
酔っ払いや車の騒音
明日もまた生き延びるための
最低賃金以下の3kの仕事が待っている
死ぬまで永遠に

といって
この国の正規社員たちが
それほど恵まれているわけでもない
目先の利益追求の首切りの横行と
派遣社員やパート化で
社員が少なくなったぶんだけ
名前だけの管理職化やサービス残業で
過労死か精神障害までへと追い詰められる

誰がいったい
あんなに素晴らしかったこの国を
こんな腐りきった国にしたんだろうか

わずか10年前には
世界で二番目に豊かだったこの国だった
「日本に学べ」とさえ言われた夢の国だった
勤勉な人々による
世界最先端だった製造業
世界に誇る平和憲法をもつ
世界の手本だった平和国家だった

こつこつと税金で作り上げてきた
国民共有財産のすべてを
強奪してしまったのは
いったい誰だったんだろうか
国鉄や高速道路や郵便局や国立大学や保育園を
強奪し続けてきた者たちは
いったい誰だったんだろうか

この国の腐りきった官僚や頭のおかしい世襲政治家をなんとかしてもらいたいもんだ

2008年02月15日 | 政治
道路特定財源で、新たにミュージカル支援に5億数千万円やアロマテラピー器具まで買っていたとか。全く開いた口が塞がらない。

以前テニス・ゲートボール等の運動器具や、日本中の彼ら高給官僚のための豪華な宿舎や、運転手付きの高級車への支出でも驚いたけど・・その頃の責任者を処分しろ!といいたい。民間企業なら即クビが飛ぶようなあまりも無責任な官僚の犯罪だ。それらを罰する事がなければ、いつまでもこんな税金横領・浪費の犯罪行為がなくなるはずが無い。

それと同時に、彼ら高給官僚がやりたい放題にできる原因のガソリン税暫定税率を廃止して25円安くして、諸物価高騰に苦しむ国民を救済すべきだ。(生産・物流・発電等のすべての国民生活で石油は不可欠)。道路特定財源もこれほど本来の道路以外の使い道に高給官僚たちが使っているのだから、きちんと国会の監視が行き届く一般財源化すべきではないのか。

最悪の世襲政治屋は鳩山法務相だ。
「機械的に死刑にする」という発言ても、今回の鹿児島の選挙違反冤罪事件が「冤罪でない」という発言等、あまりにも失言が多すぎる。法律・裁判の最高責任者がそんな事ばかり言っていたら、ますます罪の無い人間が逮捕されてしまう世界一の冤罪国家になってしまうことだろう。

自分はフィリピンで違法な蝶採集をやりながら、その時の事故が原因で死んだ案内者の日本人の家族を見殺しにするような人間は、政治家失格どころか、人間失格者だと思う。法務大臣どころか政治家を直ちに止めるべきだと思う。

爆弾低気圧の影響で夕張は7メートル50センチの積雪とか!

2008年02月14日 | 日記
僕の子供の頃は5・6メートルという積雪がざらだったけど・・東京の国会議事堂や官庁街にこそ大雪が降り積もって欲しいもんだと思う。

ガソリン税暫定税率廃止や道路特定財源の一般財源化が急務だと思う。「埋蔵金」約100兆円が、各省庁や特殊法人等の○○法人やその関連会社に隠匿されて、それが官僚の天下りや税金横領・浪費の原因となっているという。

それを防ぐための最善の策はー
よりガラス張りの「情報公開制度」と、それらの原因となっている特別会計(官僚に自由になる国家予算の約3・4倍の隠れ国家予算)や暫定税率・道路特定財源等という官僚たちのポッケトマネー化した税金の廃止や一般財源化だ。

それと税金に関する犯罪を犯した者の全財産没収等の罰則強化しかないもはやないのではないか?中国のように死刑とまでいかなくても・・


沖縄の出版社の女性編集者に初めて詩を褒められた!?

2008年02月14日 | Weblog
たぶん褒められているんだろう・・と嬉しい気分で酒を飲んでるとこ。褒められた詩は↓y↓↓の「やかん」という詩。この詩をどんどん越えるような作品を作っていきたい。

《PIKKIさん ちゃーがんじゅー うたびみせーみ

子曰、朝聞道、夕死可矣

「自分にとっての道」発見 嘉例吉でーびる》
    (「赤椀の世直し」掲示板3より)



洞爺湖

2008年02月14日 | 日記
16歳の時
初めてデートしたのが洞爺湖だった
君と二人だけで
初めてボートに乗ったのもこの湖

君の哀しそうな瞳だけを
いまでも思い出す

君はアイヌの痩せこけた少女で
ぼくはといえば
町一番貧乏な飲んだくれ親父の息子
ランサムの「アマゾン号とツバメ号」を読んで以来
自分だけの舟が欲しかった
目の前の太平洋へと乗り出してゆきたかった
吹雪だろうと 嵐だろうと
休まずに牛乳配達していた16歳だった

今だったら
山ほど聞きたいことがあるのに
何ひとつ君に聞くことができなかった少年だった

いつまでも 湖底深く沈んだ
樹々の差し交わす枝だけを
見つめ合ってた

遠くの対岸には
煙たなびく有珠山と
ぼくが休みの度にアルバイトしていた
ドライブインの観光バスの群れ

笑え

2008年02月13日 | 日記
梗塞と心臓手術とで
ボケが急速に進行して
寝たきりになった母に
ある日突然
聞かれたことがある
「死んだらどうなるんだべか」

ぼくらは 
身近な自然についてさえ
ほとんどなにひとつ知らない
ちっぽけで傲慢な存在
けれど 決して
嘘を塗り固めて
生きようなんかなんて
誰も思わない
嘘の答弁でで凝り固まった
この国の支配者たちだってたぶん

笑いで誤魔化してでもいいから
その不安に耐えなければならない
だからぼくも 
死が間近の母を
できる限り
笑わせてやろうとしたんだ

笑え 笑え もっと笑え
もっと大きく 口を開けて
笑え 笑え もっと笑え
のどチンコが見えるぐらい
もっと もっと 
口を開けて
笑え 笑え もっと笑え

初夏

2008年02月13日 | Weblog
北海道の初夏は 
まるで唐突にやってくる
ブラックホールみたいな季節だ
あらゆる花々が
いっせいに咲き乱れ
蝉の声さえもが
恋の始まりを歌い始める

それから
だまし討ちだと訴えるかのような
夜中の蛙の声
最愛のきみの死の知らせが届き
突然のリストラが告知される

ついには 
ぼくもまた
立ち尽くすしか能がない
一本の折れやすい棒切れになってしまう
季節外れのトンボにさえ
首を傾げられながら
汗に滲んでいった
「不当解雇反対」のぎこちないマジックの文字

気がつくと
この世界はいつの間にか
棒のような影と
影のような言葉が行き交う
まるでみたこともないような
硬直した多面体だ

やかん

2008年02月13日 | 日記
やかんが大好きで
家の中は
大小様々なやかんだらけ

やかんのような人間が好きだ
お湯が沸くたびに
ピューとけたたましいやかん
登山用の平べったいひしゃげたやかん
いざという時のために
2リットルの水と共にじっと耐えてるやかん
母が愛用してた琺瑯製のカラフルなやかん

やかんのように
生きていこう
誰に理解されずとも
遠い風の音を聞きながら

放浪

2008年02月13日 | 日記
どこへ行ったってこの国は
まるで
静まり返った噴火口みたいなファシズムの監獄
毎日のように新設される
小さな道路の監視カメラの鬱陶しさや
マスゴミの「勝ち組み」と「負け組み」報道
ご大層に
kYという略語までが作られ
「空気の読めない奴」とかいう意味だとか

生きてゆくのに必要なのは
風のように変幻自在なこころだけ
持てるもの以外の
あらゆるものを捨て去って
身軽になることだ

転がり続ける石のように
失明してゆくことで 
見えてくる場所がある

吹き過ぎてゆく風に
行く先を聞かれて 
ふっと
「還るんだ」と
つぶやいてたぼくがいる

僕が現在最も共感するブログ

2008年02月13日 | Weblog
恐らく僕のような意見は、日本ではごく少数派だし、人によっては気が違ってると感じるかもしれない。けれども、日本の未来にとっては最も現実的な意見なのではと思う。
それは以前も書いたけれど「日米安保条約廃棄」だ。それを条件にして、早く北方領土問題を解決して、ロシアとの国交を正常化することだ。

これ以上の無条件のアメリカへの奴隷的な追随は、遠くない将来、侵略戦争での米軍の弾よけの官僚独裁軍事国家へとこの国を導き、世界中からの嘲笑と軽蔑を受けることだろう。そして、米中二大国家の間に沈没した奴隷的な国となってますます衰退してゆくことだろう。

そんな惨状を避けるためには、十年後を見据えた「日米安保条約廃棄」と北方領土問題を解決して、ロシアとの国交を正常化することしか日本人が生き延びる道は無いと断言する。それがわからないのは、私利私欲や自己保身や奴隷根性で目が曇ってるせいだろと思う。そんな僕が尊敬する天木氏のブログの最近の記事はー

《岩国市長選挙の結果をどうみるか(3)
ー日米軍事同盟の実態を直視せよ、目をそらすな、逃げるなー

 平和や憲法の問題よりも生活にかかわる問題のほうが重要だという。その通りだ。しかしその生活が、小泉政権を境にどれほど急速に壊されていったか。例えば・・・

 この4月から後期高齢者医療制度が新しく実施される事を知っている人が何人いるだろう。これは75歳以上の高齢者の自己負担を3割に引き上げる悪法である。

 この問題を取り上げていたTV番組では、司会者も評論家も与野党の政治家も、皆が悪法であることを認めていた。自民党の政治家さえも反論できなかった。

 どのような人生であれ、この世を長く生き抜いてきた人の人生は、それだけで十分価値がある。敬意をもって扱われるべきだ。老人はそれだけで大切にしなければならない。

 若者は自分が老人になることなど想像もつかないだろう。現役の壮年者は、自分だけはいつまでも第一線で活躍し続けると思っているに違いない。しかし誰もが老い、死んでいく。最後の人生を優しく、手厚く、面倒をみる、それこそが国の責任であり、政治の責任である。

 医療制度改革だけの話ではない。小泉改革の名の下に、すべてがおかしくなってしまった。今日本に必要な改革とは、税金の使い方の歪みを正し、国民生活を公正で豊かなものにする改革であるはずだ。ところが現実は、少子高齢化による財政赤字増をどうするのか、という問題にすり替えられ、国民の負担増が当たり前のごとく言われるようになった。

 痛みを我慢しろという小泉改革は何だったのか。官僚の天下りや利権政治が温存され、大企業や高額所得者の税負担は手つかずのままだ。改革と叫びながら、何の改革もしなかった。できなかった。した事といえば、民営化といい、競争社会といい、国民生活の犠牲と引き換えに、米国の市場原理最優先の競争社会、米国金融資本に、日本を「改革」しただけであった。

 おかしいと思わなくてはいけない。ついこの間まで世界第二位の経済大国であった日本が、そして勤勉で優秀な日本人が過労死に追いやられるほど働いてきたのに、なぜ国の経済が困窮していったのか。弱者や老人の面倒を見切れないほど余裕がなくなったのか。我々が汗水たらして国に納めた桁違いの金が米国に流れ込んだためだ。

 日本を財布代わりに見立てた米国が悪いのではない。日本を属国として占領し続けた米国が悪いのではない。米国のそのような要求をはねつける事もせず、ひたすら日本国民に犠牲を強いてきたこの国の自公政権こそ糾弾されるべきなのだ。生活困窮の最大の原因は対米従属外交にある。

 岩国市長選挙の結果を報じる11日の朝日新聞にこんな防衛省幹部の言葉が引用されていた。
・・・在日米軍再編の中で、日本側が主眼を置くのは沖縄の普天間飛行場の移設と、米海兵隊のグアム移転。それと比べれば岩国への空母艦載機移転は優先度が低い・・・

 優先度が低い岩国市への艦載機移転に、なぜそれほどまでに政府・官僚はこだわるのか。日本国民の生活を優先すべき政府・官僚は、自らの保身の為に対米従属を優先させてきた。米国と交渉する気概をはじめから捨てて、こちらから進んで米国に迎合してきたのだ。

 米海兵隊のグアム移転に3兆円の金をつぎ込む。米国のテロとの戦いの戦場であるアフガン、イラクに政府開発援助をつぎ込む。紛争地に援助することなどは私が外務省の経済協力担当官のときは考えられなかった事だ。米国のテロとの戦いに協力するため自衛隊の海外活動を主要業務に格上げし、恒久派遣法をつくろうと急ぐ。米国の高価な武器を、さらに不当な値段で購入し、役に立たないミサイル迎撃システムを都心の真ん中に配置して訓練する。

 どこれもこれも莫大な税金の無駄遣いだ。それだけの税金でどれだけの老人の人生が救えるか。薬害犠牲者、被爆犠牲者が救えるか。年金問題を解決できるか。増税を避ける事が出来るか。

 それにしてもメディアがどうしてこの事を国民に伝えないのか。反骨精神を忘れたメディア。この事について次回のブログで書く。》(「天木直人のブログ」より)


 



失恋

2008年02月13日 | 日記
恋は まるで
砂浜での一斉射撃みたいに
ぼくの心に無数の穴ぼこを開けて
遠くへいってしまった

ドーンと心臓みたいな皿が
青空に打ち上げられて
一斉に 銃声と硝煙のにおい

それをじっと
砂浜で見つめているのは
遠い世界からやって来た
薄汚れた便器や
熊のぬいぐるみや
流木のトルソーたち

ぼくはその中から
手の切れそうな
割れた緑色の浮きだけを
持って帰ろう
ついに帰ることのない
君の記念のために

高校の同級女生徒に警察官を薦められたことがあった

2008年02月12日 | 日記
学校へ下駄履きで
柔道着なんかを背負って
毎朝通ってたからだろか
教師に注意されると
「俺は偏平足なんだ」と豪語して

高校卒業後も
独りで酒を飲んでるとしばしば
警察官に間違われることが多かった
たぶん 目つきが悪くて
むっつりと呑んでたかせいだろ

ぼくの町では
警察の評判は最悪だった
交通事故を起こしても
酒を一本持ってけば見逃してもらえると

最近警察官自殺のニュースを聞くと
胸が痛くなる
友人や先輩にも
警察官になったのが多かったから

一人はスパイみたいことをやらされていた
もう一人は
警察で出世するには試験試験だと言ってた
かれらは今頃
自殺もせずに頑張ってるんだろか?

やっぱり「格差増大」というよりも、不平等増大とか、貧富差増大と言うべきでは?

2008年02月11日 | 政治
「格差増大」と言うのが単に経済的なものを指すならば「貧富差増大」と正確に言うべきだと思うし、それ以外のものも含めるならば「不平等増大」と言うべきだと思う。それらが曖昧に使われていすぎると思う。

平等についてはー能力や貧富差に関係なく、法治国家では、すべての人間の権利は平等でなければならない。

そして、平等には「機会の平等」と「結果の平等」とがあって、日本で特に遅れているのが「機会の平等」ではないかと思う。性別・年齢・思想信条・身体精神障害の有無での不平等があまりにも放置されすぎている。金持ちでなければ立候補不可能な200万円という供託金もそうだし、失業中でありながら失業保険受給している人の割合は10年前の三分の一に減少という。それも先進諸国よりもはるかに劣悪な条件だ。(受給期間が一年間未満で、待機期間三ヶ月間、勤めていた給料の6割以下)
そして甘える人間が増えるからという理由で、職業訓練校等への奨学金的補助の皆無の現状では、よっぽど経済的余裕のある者しか技能アップが不可能となってしまう。

経済的な貧富差増大を是正するためにこそ、国や政府というものが存在しているはずなのにと思う。
10年間毎年3万人以上の自殺者や、年間千以上の餓死者、灯油代・保険代にも事欠く高齢者が急増中という国は、国や政府が真っ先になすべき責務を放置している結果ではないのかと思う。