黒磯駅の貴賓室を特別見学したのだが、撮影は出来なかったので、一般公開時の写真を元に解説。
まず、陛下の専用入口を入ると、エントランスがあり、背の高いサイドテーブルがある。
フリンジ(ふさ)がついた、凝った装飾だか、脚は綺麗な弧を描いたシンプルだけど、気品あるデザインだ。
天井の照明も時代を感じる。
我々はここで、スリッパに履き替え中へ。
うちドアの中は貴賓室であった。
テーブルと神々しい椅子が2脚。
座面があまりにふっくらし過ぎて、かえって座り難いのではと思うほど、立派な椅子だ。
椅子の背面には金糸で鳳凰が刺繍されている。
もちろん、肘掛けや脚の部分にも彫刻が施されている。
凄いのは、普段、クロスで覆われていて見えない、テーブルの脚も椅子と揃いの彫刻がされていた。
さすが、陛下の調度品だけある。
陛下のお部屋の奥にはやはり、ホーム側のエントランスがあるが、陛下のトイレもありTOTOのウォシュレットであったが、思いの外、シンプルであった。
最後の写真は侍従用のドアと控え室。
ここにTOSHIBAの扇風機があった。
右手のソファは侍従用だが、素敵なデザインの張り地で、シンプルな中にも気品が漂う上品さだ。
滅多には観れない貴重なじかんであった。
一般公開をするときがあれば、ぜひ足を運んでいただきたい。
≪出展≫
貴賓室 一般公開
http://hanadanna.exblog.jp/14929336/
http://www.geocities.jp/teturohp/teturo_054.htm