うどん、そば、饅頭は、13世紀に臨済宗の聖一国師が宋より技術を持ち帰ったとされる。そしてその石碑が、1242年(鎌倉時代)、聖一国師によって開山された承天寺(じょうてんじ)にある。また、当時じゃやった疫病を鎮めるために、博多三大祭り「博多祇園山笠」を創始したといわ、その経緯を書いた碑もある。
承天寺(福岡市博多区博多駅前1-29-9)は、博多駅の北西600mにあり、石碑は、金色の文字で「饂飩蕎麦発祥之地」と書かれた高さ3mある。
製粉は、水車を利用した挽き臼技術によるもので、羊羹・饅(まんじゅう)・麺(うどん・そば)の作り方を伝えたものである。ただ、うどんやそばあるいは饅頭は他の地域で盛んになっており福岡では根付いていない。博多うどんというのがあるがこれは、精粉し切った小麦粉を2度腕したもので、やわらかいのが特徴。古式博多うどんというのがあるがこれがどういう物かは知らない。鎌倉時代のうどんなら全粒粉だろうから、そうならスパゲッティの様に黄色で体に良いと思うが。