11月12日(土)夕方、築地はしご酒2016というイベントが開催され参加した。築地2丁目から7丁目、場外市場も含む居酒屋や食べ物屋のうち37店が参加し、1品500円で食べたり飲んだりできるというものだ。
今回が3回目、わたくしは昨年から参加した。去年は受付開始と同じくらいの時間に行ったらすでに200人くらいの行列ができていた。出遅れたため、店の前にもかなり並んでいて入りにくそうな店もあった。そこで今年は3時半受付開始だったので15分くらい前に行ってみた、しかしすでに長蛇の列、たぶん100人くらい並んでいた。
受付をすませ急いで天ぷら黒川へ向かった。この店は昨年入ろうとしたが、待ち行列が長く断念した店だ。どうやら客がすべて入れ替わるまで止めてから客入れしているようだったが、運よく2巡目で入れた。
黒川のエビと4種の塩
500円メニューは、アナゴ1本、エビ2本、野菜3点から選ぶ。オーソドックスにエビにしてみた。とても小さいエビだったが天ぷらは天ぷらだった。専門店なので塩が4種類もあった。緑の抹茶だけ色でわかった。それで抹茶と白い塩で食べた。あとで調べるとアンデス、岩塩、カレー、抹茶味の4種ということだが、ためしてみればよかった。
酒は褒紋(ほうもん)正宗という白鷹の特別な酒だそうだ。少し苦い気がしたが天ぷらとの相性がよいのだろう。
魚菜 まる富
この店も前から一度入ってみたいと思っていた。築地駅のすぐ近くにある。
酒は今日はどれも500円。獺祭を「売り」にしていたが、そういう店はほかにもいくつかあった。獺祭が人気の酒になっていて、しかも一時より入手しやすくなったということなのだろう。わたくしは山形のくどき上手(亀の井酒造)を注文した。少し香りがある酒だった。香りといっても匂いではなく、味に香りがあるような酒、短く言えば「名酒」のジャンルの酒だった。料理はまぐろぶつだったが、それほどうまくはなかった。こちらの年のせいでボリュームのある魚の刺身をうまいと感じなくなっているのかもしれない。
長生庵のカレー蕎麦
つまみ程度のもので冷や酒を2杯飲んだので、すこしお腹にしっかりものを入れたくなった。場外市場の東印度カレー商会に向かった。ここも大勢の行列ができていた。ただし同じ建物に幸軒というラーメン屋も入っていてどちらの行列かじつはよくわからなかった。5分ほどしてわかったのは、これはラーメンの行列で、なんとカレー屋はまだ店を開けていないということだった。それで近くの長生庵に向かった。
橋のたもとのビル1階、本来はそば屋だとおもうのだが、この日のそばは冷し鶏塩蕎麦とカレー蕎麦のみ。暖かいものを食べたかったのでカレー蕎麦を注文した。量はたっぷりで玉ねぎや肉もしっかり入っていた。ただ蕎麦屋のカレーとしてはダシが薄いように思えた。しかしこれはすでにアルコールが入っていて味覚が鈍っていたからかもしれない。
最後に、少し落ち着いて飲みたかったので、築地はじめ鮮魚店へ。
何人も並んでいないのだがなかなか店内に入れなかった。しかし待った甲斐があり、2階の和室に通された。10人程度の宴会をやれる部屋だった。基本的に立飲みの店なので、こんな部屋があるとは知らなかった。酒は賀茂鶴と一ノ蔵から選べたが、昔から飲み慣れている賀茂鶴にした
賀茂鶴は広島の西條の酒だと思っていたが、ラベルに東広島市西条本町とあった。平成の大合併より20年ほど前の1974年広島大学の統合移転(賀茂学園都市)を機に西条町はじめ4町合併で市制を敷いたそうだ。
つまみは赤生子(なまこ)ポンズ、なかなかしっかりした生子だった。
こうして4軒も回ったが、地域がそれほど広いわけではないのでまだ6時過ぎだった。
昨年も感じたが、年齢に関係なく全体に2人組、3人、4人などの女性グループが多い。必ずしも地元や近所の方だけでなく遠方からも来ているようだった。
築地の店はおしなべて料金のレベルが高い。そこでわたくしにとっては、行ったことのない店に、店の雰囲気を知るため訪問するという点で、意義があった。とくに黒川に入れたことが収穫だった。
ちなみに昨年は、鮪のおか戸、一枠、築地さらしなの里、7丁目キッチン白の4軒を回った。このなかでは築地さらしなの里がよかった。昨年はもう少し客同士で世間話ができた。昨年は500円のメニューの数がもっと少なく、普通のものを食べていたような気がする。それで、いつもの居酒屋の雰囲気が出て話がしやすかったように思える。何事も一長一短がある。
今回が3回目、わたくしは昨年から参加した。去年は受付開始と同じくらいの時間に行ったらすでに200人くらいの行列ができていた。出遅れたため、店の前にもかなり並んでいて入りにくそうな店もあった。そこで今年は3時半受付開始だったので15分くらい前に行ってみた、しかしすでに長蛇の列、たぶん100人くらい並んでいた。
受付をすませ急いで天ぷら黒川へ向かった。この店は昨年入ろうとしたが、待ち行列が長く断念した店だ。どうやら客がすべて入れ替わるまで止めてから客入れしているようだったが、運よく2巡目で入れた。
黒川のエビと4種の塩
500円メニューは、アナゴ1本、エビ2本、野菜3点から選ぶ。オーソドックスにエビにしてみた。とても小さいエビだったが天ぷらは天ぷらだった。専門店なので塩が4種類もあった。緑の抹茶だけ色でわかった。それで抹茶と白い塩で食べた。あとで調べるとアンデス、岩塩、カレー、抹茶味の4種ということだが、ためしてみればよかった。
酒は褒紋(ほうもん)正宗という白鷹の特別な酒だそうだ。少し苦い気がしたが天ぷらとの相性がよいのだろう。
魚菜 まる富
この店も前から一度入ってみたいと思っていた。築地駅のすぐ近くにある。
酒は今日はどれも500円。獺祭を「売り」にしていたが、そういう店はほかにもいくつかあった。獺祭が人気の酒になっていて、しかも一時より入手しやすくなったということなのだろう。わたくしは山形のくどき上手(亀の井酒造)を注文した。少し香りがある酒だった。香りといっても匂いではなく、味に香りがあるような酒、短く言えば「名酒」のジャンルの酒だった。料理はまぐろぶつだったが、それほどうまくはなかった。こちらの年のせいでボリュームのある魚の刺身をうまいと感じなくなっているのかもしれない。
長生庵のカレー蕎麦
つまみ程度のもので冷や酒を2杯飲んだので、すこしお腹にしっかりものを入れたくなった。場外市場の東印度カレー商会に向かった。ここも大勢の行列ができていた。ただし同じ建物に幸軒というラーメン屋も入っていてどちらの行列かじつはよくわからなかった。5分ほどしてわかったのは、これはラーメンの行列で、なんとカレー屋はまだ店を開けていないということだった。それで近くの長生庵に向かった。
橋のたもとのビル1階、本来はそば屋だとおもうのだが、この日のそばは冷し鶏塩蕎麦とカレー蕎麦のみ。暖かいものを食べたかったのでカレー蕎麦を注文した。量はたっぷりで玉ねぎや肉もしっかり入っていた。ただ蕎麦屋のカレーとしてはダシが薄いように思えた。しかしこれはすでにアルコールが入っていて味覚が鈍っていたからかもしれない。
最後に、少し落ち着いて飲みたかったので、築地はじめ鮮魚店へ。
何人も並んでいないのだがなかなか店内に入れなかった。しかし待った甲斐があり、2階の和室に通された。10人程度の宴会をやれる部屋だった。基本的に立飲みの店なので、こんな部屋があるとは知らなかった。酒は賀茂鶴と一ノ蔵から選べたが、昔から飲み慣れている賀茂鶴にした
賀茂鶴は広島の西條の酒だと思っていたが、ラベルに東広島市西条本町とあった。平成の大合併より20年ほど前の1974年広島大学の統合移転(賀茂学園都市)を機に西条町はじめ4町合併で市制を敷いたそうだ。
つまみは赤生子(なまこ)ポンズ、なかなかしっかりした生子だった。
こうして4軒も回ったが、地域がそれほど広いわけではないのでまだ6時過ぎだった。
昨年も感じたが、年齢に関係なく全体に2人組、3人、4人などの女性グループが多い。必ずしも地元や近所の方だけでなく遠方からも来ているようだった。
築地の店はおしなべて料金のレベルが高い。そこでわたくしにとっては、行ったことのない店に、店の雰囲気を知るため訪問するという点で、意義があった。とくに黒川に入れたことが収穫だった。
ちなみに昨年は、鮪のおか戸、一枠、築地さらしなの里、7丁目キッチン白の4軒を回った。このなかでは築地さらしなの里がよかった。昨年はもう少し客同士で世間話ができた。昨年は500円のメニューの数がもっと少なく、普通のものを食べていたような気がする。それで、いつもの居酒屋の雰囲気が出て話がしやすかったように思える。何事も一長一短がある。