先日、母を「物忘れ外来」に連れて行った。
弟夫婦と私の3人が付き添った。
「このごろ何でもよく忘れるから、いっぺんちゃんと診てもらおか」
弟によると、全然抵抗することなくすんなりと母はOK したそうである。
もう、何を診てもらうのかもわかっていないのかも。
医者に行くのだということはわかったようで、
保険証やら医療証やらを引っ張り出して、別のところに入れてあった。
母なりに準備をしたつもりなのだろう。
予め、これまでの母の暮らしぶりや現状などをまとめたメモを病院に渡してあったが
初診のDr.はちゃんと目を通してくれたようだ。
気さくな感じのDr. 挨拶をしてさっそく問診が始まる。
「今日は何しにここに来ましたか。体調はいかがですか。よく眠れてますか?」
から始まった。
あとはいわゆる長谷川式スケール。
(一般社団法人老年医学会「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」)
付き添いの3人も興味津々で、心の中でやってみる。
なかなか難しい質問もありドキッとする。
(3人とも明日は我が身^^;)
「何歳ですか?」の質問に答えられず、
「昭和3年生まれです」と答える母(合ってるけど)。
引き算はスラスラ正解なのに、数字を逆から言うのは出来ない。
面白かったのが、野菜の名前を思いつくだけ言ってみてというもの。
母がまず答えたのが「三つ葉」。その次が「百合根」。
(マイナーというかマニアックというか。茶碗蒸しでも作るつもりかしらん)
ねぎ、玉ねぎ、しろ菜、菊菜、しいたけ、ブロッコリー、、、、たくさん言えたけど、
ジャガイモやトマト、キャベツなどのメジャーなものは出てこない。
そのあと母は血液検査に行き、残った家族が問診を受ける。
いつ頃異変に気付いたか、今困っていることは何かetc.
Dr.が言うにはおそらくアルツハイマー型認知症だろうと。
数年かけて徐々に進行していて、本人もわかっているだろうが、
上手く取り繕うから一緒に住んでいなければ周りはなかなか気づかない。
気づく頃には相当進んでいる段階だという。
そういえば、テレビのアンテナ線引っこ抜いたり、お風呂場で踏み洗いして転んだり、
ここ2,3年の不思議行動も認知症の兆しだったのかもしれない。
昼食をはさんで、もっと詳しい認知機能検査と脳のMRI検査を受けて終了。
2級障害者なので、これだけの検査を受けても会計は500円である。
結果は9月中旬ごろに。
そのあとはどうなるのか、どうしたらいいのか。
弟夫婦と私の3人が付き添った。
「このごろ何でもよく忘れるから、いっぺんちゃんと診てもらおか」
弟によると、全然抵抗することなくすんなりと母はOK したそうである。
もう、何を診てもらうのかもわかっていないのかも。
医者に行くのだということはわかったようで、
保険証やら医療証やらを引っ張り出して、別のところに入れてあった。
母なりに準備をしたつもりなのだろう。
予め、これまでの母の暮らしぶりや現状などをまとめたメモを病院に渡してあったが
初診のDr.はちゃんと目を通してくれたようだ。
気さくな感じのDr. 挨拶をしてさっそく問診が始まる。
「今日は何しにここに来ましたか。体調はいかがですか。よく眠れてますか?」
から始まった。
あとはいわゆる長谷川式スケール。
(一般社団法人老年医学会「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」)
付き添いの3人も興味津々で、心の中でやってみる。
なかなか難しい質問もありドキッとする。
(3人とも明日は我が身^^;)
「何歳ですか?」の質問に答えられず、
「昭和3年生まれです」と答える母(合ってるけど)。
引き算はスラスラ正解なのに、数字を逆から言うのは出来ない。
面白かったのが、野菜の名前を思いつくだけ言ってみてというもの。
母がまず答えたのが「三つ葉」。その次が「百合根」。
(マイナーというかマニアックというか。茶碗蒸しでも作るつもりかしらん)
ねぎ、玉ねぎ、しろ菜、菊菜、しいたけ、ブロッコリー、、、、たくさん言えたけど、
ジャガイモやトマト、キャベツなどのメジャーなものは出てこない。
そのあと母は血液検査に行き、残った家族が問診を受ける。
いつ頃異変に気付いたか、今困っていることは何かetc.
Dr.が言うにはおそらくアルツハイマー型認知症だろうと。
数年かけて徐々に進行していて、本人もわかっているだろうが、
上手く取り繕うから一緒に住んでいなければ周りはなかなか気づかない。
気づく頃には相当進んでいる段階だという。
そういえば、テレビのアンテナ線引っこ抜いたり、お風呂場で踏み洗いして転んだり、
ここ2,3年の不思議行動も認知症の兆しだったのかもしれない。
昼食をはさんで、もっと詳しい認知機能検査と脳のMRI検査を受けて終了。
2級障害者なので、これだけの検査を受けても会計は500円である。
結果は9月中旬ごろに。
そのあとはどうなるのか、どうしたらいいのか。
本人も意外と自覚があるんでしょうね。
とりあえずはよかったですね。😉
結果を聞いて、あとはいろんな人とお話して、今後のことを決めていくという流れですね。
最初の大きな山は越えましたよ。
😽
こんばんは。
少し前は「絶対行かへん!」と言っていたのに、意外でした。
この頃は薬の飲み忘れも多くなり、ちゃんと3食食べているのかも怪しくなりました。
問題行動がないだけでもまだいい方ですが、
今後どうなっていくのか、不安です。
デイの日数を増やしたり、デイの前後は母宅に泊まって一緒にゴハンを食べたりして、
見守る時間を増やしていかないと、と思うものの
ストレスなくそれが出来るかと言うとまた別問題で^^;
ご家族も不安でしょうが、ご本人も不安なのではないでしょうか。
これからどうお母さんの生活を支えていくのか考えないといけないのですね。
うちと違い近くに弟さんご夫婦もおられるから心強いですね。
母の末妹はケアハウスからほぽ強制的にグループホームに入居しましたが、
おだやかな毎日を送っているようです。
たまに母が電話すると「私は認知症じゃありません」と言っています(笑)
でも「ここは快適だからあなたもどう」と誘われるるようです。
認知症の人は顔を忘れることはあっても声は忘れないらしいです。
過日、NHKで「ようこそ認知症世界へ」という番組をしていました。
「認知症世界の歩き方」という本をベースに制作されていたのですが、
こういう風に感じているのかと知ることができました。
こんにちは。
>近くに弟さんご夫婦もおられるから心強いですね。
ほんとに、もし一人で対処しないといけなかったらと思うと心強いです。
またこの辺りは各種医療機関も揃っているので助かります。
物忘れ外来も母宅から車で数分で行けるし、千里NT 近辺で大概のことは完結します。
母の生活をどう支えるか。
最近ちょっと母も軟化したのか、
「出来る」と言い張ることが減ったような気がしています。諦めたのか、開き直ったのか?
素直に「出来ない」と助けを求めてくれる方がお互いラクですもんね。
>過日、NHKで「ようこそ認知症世界へ」という番組をしていました。
見逃してます^^;
レビー小体型認知症の人にはモノがこう見えている、
というのはニュースの中だったかで見たことがありますが。
「認知症世界の歩き方」、5月に図書館で予約したのにまだ順番が来ません。
今見たらあと3番でした。
わが父の場合はアルツハイマーの典型のようでしたから
身内としては心身ともにかなり "折れ" ましたが...。
つい先日旅立った義母(94)の死亡診断書の死因欄に「認知症」と。
わが父は「老衰」と記されていましたから ビックリしました。
義母に歳相応の認知症状はありましたが、死因が認知症とは...。
周りが手こづることもない穏やかな晩年でしたけどねぇ。
"長谷川式" を考案された長谷川和夫医師。
NHKで「認知症の第一人者が認知症になった」とルポで紹介され
私もブログに「優しみの...悲愴」として記しました(2020.1.19)
病気ではありますが 専門医にして防ぎ得ない認知症。
しかし考えようでは「長生き」の勲章でもあります。
我が百歳の母も「認知症」ながら、矍鑠!としています。
矍鑠すぎて少々手こずりますが...。
ともあれ 診断が良い結果であること
そして 診断結果にかかわらず 診断は診断として
お母さまが お母さまらしくお元気でありますよう 心よりお祈りします。
こんにちは。
お義母様のこと、お悔やみ申し上げます。
何かと慌ただしく心が落ち着かない日々でありましょうに、
コメントをありがとうございます。
母の場合は受け答えもきちんと出来、(目は片方見えてないけれど)身体的にはパッと見、普通ですので、
なかなか認知症とは認知されないようです。
でもしばらく話すとだんだんおかしさに気づきます。
この頃はガスコンロを使った形跡もありません。火の不始末の心配がないのはいいですが。
台ふきんは乾いてカラカラ、包丁も使った形跡なく、洗ってない食器が流しにそのまま、
どころか食器棚に収納されていることも^^;
台所のことは何十年と調理片付けなど延々とやってきて
身に沁みついて忘れないことかと思っていましたが、そうでもないようです。
こういうことが今後増えていくのだろうと
都度ショックを受けつつも、受け入れなければと思っています。
>死亡診断書の死因欄に「認知症」と。
そもそもよく死因に使われる心不全とか老衰とかは病名ではないですもんね。
認知症も然りと思いますが、その辺の定義はどうなっているのでしょうかね。
コロナ死の定義もそうですが、
高齢になるとさまざまな要因が輻輳して死に至るので、これと特定しづらいのかな。
認知症は脳の細胞が死滅していくので、じゅうぶん死因にはなり得るとは思いますが、
遠因というイメージですね。
長谷川和夫氏のNHK番組は私も見て、書いていました。↓
https://blog.goo.ne.jp/pukariko/e/527d88af012f4ac531d76e6586fb721a