野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

朝の草地では

2011-07-21 23:52:15 | 野良
「村」の朝はしっとりと朝露に濡れていました。
この時期は6月に刈られたイネ科の牧草の丈も低く、一面アカツメクサとシロツメクサの原になっています。

朝食中?花を食べているのかな?


「村」のバラは彼らによって、葉っぱから蕾はたまた花まで食べつくされてしまいます。
しかし彼らのアパートに踏み込んでいるのは人間のほうなので、文句は言えません。

おっと!こちらは春真っ盛りです。 失礼しやした!

牧草地の厄介者ギシギシ、これも小金君の食料となり、葉脈だけが見事に残ったギシギシをよく見かけます。

シロツメクサ、本当は「村」を一面このシロツメクサで覆い尽くしたいのですが。


あ~きでもないの~ぉに~、秋のような涼しい朝の赤とんぼ。


でもって、この朝のお花畑の放射線量は1.09μsV/hなり。



やがて陽も高くなると、猛暑の採草地へと戻っていきます。

こんどはモンシロチョウ、モンキチョウの乱舞の時間になります。

除染してみました。

2011-07-20 23:43:39 | 野良
簡単な除染を試みました。
昨年秋に小さな畑を作ろうと思い、刈り取った草を約2坪高さ50センチ程度に積み重ねておきました。(赤い矢印)


こうする事によって積み重ねた草が雑草を抑え、さらに腐葉土となり土壌改良が出来るからです。
原発事故から4か月、その間に降った雨でセシウムは地面に浸透しているだろうと思い、ここを予定通り畑にすることを躊躇していました。
しかし今年の梅雨は降雨量も多くなく、地面への浸透はそれほど進んでいないのではないかと考えました。


そこでまず枯草の上での放射線量を測定しておきます。

およそ1.36μsV/h程度です。
少し高めですが「村」では地表付近での放射線量は0.8から1.5μsV/hくらいです。
農具とスコップを使って枯草を取り除いてみました。
取り除いた枯草は敷地脇の沢沿いに積んでおきます。
これは降雨によってセシウムが徐々に沢に流れ出すようにする為です。


枯れ草を取り除くとこんな感じになります。↑↓



この状態での放射線量を測ってみると0.19μsV/h、このあたりで安定しています。

この時点で放射線量はおよそ7分の1にまで減少しています。
ひとまずは除染は上手くいったと言えると思います。
さらに表土を1,2cm程度取り除こうと思いましたが、仮にここへ作物(アスパラ)を植え、作物に吸収されるセシウムの量を考えればこのままで十分だと思います。

そこで、このまま天地返しを兼ねてスコップで耕してみました。

さらに放射線量を測ってみると、

0.14μsV/hと幾分下がっています。
このことからも、この狭い範囲ならば個人の力で除染は可能だと言えます。
たまたま枯草がカバーとなり、それを取り除くことで簡単に放射線量を下げることができたのです。

しかしこれは偶然で、敷地のほとんどはむき出しのままセシウムは降り注いでしまっています。
降り注いだセシウムは降雨により数年のうちに5cm以上浸透するものと思っていましたが、
実は土中の粘土にくっ付いてしまい、地表から僅か1cm程度のところに8割方が残ってしまうそうです。
さすればやはり表土を2cm程度削ぎ取る方法が最も有効なな除染方法だと思われます。
しかしこの広大な土地を個人の力で、この方法をもって除染をしようと思うとこれは無理な話です。

そして汚染された地域全ての除染となると、今のところ国にも打つ手無しといったところで、
飯館村にヒマワリなんぞ植えてみて、お茶を濁すのがやっとと言うレベルなのです。

さて、この先どうしましょうか?




放射線量高いな~

2011-07-18 23:42:29 | 災害
村の入り口となる峠での放射線量です。
今回で2度目の測定ですが、なぜかかなり高くなっています。
近くの自衛隊基地(No.87)での放射線量は幾分下がっていたので期待をしていましたが、結果は逆になっています。


「村」については明日報告します。
高原と言えども猛烈に暑くてくたくたになりました。

森の中

2011-07-16 19:32:51 | その他
戦場ヶ原に続く森の中です。



森の中では木肌は保護色になっています。
なぜかプレデターを連想してしまいました。


羽虫にピントを合わせたつもりでしたが、一番遠い花びらに合ってしまいました。


黄金バッタ
太ももを一心に震わせ、何処かにいる彼女に愛の言葉を発信しています。

バッタで無い自分には彼が何を言っているかは分かりません。

アヤメ

2011-07-15 23:20:21 | 草花・花
戦場ヶ原の続きです。
アヤメもいっぱい咲いていたのでいっぱい撮りました。











今夜はたったの350mlで頭の内部が再臨界に至ってしまいました。
弱くなりました。
明日から3日間再び潜入してきます。

戦場ヶ原の花の続き

2011-07-14 11:11:49 | 草花・花
ヤマオダマキの巻

オダマキが沢山咲いていたので沢山撮りました。

こんなに可憐な花ですが有毒だそうです。
キンポウゲ科、なるほどなるほど意外でした。


キンポウゲ科でオキナグサを連想したけど、まったく似ていません。
似ているのは花(がく?)の色だけ?


コンパクトデジマメのオートホーカスでは、ピントはバックに合ってしまうので工夫が必要です。


ヨツバシオガマかと思いきや、葉っぱが二枚足りない。
これはウツボグサですな!


小田代への途中、木道から遠く離れた所にキスケが、じゃなくってニッコウキスゲがだっぴー。


こっちにも。


ホザキシモツケはまだほとんどがこんなもん。
なにかの実みたい。


高原の花々に囲まれて、少しは節電のお役になったでしょうか?

本日は節電の為のためこの辺で幕引きとしましょう。



戦場ヶ原の花

2011-07-13 15:05:44 | 草花・花
ずいぶんと長~い明日になりました。

それでは戦場ヶ原に咲いていたお花ちゃんです。

イブキトラノオ


ホザキシモツケ

まだ咲き始めでした。

ヤマオダマキ

小田代ヶ原脇の車道にて

アヤメ

遊歩道の案内板にはノアヤメとあったような??
紫ではなく紺色のアヤメもありました。

ハクサンフウロ


ワカリマセン

どなたか教えてください。

ネタが切れてしまうので今日はここまで


戦場ヶ原へ

2011-07-10 22:24:02 | ぶらぶら
とうとう関東地方も梅雨明けしてしまいました。
願わくばもっと多くの雨が欲しかったな。
下界ではとても生きていられる温度ではないので、ならばさぁ~行こう高原へ。
近いし十分涼しいだろうと言うことで奥日光は戦場ヶ原へ。
登りの第2いろは坂で心拍数を高め、十分血流を良くして準備体操完了!
おっと!ガソリンがめちゃくちゃ減っちまったぜ!
出発が遅くなった分は第2いろは坂の登りで取り戻せたなっ。
なんて言っているうちに赤沼茶屋の駐車場に到着。
思ったより人出が少ないなぁ~なんて思いながら、水500ccを携えて出発。
途中展望のよく利く所で記念写真3枚。

北を向けば、太郎山を真ん中に左山王帽子山、右小真名子山


来た道を振り返れば大きく男体山


これから行く先を見れば木道の上遥か先には温泉ヶ岳


せっかくだから小田代ヶ原まで長くてカッコいい足を伸ばすことに。

これは有名なアングル、おらのコンパクトデジマメではこれがっやっと。
遠く画面真ん中の白樺(岳樺?どっちだっけかな?)は貴婦人と呼ばれている木だったかな?
ま~何でもいいんだけれど。
それよりも遠くに湧いて来た積乱雲が大いに気になるな~。

赤沼茶屋の直前で雷雨になってしまいました。
しばし道路脇の東屋で雨宿り。

駐車場に戻ったときには、久々にこき使った長くてカッコいいおらの足も、すっかりすり減って短くなっていました。

道中出会った高山の花々は明日アップすることにします。



ヒバリのヒナ発見

2011-07-09 18:39:44 | その他
昨日の続きです。
草刈が入ってまだ間もない草地を歩いていると、足元から1羽の雲雀が走り去っていきました。
おや!飛ぶことが出来ないのか?それとも踏んづけたか?
飛ばずにこちらを確認しながら、ばたばたと去っていきました。

もしや巣でもあったか?と思い、雲雀が飛び出た辺りをうかがって見ると・・
おやおや、こんなところに。

口を開けなければ保護色となり全く分からないな~。

あまりその場にいると、もしかして親が雛を放棄するかもと思い素早く記念写真をと。

雛君たち、差し向けた携帯を親と思ったのか、くちばしを開きだしごはんの催促を始めました。

当然、まだ目も開いていない幼い雛です。
後に写真を確認してみると、4つの嘴が開いていました。

その後、離れたところから彼らの母親が再びやって来るかをしばらく見ていましたが、確認することは出来ませんでした。

願わくば再び戻り、しっかりと育児をしてくれていることを願うばかりです。

そう言えば、この場所は何年か前におにゃまめを捕獲したところでした。
捕獲済みでよかったよかった!

ノカンゾウ

2011-07-08 18:14:59 | 草花・花
中国、四国、近畿、東海地方が梅雨明けしました。
ここ南東北いやっ北関東もすでに梅雨の明けたような天気が続いています。
今日は久しぶりに暑さを押して昼休みの遠足に出てみれば、あったあったノカンゾウ。
遊歩道はからからに干からびています。
そう言えばノカンゾウってこんなに干からびたような花か?
ニッコウキスゲと混同してしまったのか、どうもガキの頃に良く慣れ親しんだノカンゾウと印象が違うな?


なんて考えながら携帯で記念撮影をしました。



この後遊歩道から河川敷の草地に降りると、思わぬものに遭遇してしまいました。
これは珍しい、でもガキの頃にはよく見つけていました。
いったい何かって? それはまた明日にしましょう。
さ~て「ひとり農業」を見なければ。