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明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

鳥取と島根をうろうろする旅 ①

2019-10-08 | 旅行

去年は東京行きが多かったので旅行はお預けだった。
今秋、久しぶりに出かけたのは、鳥取と島根をうろうろする旅だ。
(もちろん正式名称はちゃんとある)

週末の1泊2日。ひとり参加限定。
コースに出雲大社も入っている・・・となれば、
若い人も結構いるだろうなと思っていたが、
早朝の新大阪に集まったのは、圧倒的に中高年。
男と女、ほぼ半分ずつの30名だった。



新幹線と伯備線を乗り継いで昼ごろ米子到着。快晴
バスに乗り換え境港へ。

米子も境港も鳥取県だ。
(正直私、鳥取と島根の区別があまりつかないんですわ^^;)

境港ではさっそく腹ごしらえ(自由昼食)。
連れていかれた海産物センターにある食事処で「カニとろ丼」なるものを食べる。



カニのほぐし身、卵ののったゴハンにとろろとタレをかけて食べる。
まぁね、シーズンオフのカニだから期待はしていなかったが・・・
カニカマのほうがまだおいしいんじゃね? 
あっさりしているが、タレが甘い。

あとで気づいたが、この土産物屋をちょっと出たところに回転寿司があった。
そっちのほうがよかったかも^^;
まぁしかたがないわね。





水木しげるロードへ。
商店街の歩道のあちこちに妖怪のブロンズ像が設置してある。

妖怪のことはさっぱりわからない。どれがどれだかわからない。
可愛いのも怖いのもいる。




こちらは怖い系。

暑いほどのいいお天気、大山ソフト(だったかな)を食べながら歩く。
歩いているのは観光客だけ。
商店街といっても魚屋や八百屋などはなさそうだ。観光客用商店街?
ていうか、妖怪ばっかり見ていて店の方はほとんど覚えていない^^;

観光客もさほど多くはない。どこにでもいる某国観光客もいない。
お土産屋さんも客引きしない。
おっとりのんびり、のどかだ~。しかし、暑すぎる



ベンチも電話ボックスもこんな感じ。



水木しげる記念館前にあるブロンズ像。かわいいね。








次は松江城へ。松江城は島根県だ。
島根へ向かう頃から天気が崩れてくる。

こじんまりしたお城で、なかなか風情がある。
天守閣に上ると四方が見渡せる。
風が吹き渡り、気持ちがいい。








大根島へ。
大根島は中海に浮かぶ島だ。
高麗人参と牡丹の栽培で有名らしい。

(私、中海って宍道湖のことだと思ってた。別物なのね^^;)

大根島、昔は船でしか行き来できなかったが、
今は橋と堤防で陸地とつながっている。
ここも島根県。



この島にある由志園へ。
立派な日本庭園だ。紅葉の頃はさぞきれいだろうね。
園内には「牡丹の館」があり、年じゅう牡丹が咲いている。

牡丹の苗木も高麗人参も高価なのでスルー。
人参茶の試飲もあったが、おいしいものではないね^^;





ここで夕食。「カニ篭しぐれ御膳」
まだ6時前だけど^^;

カニの身や薬味にカニの出汁をかけて食べるだし茶漬けがメイン。
湯豆腐は高麗ニンジンのエキスも入っているとか。
刺身などのおかずも付いていて、薄味でおいしかった。
この辺りは薄味志向? あっさりしている。が、少し甘めに感じる。


お腹が膨れたら、あとは宿へ帰るだけ。一路、鳥取県へ
宿は米子駅すぐ隣のビジネスホテルだ。

帰り着く頃、ポツポツ降り始めたが傘を差すほどではなかった。
寝るには早いので、ちょっと外をぶらぶらしてみたが飲み屋だらけ、
おまけに雨も強くなってきたので早々に引き上げる。

明日は足立美術館、出雲大社へ~。



つづく。




ちょっと早めのお花見@奈良

2019-03-30 | 旅行

みんなの都合の合うのがこの日しかない!
ということで、
ちょっと早めだったけど、昨日お花見に奈良まで出かけた。


新大宮で集合し、まずは腹ごしらえ。



     →ここ

ここの「マダム飲茶ランチ」を。
(デザートの杏仁豆腐、撮り忘れ )

お粥がおいしかった。
お粥と言えば横浜中華街に有名なお粥のお店があって、
まぁそことは比べ物にならないけど(シーッ

ヘルシー、薬膳を売りにしている割には
全体的にちょっとしょっぱかったような^^;




佐保川から若草山を望む。
満開だったらさぞやきれいな眺めだろうが、
まだ三分から五分咲きといったところか。





佐保川沿いに奈良方面に向かって散策。
木によって咲き具合はいろいろ。
大佛鐡道記念公園の枝垂れ桜はほぼ満開。

奈良に近づくにつれて、平日にもかかわらず人が多くなる。
聞こえてくるのは中国語、中国語、時々日本語、中国語・・・。



氷室神社。
ここの枝垂れ桜が有名らしいが、古木ゆえ悲惨な姿に^^;






興福寺。
再建された中金堂がピカピカで浮いている。

国宝館で国宝の数々を見る。
きれいな館内だったが、
展示物の説明ボードがわりと高めに設置してあり、
チビ(152㎝)の私は読みづらかった^^;

ちょうど観光バスからどどっと団体さん到着、
もみくちゃになり、てんでばらばらになりながら見てまわり、
ついに、やっと、念願の阿修羅像に会えた。

「東京だともみくちゃで見なアカンけど、ここなら阿修羅、いつでも楽々よ」
と奈良のコは言うが、
いやいや、ここでももみくちゃ、シュラバラバンバだったわさ。

でもまぁなんと華奢な・・・よくぞそのお姿で、今までご無事におられたものよ・・・


喋り疲れ、歩き疲れ、人混みに疲れ・・・
家にたどり着く頃にはさすがにヘロヘロ、

やっぱり奈良は遠い^^;




DMZツアー

2018-04-29 | 旅行
27日に開かれた南北首脳会談@板門店

ついこないだまでミサイルで脅していた人が、完全な非核化を?

板門店宣言のどこまでが実現されるのかわからないが、
TVを見ていて、5年前にソウルを訪れた時に行ったDMZのことを思い出した。

(以下は当時、某ブログに書いた記事を抜粋&加筆。
 某番組で池上彰氏も訪れていましたね)



 


[ DMZツアー ]

   DMZ・・・
   朝鮮戦争の休戦協定により設けられた軍事境界線(38度線)を挟んで
   南北2km、幅4km の地域(非武装地帯)。
   場所によっては300m幅まで狭まっているところもある。
   地雷が敷き詰められていて通行不可能。
   自然が豊かで野鳥の楽園と化しているが、銃撃戦も起きている。



(某サイトよりお借りしましたm(__)m )


半日ツアーに申し込んで行きました。
ソウルからバスで小一時間ぐらいで臨津閣(イムジンガク)に着きます。


朝鮮戦争で使われた銃やヘルメットを溶かして造られた「平和の鐘」
鐘をつくのは有料 (いくらだったかな~忘れたけど結構な額だったと)


統一大橋を渡り、いよいよDMZへ。

このあたりから、撮影禁止の場所が出てきます。
(ちょうどカメラのバッテリーも切れてしまい、ほとんど撮影できず^^;)

南侵第3トンネルでは、DMZに関するちょっとした映像を見たあと、
持ち物をすべてロッカーに預け、体ひとつにヘルメットをかぶってトンネルの奥へ~。
かなりな急勾配で、3~400mぐらいかな、歩いて下ります。
(トロッコで行くツアーもありますが、私たちは歩きでした)
中はひんやりと涼しいです。冬に入ったら寒いでしょうね。
下るってことは、帰りは上るってことで
行きはよいよい帰りは怖い^^; 上りはしんどかった~。



トンネル前の広場のモニュメント。分かれた国をくっつけようとしています。
(某サイトよりお借りしましたm(__)m )




トンネル内部
(某サイトよりお借りしましたm(__)m )

しかしよくもまぁこんなトンネルを、しかも何本も掘ったものです。
それというのもソウルが近いからでしょうか。
もっと遠かったら、そんな発想しないですよね。
どれだけの労力がかかっているのやら。崩落事故も起きたかも。

北が堀ったトンネルで、今は南が観光収入を得ているというのも
何とも皮肉な話で。

トラ展望台では望遠鏡(有料・₩500/3分)で北の様子を見られます。
ニュースでよく耳にする開城工業団地も見えましたよ。


(某サイトよりお借りしましたm(__)m )


北と南の緊張感をもっと感じられる場所かなと思っていましたが、
結構な観光客の多さでした(中国人の観光客が多い)。
観光地化しているとまでは言いませんが、
もっとピリピリした雰囲気のところかと思っていたので。


とはいえ、北の侵略に備えて火薬庫が道路脇に設置されていたり、
地雷マークが至る所にあるのを見ると、
戦争は終わっていないんだと実感します。


ガイドさんの話で、
「年配の人は南北統一を望んでいるが、
若い世代は(生活レベルが下がるから)望んでいない。このままでいいと思っている」
というのが印象的でした。

この先どうなっていくのでしょうかね、この国は。



歴女の友と住吉へ~

2018-03-27 | 旅行
昨日は陽気に誘われ、約1年半ぶりに歴女の友と会うことに。
久しぶり~
今回、彼女が案内してくれるのは住吉界隈。

ということで、
御堂筋線「なんば」⇒ 南海電鉄「住吉大社」へ。

大阪に住みながら住吉も住吉大社も私は全くのお初
そもそもなんばまで行くことすら滅多になく、
南海電車に乗ることもまずない北摂在住人。





住吉大社は初詣ですごい人出だ~
ぐらいの知識しか持ち合わせていない私、
今回も彼女のレクチャーを聴きながらの町歩きとなった。

→ 住吉大社


住吉という地名は古くは「すみのえ」と言われていたこと、
神社本宮は海を向いて縦列に並んで、船を守っていたこと、
エトセトラ、エトセトラ・・・ 
後醍醐天皇がナンチャラカンチャラ・・・ああ南北朝のあたり、苦手だったなぁ。

「日本史、取ってなかった?」
「いや、取ってたけど・・・もう忘れた」
きっと私、トンチンカンなこと言ったんだ^^;

受験勉強でイヤイヤ覚えた日本史なんて何の役にも立たない。
「ヒストリア」とか「ブラタモリ」のほうがまだ面白い。

今年のお正月は初詣に行かなかったので、
いろんなことをしっかり神様にお願いしてきた。



         

住吉大社近くの古いお味噌屋さん「池田屋」。

小さな店には昔の味噌樽や使い込んでちびてしまったしゃもじが展示されていて、
時の流れを感じさせる。
店主は91歳のおじいさん。
有形文化財に指定されているので、
店の踏み板一つ替えるのも制約があって簡単にはいかないとか。
このおじいさんがお肌つやつやで、
味噌のおかげかと思ったら、「味噌は食べたことない」
「売りものやから」と。

柚味噌を購入したけど、私にはちょっと甘すぎるかな。






ランチは昭和10年創業の洋食屋「やろく」

→ やろく

ここの「玉子コロッケ」が有名ということで、
玉子コロッケとエビフライのセットにする。

握りこぶしぐらいの大きさの玉子コロッケ、
卵や玉ねぎ、エビが入ったクリームコロッケで、おいしい!
でもすごいボリューム!

この半分ぐらいの量でよかったと思いつつも、しっかり完食。
エビフライも久しぶり。






前から乗ってみたかった阪堺電車(路面電車)
車体の色はいろいろ。何ともカラフルでカワイイのが走っている。
念願叶って今回乗ることができた(^-^)v

乗ってみて感じたこと。
ステップが高い、高すぎる。
乗るときはまだいいが、降りるとき勢い余って車道に半身が出たら、
鼻先をクルマがビューンと通り過ぎた。こわっ
高齢者にはちとツライ高さだ。事故は起きてないのだろうか。

これで「北畠」というところまで移動し、阿部野神社と安倍晴明神社へ向かう。




→ 阿部野神社





→ 安倍晴明神社

安倍晴明神社の絵馬、
「メダルが取れますように」「ゆづくん、がんばれ~」なんてのがいっぱいある。
ああ、陰陽師つながりでファンが「聖地巡礼」したのね。


どちらも住宅地の中にある神社で、この辺かな~と地図を見ながらウロウロ。
天気が良すぎて暑い暑い! 日陰を選んでひたすら歩く
ひとりならゼッタイ無理。でもおしゃべりしながらだと歩けてしまう。
気づけばもう夕方。見上げればあべのハルカス。
1万歩は軽く歩いたね(万歩計持ってくればよかった)

さすがに疲れた~^^;

住吉まで戻り、レトロ感漂う粉浜商店街でコーヒー&ケーキでエネルギー注入して
(写真撮り忘れたっ ケーキが予想に反してめちゃおいしかった!)

ではまたね~ 次は堺まで行くね~と解散。






どこもかしこも桜満開で、それはそれで綺麗だったけど、
あまりにもあっという間に咲いたから、
待ってたわよやっと咲いてくれたのね感が今年はなくて、
気がついたら桜の写真はこれ一枚しか撮ってなかった。
人間なんて勝手なもんだ。

住吉大社近くの枝垂れ桜。








比叡山延暦寺、三千院、貴船神社へ

2017-11-15 | 旅行

久しぶりに、日帰りバスツアーに行ってきた。

行き先は比叡山延暦寺、大原三千院、貴船神社のもみじ灯篭ライトアップ
と盛りだくさん。


雲ひとつない秋晴れ、S中央を10時ごろ出発と、朝ゆっくりなのが嬉しい
(最近はズボラになってS中央発ばかり狙っている。せいぜい新大阪か)

総勢42名という大所帯。
70代とおぼしき女性のひとり参加が多かった。
うち2人、香港の若い女性が通訳ガイド付きで参加していた。





延暦寺・東塔、根本中堂は改修中なのがちょっと残念。
もちろん中は入れる。
しんとした暗い中、奥の方でお経をあげるお坊さん。
お寺は観光地ではなく修業の場。

西塔の釈迦堂は初の内陣特別公開ということで、
これを目当ての人が多い。

説明と簡単なお祓い(集団だからまとめてサッと)を受けてから中へ~。
たくさんの仏像に混じって日本の神様も祀られているところが不思議。
もちろん撮影は禁止だ 


紅葉シーズン真っ盛りなうえに特別拝観ということで
混みあうだろうとゆったりめな時間配分、
その割には人出もさほどなくスムーズに運び、時間が余ってしょうがない^^;
その辺をぶらぶら。
風もなく暖かい日なので、外にいても苦にならない。





大原三千院は40年ぶりぐらいだろうか。
前に来た時はどこもかしこも燃えるように真っ赤で
エラク感激した記憶があるが、
今回はまだそこまで紅葉が進んでいなかった。
月末辺りが見ごろか。

今年は台風や雨のせいか、紅葉はどこもイマイチとか。





とはいえ、ここのお庭は美しい。
可愛いわらべ地蔵さま。


帰りに道を間違え、一瞬ヒヤっとするも無事にバスにたどり着く。やれやれ。
方向音痴なくせにひとりで動き回るからこういうことに^^;







貴船神社に着くころには日も暮れ、
火が入った灯篭が美しい。
貴船川にも灯篭が浮かべられ、幻想的な雰囲気に。

貴船神社は初めてだ。
縁結びの神さま。また絵馬の発祥地だとか。

幻想的な灯篭の石段を上りきると、いきなり神社(本宮)は煌々と灯が灯っていて
ちょっと興醒めな気分に。
もっと鄙びた感じの神社かと思っていた。
次は違う季節に来てみよう。


今回、隣の席は70代の上品なおばさま。
お互い必要以上に話すこともなく、ちょうどいい距離感。

ひとつ前の席もひとり参加同士だったが、最初から最後までしゃべりっぱなしだった。
内容もまる聞こえ。結構プライベートな話してるし。
通路反対側のオバサンは隣の人にデイトレで儲けるテクニックを延々と話していた。
(だったらツアーなんかに来てないで家でPCに貼り付いてれば?

オバチャンは油断するとつい声が大きくなる^^;
そんなひとが「中国人は声が大きくてうるさいわね~」なんて言ってるんだから (´ヘ`;)ハァ

ひとつ違いで大違い。いい人の隣でよかった~。