先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中國のEV 車の海外輸出が動き出した!

2021年06月22日 00時56分47秒 | 日記

中国の自動車メーカーが、海外進出を計画し始めたというニュースがちらちら出始めた。ガソリン車ではなく、中国政府が後押しするEV 車である。

中國には、数百と言われる自動車メーカーが存在するが、主だったものは、「ビッグ5」と呼ばれる第一汽車、上海汽車、東風汽車、長安汽車、奇瑞汽車の5社と言われている。

海外メーカーが中国へ輸出するには、文字通りの輸出と現地生産する手があるが現地生産は、中後置く企業と合弁会社を作るしかない。その因果関係をベストカーというサイトが記載していた。

合弁会社は、中国企業と海外企業の1対1の関係ではなく、例えばベンツは中国企業の何社とも合弁会社を作っている。これに宇より、中国自動車企業は、自動車に関するいろいろな知見を習得したと思われる。一方、中国の自動車販売状態は、MarkLine社の資料に出ており、中国独自の自動車は少なく、外車が圧倒的に多い。

 

これを見ると、optionを抑えている事とかもあろうが、日本での価格よりだいぶやすい。合弁によって、高度の技術をVW t丘BMW a類は豊田、日産から給していて、EV車製造においても、欧米車都遜色ない車を作ると思う。また、第2位と3位のKavil社とWuling社は中国独自設計だが、海外車と比較するとかなり安い。特にWuling社は、2シーターの4,50万円のEV車を出しており大ヒットとなっている。

という事は、海外市場において、いままで日本車はドイツ車を考えておけばよかったが、これからは、欧米勢だけでなく中国のEV車を意識しなければいけなくなると同時に、激しい価格競争を想定しておかないといけないのでは?