◎もともと神界であった自分に気づくこと
冥想道手帳〔知的理解の冥想〕の続き
『[神界]
絶対それ自身、完全それ自身。
愛・智慧・力・自由それ自身。
宇宙意識・ニルヴァーナそれ自身。
神界以外に宇宙はない。現象界とか霊界とかは、神界の表現形式にすぎない。
あらゆる生命達が求めて止まぬそのものであるとともに、あらゆる生命達の本来の姿。
冥想が冥想を冥想していること。
もし冥想道に目的があるとすれば、神界とふれ合い・神界と一つになり、もともと神界であった自分に気づくことただそれのみだ。
そしてまた神界のここに
君という神と僕という神とが法楽するドラマが終わったところに
神のドラマが始まる。』
(冥想道手帳 MEDITATION WAY MEMOダンティス・ダイジから引用)
神界とはニルヴァーナのことである。よって、ニルヴァーナの展開したものが現象界とか霊界とかである。だから世間で思っているような神界とは天国という意味ではない。
『君という神と僕という神とが法楽するドラマが終わったところ』とは、天国と地獄の結婚、両性具有のことであり、あらゆる反対の一致が起こり、独存のニルヴァーナが戯れる。