アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ディヤン・スートラの七つの段階-9

2025-01-21 06:26:54 | 冥想アヴァンギャルドneo

◎思考からの自由
(2021-11-22)

思考からの自由は、自分の思考の正しい観察を通して起こる。思考の流れを傍観する。思考が流れて行くのを見守る。
やがて思考と自分は別であることに気づく。自分は思考でなく観照者であることに気づく。

トータルな気づきを以って内側を見つめると思考が止まる。その時行為者と観察者が別だとわかる。だが、そこで考えてはいけない。この観察者を見る人とも呼ぶ。

OSHOバグワンの説明では、
凡人には、思考がある。
瞑想者には、思考と観察の二つが並行する。
覚者には、観察だけがある。思考は死んでいる。
(参照:ディヤン・スートラ―瞑想の道/OSHO P235-242)

自分が思考ではないと気づくなら、思考は死ぬという大胆な分析である。ここは、体験した者だけが語り得る部分。只管打坐でも似たようなことをやっている。浮かんでくる思考を「相手にしない」って。

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