小規模原子炉SMRが実用化される見込みで、脱炭素課題やエネルギー問題が前進するのではと思ったが、問題はそう簡単ではないようだ。というのは、現在の原子力発電は災害やテロに対する防備が十分できないというだけでなく、燃料ウラン235の燃えカスの強力な放射能をもつプルトニウムの増加と処理方法が見つかっていないという。
日本のプルトニウム保有量が50万トンにもなって、原爆に換算すると約6000発分に相当するという。これに対し、同盟国のアメリカの一部など、日本がアメリカに次ぐ原爆朋友国になれると世界から懸念の声が上がりはじめている。海外というのは英国とフランスに保管して貰っているというのも驚き。
そもそも、ウラン235は核分裂で燃えると、核燃料として再利用可能な核分裂するプルトニウムを生成する。
上記の様に最年少可能なプルトニウムを使えれば、放射能の強い燃料廃棄物の処理も再利用でき勝つ廃棄物処理問題も解決できるという事で、ブルーサーマル事業として研究開発されているが、膨大な開発費を投入しても又、何時まで経ってもめどが立たないので、反対運動が起きている。
現状の原発再活用はともかく、このブルーサーマルは継続開発するのは必要ではなかろうか?自然エネルギの利用、風力発電は意外や音がうるさく場所が問題だし、太陽光発電すら日陰をどうするか問題だったり、色々課題がある。それゆえ、』ブルーサーマルの開発はエネルギー政策の一つとつとして不可欠ではなかろうか?