アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

功過格表-1(善行篇)

2022-11-07 06:41:43 | 冥想の準備neo

『善』、行動の冥想-7

◎功過格の実際のやり方:

 

一例:

1.おじいちゃんが死んだのでがっかりしているAさんを慰めなかった(マイナス1点=一悪)。

2.Bさんにひどいこと言われたが、怒らなかった(プラス3点=三善)。

3.ペットの文鳥がごみ箱に入って動けないのを助けた(プラス1点=一善)

 

今日は合計でプラス3点でした。一カ月合計し、年でも合計していく。

 

◎功過格表-1(善行篇)

 

 

功格五十条(謝礼や代価を受けて行った物は除外すること)

(たとえば百善とは一回やると一善の項目百回と同等であるということです。)

 

百善

一人の死を救う

一人の婦女の貞節を全うさせること

子供を溺死させたり、堕胎しようとするのを諭し思い止まらせること

 

五十善

世嗣ぎの絶えるのを継続させてやること (先祖供養の継続)

一人の寄る辺ない人を引き取って養ってやること

一人の無縁者の死骸を埋葬してやること

一人の流浪者を救うこと

 

三十善

一人の者を出家得度させること

一人の無法者を教化して行いを改め善につかせること

一人の無実の罪を明らかにして救ってやること

自分の土地の一か所を無縁者の墓地に提供すること

 

十善

一人の有徳者を推薦し引き挙げてやること

一つの民の害になることを取り除くこと

一冊の世を救う法典を編纂すること

医術等をもって一人の重病人を治してやること

 

五善

一人の訴訟者を諭して思い止まらさせること

人に一つの生命を保ち益す方法を伝えること

生命を保益する書物を1冊編纂すること

医術等をもって一人の軽病者を治すこと

人間に役立つ1家畜の生命を救うこと

 

三善

一の不法な仕打ちを受けても怒らないこと

一つのそしりを受け手も受け流して弁解しないこと

一つの気に入らぬ言葉も甘んじて受けること

一人の打ち懲らしめてやりたいものに対して許してやること

人間に報いることもない一匹の畜生の生命を救う

 

一善

一人の人の善を讃えること

一人の欠点や悪いところをあばき立てないこと

人の非行の一時を諭しとどめること

一人の争いを諭しとめさせること

出かけていって人の病気を治療すること一回

捨ておかれた字一千字(文書のこと)を拾い上げること

饗応に招かれることになって受けないこと1回

一人の飢えを救うこと

死人を留めて一夜の宿を貸してやること

正しい道を説いて教化が一人に及ぶこと

事業を興しその利が一人に及ぶこと

人畜の疲労を世話して回復させること一時

一匹の自然に死んだ鳥類畜類を埋めてやること

一匹の微細な生物の命を救うこと

 

一万円相当が一善に相当する行い (注1.原典では、百銭相当が、一善または一悪に相当することになっているが、ここでは、仮に一万円相当とした。)

道路や橋を修繕すること

河川を通じさせ、井戸を掘って民衆を救うこと

神社仏閣などの聖なる像壇宇や供養などの者を修繕すること (他人に費用を与えてさせた場合には半減して計算する)

人のなくした品物を返すこと

債務を免除すること

人を教化し救うための文書を思考すること

功徳を作って非業に倒れて浮かばれない魂に回向すること

困っている者に恵んで賑わしてやること

倉庫を建て穀物の価格を調節すること

茶薬衣棺一切の物を施すこと

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