風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

庵原町のころを思い出しながら

2021年05月04日 | さんぽ帳
昨日の散歩は庵原町(いはらちょう)へ。

庵原町に入った途端、みかんの花の香りが濃く漂ってきた。
朝5時45分、庵原町からの富士山。
頭がちょっとだけ見えた。



朝日は昇っているけど、雲がかかって日が薄い。
ほの暗いなかにみかんの白い花が浮かぶ。



庵原球場方面に向かう坂道はなかなかきつい。



前の日も思ったけど、昨日の朝も、なんだか「秋」のように思った。
早朝の肌寒いほどの気温なのか、それとも空を見て、そんな気になってしまうのか。



球場をぐるりと回るように下りの道を行く。



海の向こうに伊豆半島の山並みがよく見える。



球場の斜面に紫色の花が。
蔓性のこの植物、初めて見る。
家に帰ったら調べてみようっと。



新東名高速と国道1号静清バイパスをつなぐ道が新しくできている。
20年ほど前、結婚して3年目からの10年間、庵原に住んでいたことがあるけれど、周囲の変化した景色を前にすると以前の様子がすぐには思い出せない。



かつて住んでいたアパートの場所も新しい道路に。



当時、アパートの駐車場には時々タヌキが現れていた。
ジョギングコースとしていた庵原の高山ではキジを見かけることもあった。
あのときの野生動物たちは今、どこを棲み処としているんだろう。
新しい道路の利便性に私もこれから助けられることもあるんだろうなと思いつつ、ちょっと寂しい気持ちを抱きながら帰り道を歩いた。


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