非常食を食べてみた (2025)

自治会で備蓄している非常食の入れ替えに伴う配布があった。
今年は５年に一度の更新の年、
前回同様、各家庭に非常食セットと保存水6本セットが配られた。





中身は前回と似たようなものだが、
箱入りのパンが缶詰めのパンに、麺類がなくて野菜たっぷりスープに。
乾パンじゃなくてハーベスト。
目新しいところで「水もどりあべ川餅」と「温めずに食べられるカレー職人」。
今回はパックごはん（6パック入り）もあった。
お米高騰中なので嬉しい。

どれも賞味期限はずいぶん先だ。一番短くても2026年1月。
ずいぶん早めに入れ替える気がするので、去年自治会役員を務めた時に防災部長に訊いてみた。
賞味期限が来たものを徐々に入れ替えていくローリングストックのほうがいいのではないか、
セットならなるべく賞味期限をそろえて組んだ方がいいのではないかetc.
はっきりした答えはなかったが、
その手間がかかる面倒な仕訳は誰がやるんだという感じで軽くスルーされてしまった^^;


↓前の記事（2020.12.13）

非常食を食べてみた - 明日は明日の風が吹く

パンの缶詰。
上半分だけ紙がまかれていて、缶の中にギューッと押し込んである。
引っ張り出して輪切りにしたが、ここは缶の絵のように縦割りにした方がよかったみたい。
ラップをかけてレンジで軽く温めるとふわふわ。
手作りのマーマレードをつけて食べたがおいしかった。
非常時はレンチンなんてできないから、太陽光で温めるといいそうな。

↓　

エマージェンシーブレッド メープル味

「水もどりあべ川餅」
容器に乾燥したお餅が並んでいて、水を注ぐとふにゃ～となる。
写真は下半分の6個だけ水を注いだ状態。
きな粉とスティックシュガーが添付されていて、
「きな粉を使用されない場合は砂糖スティックをご使用ください」と。

お餅はとうもろこし澱粉ともち米粉でできた求肥のようなもの。
やわらかくておいしいが、何か独特の匂いが気になる。とうもろこし澱粉の匂いかな。
カロリーは421Kcal、結構ある。腹持ちがいい。

↓　

水もどり　あべ川餅　おむすびころりん本舗-ＦＩＲＥモール

グリコ「温めずに食べられるカレー職人」

植物油脂を使っているので、常温でもなめらかでおいしいカレーらしい。
これはまだ食べていない。
冷たいカレーを食べる気にならなくて。
いざという時はそんな贅沢なことは言ってられないのだけど。

↓　

常備用カレー職人中辛 | 【公式】江崎グリコ(Glico)

マンションの場合、避難所ではなく在宅避難の可能性大なので
水と食糧のストックは大事だ。とわかっていてもほとんど何も備蓄していない

今回はこの非常食セットと水を台車に乗せて役員さんが各家庭へ運んでいたが、
実際の災害時エレベーターが使えないとなると、1階の備蓄倉庫からどうやって運ぶというのだ？
そういう時は火事場の馬鹿力で何とか運べるかしら。いや、無理無理。

となるとやっぱり家で少しは用意しないといけないかな。
あと、非常用トイレもね。