明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

施設入所へ

2023-09-06 | 母との確執
母の暮らしぶりや言動を見てもうひとり暮らしは無理、
と施設入所を検討し、具体的に探し始めて約2カ月、
入所待ちとなっていた施設から「空いたので入居出来ます」と連絡が来た。

弟宅の近くで、歩いて10分足らずのところにあるサ高住である。
とんとん拍子に話が進み、再来週には入居となった。

意外に早く決まったのでびっくり。もっと待たされるかと思っていた。
デイサービスに通うのもヘルパーさんのお世話になるのも来週までとなる。

施設の入所手続き、今後の諸々の世話などは弟主導
というか全面的に弟夫婦の役割ということになり、私はお役御免だ。

弟宅は北摂のすみっこ、箕面の山を越えた向こうのT町。
車があれば我が家や母宅まで2,30分ではあるが、
なければバスで途中までは行けてもその先はどうするねん?というような
いや別に辺鄙なところではなくちゃんとした住宅地ではあるが、
生活圏がこの辺りとは違う別の町で、私のところからは行きにくい。
迂回して電車で行く方法もないではないが(めんどくさい上に時間がかかる)。

そんなわけで、入所したら私が母に会いに行く回数は
よくて月一回あるかないかになるだろう。
ホッとするような少し寂しいような・・・娘を嫁にやるような(いやこれは違うな)
子どもが就職して家を離れる時のような複雑な心境だ。


この頃は薬もちゃんと飲めていないし、食事も偏っているし、
血液検査で貧血とナトリウム不足が指摘され、
朝の血圧も異常に低い時があり(デイのバイタルチェックで指摘)・・・
先日など「おはよう」と電話したら、「え、おはよう?」と返ってきて
もう時間もよくわからなくなっているようだ。

施設入所のことを母がどこまで理解できているのか、
わからないが、潮時と思う。
弟夫婦と私の仲もちょっとギスギスしてきたし。

人の心配をよそに、案外すんなり馴染むかもね。